某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

金木犀の匂いで気づく秋もある。

 

ども、コバチヨ です。

 

■2022年9月2回目の近況

 

なんとか暮らしている。

ここ数年で外出の頻度が以前に比べて減ってしまったので、外出のハードルが思いのほか高くなってしまい、おまけに寄る年波で自分が思っている以上の気力の減退も相まって外出の頻度を上げる事も出来なくなってしまい、未来の自分に本当に悪いなと思っている。

今までの自分を作っている大きな要素の1つは、間違いなく”目的もなくフラフラ出歩くこと”だったし、目的もなくフラフラ出歩いたから出会えたモノ・コトたちが今の自分の人生に、ぼんやりとした彩りをもたらしてくれた。

それが、コロナ禍の影響もあって外出の機会も減ってしまい、自分の人生にすっかり生活の彩りというものが無くなってしまった。いつの間にか、日々の習慣以外の事は全然やらなくなって、読書も楽しめるものを好んで読むというよりも、今まで得た知識の復習するような読書ばかりして、本を楽しむというよりも、以前読んだ本の内容をなぞっては、知識がなくなってしまうという不安を落ち着かせる読書ばかりになってしまった。

気が付くと、子供の頃からの積み重ねで維持されていた、自分の、ぼんやりとした生活の彩りがすっかり消えていたというわけだ。

以前の自分が、脈絡もなく様々なモノ・コトを面白いと思えた事が今になってみるととてもかけがえのない事だったのかなと強く思う。

以前の自分のように、脈絡もなく様々なモノ・コトを面白がれるようになれるかわからないけれど、地道に生活を続けるしかない。どう生活を続ければ以前のようになれるのか自分には全然わからないけれども。

 

最近のことというと、外出が思うようにできなくなって相変わらず読書の習慣化に励んでいた。今月は4冊本を読むことが出来た。(時間は沢山あるものの、読書の時間にあてようとする意志が弱すぎて情けないというのが正直な所)

 

今月読んだのは以下の通り

ドナルド・キーン/正岡子規 新潮文庫

 

この本を読んでる最中に、今月岩波文庫から子規の野球に関する文をまとめた本が出るという事を知ったのだけど、買って読んでみようかどうか。日本で野球が普及し始めた最初期の記録なのでとても気になっているんだよなぁ~。

 

 

坪内祐三/慶応三年生まれ七人の旋毛曲り 新潮文庫

 

今は亡き雑誌「鳩よ!」で連載されていたんだよな。(マガジンハウスが文芸雑誌を出していたことがあったんだ)

講談社文芸文庫で復刊したみたいだけど、図書館には以前出ていた新潮文庫版しか開架されていなかったや。

内容は、慶応三年生まれ七人の旋毛曲りの出生から青年期までを描いていて、若くして作家としてのピークを迎える尾崎紅葉、岸田露伴の件りで盛り上げる後半部分が面白かった。宮武外骨南方熊楠夏目漱石のことは別の評伝を当たった方がいいかなぁ~。宮武外骨は掘れば掘るほど面白エピソードがあるもんな。

坪内祐三/後ろ向きで前へ進む 晶文社

 

この本の目玉は作者が学生時代に書いた昭和の評論家・福田恆存氏の評論文が収録されている事に尽きるのだろうけど、この本で記されている事は、福田恆存さん、植草甚一さん、ジャイアント馬場さんらの事を引き合いに時代がガラッと変わる瞬間を作者の視点で具体的に描いているのが良かったな。自分にはかなり難しい内容だったけど。

 

名越康文/良質読書 かんき出版

サクッと読める自己啓発本

読書の本は世の中に数多あるけれど、膝を叩いて”そうだ!そうだ!”と同意できた件りがあって、その件りと偶然にも出会えたことが嬉しくて仕方が無かった。

その件りというのは、1日10ページとか2行しか読み進める事の出来ないようなとても難しい、作者のいう所の「頂」にあるような本を苦しみながら読み進めることを作者が実践しているという件りで、自分も同様の思いから子供の頃から敢えて難しそうな本を時々読むようにしていたし、難しいけれど無茶苦茶面白い本との出会いが何回かあったから、大分老眼進んでいる自分が今でも”読書しなきゃ”という動機につながっているから。

難しい本を読んだ後に読みやすい本を読むと以前よりも少しだけど本の内容を多く汲み取れるようになった気がして嬉しいんだよな。

 

それ以外の事というと、9月25日に茅ケ崎市美術館で開催中の「新版画!版元渡邊庄三郎の挑戦」という展示に行ってきた。

www.chigasaki-museum.jp

明治42年木版画の浮世絵を国内外に販売する渡邊版画店を立ち上げたのが渡辺庄三郎さんで、当時の人気画家・鏑木清方一門らなどを起用し、木版画ならではの技法を駆使した新版画を世に出してブームを起こしたという。

