虫も動き出しているというのに、冬眠続行でござる。
ども、コバチヨです。
■洋楽しばりで選ぶ!これを聴いたら昭和の気分選手権
面白いことが浮かばないし、面白いことを自分のなけなしの脳みそででっち上げようにもでっち上げになるかどうかさえも相当怪しいのだけれども、なんとなく面白そうだろうということで、でっち上げ企画を立ち上げようと思う。タイトルにもなっている「洋楽しばりで選ぶ!これを聴いたら昭和の気分選手権」です。ルールは以下の通り。
- 日本人アーティストの曲は入れない
- 昭和年間に発表された曲であること
- ジャンル不問
というわけで、コバチヨが「これは昭和だなぁ~」と感じる曲を10曲挙げてみる。
正直、いつも独りぼっちのゴリゴリのテレビっ子だったので、昭和50年代にテレビ番組のBGMで流れていたもの中心なんだけど、それが自分にとって昭和を感じさせる音楽だから仕方がない。
〇BOB JAMES/Take Me To Mardi Gras
Bob James - Take Me To The Mardi Gras (audio) - YouTube
サイモン・アンド・ガーファンクルのカバー曲。
ヒップホップの古典曲ともいえる、RUN DMCの「Peter Piper」のサンプリングネタとして知られる曲だけど、オルガンが奏でるちょい間抜けなメロディーが昭和の学園ドラマで流れそうな雰囲気がプンプンでたまらない。
オリジナルはじんわり聞かせる曲なんだけどな。どうしてこうなった?
〇Instant Funk/I Got My Mind Made Up(You Can Get It Girl)
子供の頃の歌番組や、大勢の芸能人が出演する番組などで流れていたのは、フィラデルフィア・インターナショナルとか、サルソウル・オーケストラといった、大所帯のバンドのインスト曲だったような気がする。70年代って、派手なブラスの曲が沢山作られた時代だと思うのだけど、ディスコの流行はその傾向にとどめを刺した気がするな。シンセサイザーやプログラミング機材の発達によって、一気に省人化が進んだもんな。
〇Fruits Cake/Summer Melody
フルーツケーキの曲は80年代中盤位に、高中正義さんの曲と同じくらい沢山耳にした記憶がある。シャカタクのフォロワー・バンドなんだろうなとは思うのだけど、シャカタクのような24時間ずっと戦ってるような都会派の感じがあんまりしなくて、平日昼間に流れていたテレフォンショッピングのBGMにはもってこいのまったりした感じが良かった。
〇Larry Carlton/Room 335 Long Version
昭和50年代生まれにとって、ラリー・カールトンというと、FOURPLAYのメンバーとか、B'zの松本さんと共演した人という認識がほとんどだと思うんだけど、それよりも上の世代には(フュージョンが流行っていた頃の)新時代のギターヒーローという印象が強いし、実際昭和50年代の中高生向けのラジオ番組のBGMに使われがちだった記憶がある。
〇Jigsaw/Sky High
プロレスラーのミル・マスカラスさんの入場曲。
この曲のイントロを聴くと、なぜだか場がざわついてしまうのは何故なんだろう?
不思議な力のある曲である。この曲が流れて現れるのは、大抵お笑い芸人だった(まごうことなき出オチ!)のも昭和のいい思い出。
〇アルハンブラの思い出
子供の頃、教育テレビで岸田今日子さんが朗読をする番組があったんだけど、岸田さん演じる少年の声はなぜだかいつも悲しげで、寂しそうだったのが記憶に残っている。
そんな岸田さんの朗読にしっくりくるBGMを挙げろと言われたら、真っ先にこの曲を挙げたい。悲しい感じがもっと悲しい感じがしそうじゃないか?世の子供向けの番組は基本的に明るく元気なものが多いけれど、昔は暗い雰囲気のものもたまーにあったな。当時見ていた子供の中には、暗い雰囲気の番組が、ちょっとしたトラウマになっているものもあるだろうけど、楽しいことは永遠に続かないという事を示唆していたのかもしれない。
ちなみに永六輔の「誰かとどこかで」の週1コーナー『七円の詩』のBGMもこの曲だったなぁ~。
この曲が流れていたら、「オールナイトニッポン0で読まれがちな、しょーもない下ネタ投稿さえも、深刻な話として受け取られそう説」どこかでやってほしいよ。
〇Harb Alpart/Tijuana Taxi
ハーブ・アルパートというと、オールナイトニッポンのOP曲である「ビター・スウィート・サンバ」を真っ先に挙げなくちゃいけないのかもしれないけれど、個人的にこの曲の方が昭和感漂っていて好きだ。
軽快なトランペットとマリンバのアンサンブルが印象的な曲だけど、子供の頃は散々聴いたものだけど全然聞かない曲になってしまったな。子供の頃はラジオなんかでよく流れていたのに。
〇サンタナ/哀愁のヨーロッパ
サンタナの代表曲を挙げろと言われたら「哀愁のヨーロッパ」と「ブラック・マジック・ウーマン」と「スムース」に世代によって分かれそうな気がするのだけど、「哀愁のヨーロッパ」を挙げる人は相当年配の人という印象があるし、巷で頻繁に流れていた印象がある。
それと、昭和50年代生まれのヒーローだった志村けんの男女の恋愛模様をネタにしたコントでよく使われていたからというのもあるんだろうな。志村けんのコントの好きな所の1つに、音楽で笑わせるというのがあったな。
〇DAWN/幸せの黄色いリボン
柏原芳江さんの「ハロー・グッバイ」位、昭和を感じさせるポップソングを入れておきたかった次第。 この人たちは一発屋と言われる人たちなんだろうけど、ハッピーな気持ちにさせる曲を1曲というのがいいね。最近の、怒りを前面に出した歌いっぷりで売れた人は死ぬまであの曲を歌う羽目になるから頑張ってほしいね。
〇Earl Klugh/It's In your Heart(It's In Your Smile)
アール・クルーの曲は欠かせないんだよなぁ~。
サブスクで、名盤「Dream Come True」が聴けるようになったのは本当にうれしい。
子供の頃沢山テレビやラジオで流れていた印象があるもんな。