去年から今年にかけて巡回展が行われた川瀬巴水の版画も手掛けており、川瀬巴水の作品もいくつも展示されていた。

展示告知ポスターで使われたイギリスの画家であるチャールズ・W・バートレットの「ホノルル波乗競争」の色鮮やかな版画を間近にみる事が出来て良かった。現代の絵と言っても違和感が無い絵だったんだよなぁ~。

 

とまぁ、最近はそんな感じでした。

雑記

笑顔が、ただにやけてるだけに見えるの。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年9月1回目の近況

 

急に秋になってしまった。

打ち込むことが基本0の自分なので、日々、打ち込むことを探しているんだけど、夏の暑さには到底かなうわけもなく夏の間は読書をしていた。読書と言えるかどうかというと、読書じゃないという代物なのだけど。ただ、自分なりに読書をエンジョイしてるからよしとしよう。自分でそう思わないと何にもできなくなってしまいそうだから。

 

最近読んだ本は2冊。

 

〇前田司郎/ジ、エクストリーム、スキヤキ

 

映画「さかなのこ」の脚本を手掛けた前田司郎さんの小説だ。

前田さん本人の手で映画化もされているみたい。

 

洞口と大学時代の友人だった大川が久々に会ったことから物語が始まる。

物語冒頭、浅草橋から合羽橋商店街、上野駅へと延々歩いて行くお金は無いけれど時間を自由自在に使える人間特有の時間の使い方の描き方がとても良かった。だらしない時間の使い方って、社会人になってしまうとなかなかできないものだし、ある程度慣れていないとできないものなのだけど、この物語の洞口も大川もこなれている。

小説で取り扱うテーマはありきたりのものだけど、物語全体のダラダラとした時間の流れ方こそがこの小説の素晴らしい所なんじゃないか。後半の洞口の追求しようとしている”すごいすき焼き”を作るべく車を走らせるわけだけど、いつのまにか箱根ドライブになっていたり、時間の流れ方がとにかくダラダラしている。大人になっても怠惰な時期を過ごしている人間であれば、この小説で描かれるダラダラした時間の再現性に驚くのではないか?毎日忙しく暮らしている人からすれば腹立たしい小説だということだけは書いておこう。

 

〇ドナル・ドキーン/正岡子規

 

正岡子規の生涯を、本人の文章、子規の弟子たちの回想文などから明らかにしていく。

個人的に印象に残ったのは、11章12章で記されている、病気から来る痛みにどんどん蝕まれていく子規の晩年だ。

最後の随筆「病床六尺」は、痛みに追い詰められる子規の奮闘ぶりを垣間見ることのできる連載で、死の3日前まで書き続けたというし、この連載が生きるよりどころになっていたのだろう。

 

今読んでいる本は1冊。

坪内祐三/慶応三年七人の旋毛曲り

 

大分前に読んだのだけど、ドナルド・キーンの「正岡子規」を読んでいくうちに再読したくなり図書館で借りて読んでいる所。

慶応三年生まれ7人の旋毛曲りたちの青春が描かれる本で、やっぱり面白い。

 

それ以外だと、昨日(9月8日)の「ナイツのザ・ラジオショー」がひどかった。

YOUTUBEで話題になっているというお笑いコンビ・きしたかのがゲストだったのだけど、キレ芸のさじ加減というのは本当に難しいのだなというのをキレる方・たかのさんのキレっぷりを聞いていて思い知らされたわけだ。ずっとキレる芸風は聴いている側としては、ひたすらクレーマーのクレームを聞かされるしんどさがあるからYOUTUBE以外のメディアに出る場合はキレる/キレないの匙加減を早急に会得してほしいもんだ。この放送を聞いてキレ芸でブレイクしたころのカンニング竹山さんってそのあたりの加減が上手かったんだなと思った。

 

最近はそんな感じでした。

雑記

かき氷の役目は終わった気がする。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年8月2回目の近況

 

夏場に眠る際に何を掛けて寝るか?

きっと夏用の上掛け、タオルケットなんかが王道なんだと思うんだけど、ここ1、2年位は掛布団用シーツを掛けて眠っている。

夏用の上掛けやタオルケットも好きなのだけど、身体にまとわりつく感じが苦手でたまたま昼寝でかけ布団用シーツで眠ってみたら丁度いいと思いそのまま夏場眠る際にかけて眠るようになったわけだ。

まぁ、見栄えの問題としてはあんまりよくないから良い子はマネしないほうが良いよ。

 

というわけで最近の近況だけど、家にいる時間が長いのでネット中毒を回避すべく読書をするようにしている。といっても、世の読書家に比べると読むスピードも遅いし、かといって精読しているわけでもないから読書をする振りを自分はしているだけなのかもしれないけれど、今できる精一杯の読書の振りをするしかないからね。

今読んでいるのは3冊あって、そのうち1冊はポール・ウィリスの「ハマータウンの野郎ども」でやっと”第一章生活誌”が読み終わったところ。”第二章分析”をどこまで読めるか分からないけれど読めるところまで読もうかな。きっと教育学部の学生さんや教師志望者が読むと何らかの知見になるんだろうけど、安易な気持ちで読むのはよく無いなと後悔してきた(泣)

 

それ以外の2冊は以下。

ドナルド・キーン/正岡子規

ドナルド・キーンさんによる正岡子規の評伝。

正岡子規について著作や関係者の文章など詳細に調べられているのと、文章一つ一つに丁寧な解説が入っており、とても分かりやすい内容になっているので安心して読み進められる本だ。おまけに活字が大き目でとても文字が見やすいのも良い。今のところ第一章を読み終えたところで今後どんどん辛い状況に追い込まれてゆくのを知っているから自分が耐えられるといいのだけど。

 

小林信彦/コラムの冒険

前回の近況で書いた坪内祐三さんの「人声天語2」を読んで大分時間のたった時評を読むのも面白いものだなと思い、長らく積読になっていた小林信彦さんのこの本を読み始めたら面白くて読み進めている所。

今、平成の時代を振り返ってみると、平成の若者だったのに頻りに昭和を振り返るような野暮ったい若者だったから、坪内さんや小林さんの時評のような昭和と平成を頻繁に行ったり来たりする時評が丁度いい。時代に真正面で向き合う時評もいいとは思うのだけど、時代にまともについていけない人間には息苦しくなる時があるからね。

この「コラムの冒険」で面白かったのは伊東四朗さんのことと映画『レザボア・ドッグス』で一躍有名になったクエンティン・タランティーノさんのことかなぁ。

こんな感じなので令和になっても相変わらず令和と平成と昭和を延々とさまよい続けることになるだろうが、時代がごちゃまぜの時評を書いてくれる人って、今誰かいたっけかなぁ~?

 

それ以外はさっぱり。

楽しいことが1日も早く見つかるといいんだけど、

そこまでは頑張って今を耐え忍ぶぞ。

雑記

ピタッとした服を着るのは諦めた。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年8月1回目の近況

 

毎日暑い。

少し出かけるだけで口の中がカラカラになり、かなわないなと思いながら出先に向かうのだけど、いつもの外出も、年々この時期になると命懸けで出先に向かわざるをえないとなると、いつまで自分はどんどん暑くなる夏の暑さに付き合っていられるのか先が思いやられる。

 

インターネットが出来る環境になってから長い間、ネット中毒だと自覚しているものの、さすがに自分に全く関係のない事や自分に影響があるとしてもさほど影響のない事柄に関するネット記事ばかり読むのも元々底なしの虚しさを抱えているのに、更に虚しさがマシマシになるだけなので、これまた虚しい事になるのかもしれないけれど、読書に没頭する練習をしている。

ただ、読書をしているつもりなんだけど、半分寝てるなと感じる時間もあるから、自分が行っている読書というものが本当の読書かどうかはわからない。きっと死ぬまで本当の読書かどうかわからないまんまなんだろうな。でもそれでいい。

 

最近読み終わった本が2冊、読書中の本が2冊ある。

読み終わった本は

坪内祐三さんの「人声天語2オンリーイエスタデー」と堺屋太一さんの「三人の二代目(上)」だ。

 

今年の初めにブックオフで買った本で、先月の終わりから読み始めたらいつの間にか読み終わっていた。

内容は2009年から2015年までの「月刊文藝春秋」の連載コラムをまとめた本で坪内さんの選んだ偏りのあるトピック(相撲だったり東京の街並みの変化、昭和の有名人のこと等)について記されている時評コラムになっているんだけど、2000年に入ってからの様々な物事の急激な変化に戸惑っている感じが伝わっていて、その戸惑いが今の自分も感じている戸惑いそのものだったので共感する部分が結構あった。

それと、時代の流れだけど時評というと昔は活字で読むものだったのが、最近だとテレビやラジオにも出ているような人のYOUTUBE動画を見るものにいつの間にか変化しており、昭和からの活字の時評が好きだった自分には少し寂しいものがある。

確かにYOUTUBE動画で誰かが話す時評も面白いんだけど、さらっと軽い感想になりがちだから物足りないんだよな。もう少し時代が進むとTiKTOKで身振り手振りだけで時代を考察する若者が現れるのかな?身振り手振りの可能性も時間が進めば進化するのだろうし(かなり投げやり)。

 

 

堺屋太一さんの本は、いつも行く図書館じゃない所で、何回も何回もため息をつきながら1時間以上延々悩んで借りた本。

いつも行く図書館はオヤジ好みのチョイスをしてくれることもあってノンフィクションが結構置いてあるんだけど(実際その図書館の中をうろうろしているのは60歳以上の男性ばかりだ)、この本を借りた図書館は文芸書がとても充実していて新しい作家さんの本も沢山あったんだけど、0から始まる物語の世界に入り込めるかどうか怪しかったので無難な時代小説にしてしまった。

「三人の二代目」は、宇喜田直家の子・宇喜田秀家(八郎)、上杉謙信の子・上杉景勝毛利元就の子・毛利輝元の”三人の二代目”たちが親から家を継ぎ、いかにして家を持続させるかを描く本なんだけど、自分が読んだ上巻では”三人の二代目”たちが親から家を継ぐまでを描いていた。題材は面白いし、ファミリードラマ的な感じもしたので低予算のドラマを量産しているNETFLIXあたりでドラマ化すればいいのにな。

 

それと今読んでいる本は

橋本倫史「ドライブイン探訪」とポール・ウィリス「ハマータウンの野郎ども」だ。

 

ドライブイン探訪」は、全国にある作者が気になったドライブインを複数回訪れて店主らにドライブインの成り立ち、当時と現在の状況などを聞いたルポタージュだった。

ドライブインが沢山出来たのは戦後の高度経済成長とは切っても切れないのだけれど、神奈川県平塚市にある「ペッパーズ・ドライブイン」のような成り行きでドライブインになったお店なんかもあるから面白い。

ただ、その辺にある飲食店と同じでドライブインも基本的に家族経営になるせいか、基本的に消えゆくもので、そんな儚い感じこの本を少し感情移入させるものにしているのかもしれない。

おそらく自分が読んだ今年一番面白かった本になるんだろうな。

 

ポール・ウィリスの「ハマータウンの野郎ども」は、作者たちの側で選んだハマータウン男子校(仮名)に在籍する12人の少年たちに面談や観察をした内容を元に労働階級の男の子たちの生活ぶりを明らかにしていく。

今年の初め位から何回も読んでは挫折しているんだけど、ざっくりでもいいので最後まで読み通せたらいいな。

 

音楽は昔のロックステディなんかを聞いている。

Spotifyでジャッキー・ミットーの「in London」がないか検索したら無かったので手持ちのCDを久々に引っ張り出して聞いたりした。

盟友ローランド・アルフォンソのテナー・サックスの演奏が素晴らしい曲『how soon』がとてもロマンチックで好きなんだ。ローランソ・アルフォンソ名義での「how soon」がSpotifyにあったけど、曲調を少し変えていて「in London」に入っているものには劣る気がしてな。

最近のものだとYOUTUBEに上がっていたLouis Coleのビックバンド編成でのライブ動画が最高で日本に来てくれないかなと願うばかり。

youtu.be

 

最近はそんな感じです。

雑記

旨さとは?

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年7月2回目の近況

 

ふらふらしたいのだけど、どうも気が引けてしまう。

そんなわけで家でじっとしている。

家にいるのだから、ブログをもっと上げればいいのにと思うのだけど、外を出歩かないと書きたいことは浮かばないので仕方ない。

 

先週に図書館に行ったときに面白い本を2冊借りることが出来たので読んでるところ。

 

〇小川さやか/チョンキンマンションのボスは知っている

 

 

坂口恭平/自分の薬を作る

 

 

小川さやかさんの「チョンキンマンションのボスは知っている」は、香港中文大学の研究員として行った実地調査で出会ったタンザニアの中古車のブローカー・カラマの話を中心に、チョンキンマンションにいるタンザニア人コミュニティの実態を描くノンフィクションだ。

内容はフィールドワークで得た事をまとめているものの、カラマの話にかなりページが割かれており、カラマの人間性が面白くて先が気になってしまう。

 

坂口恭平さんの「自分の薬を作る」は、坂口さんが長年行っている”いのっちの電話”をベースにしたワークショップの形式をとっていて、相談者に対する坂口さんの回答が面白い。

中でも「興味がなくなった」、「関心がなくなった」と思った時なら、インプットしたくないからと指摘し、下手でもいいから何かつくってみる(アウトプットする)ことで対処するという考え方は自分では到底思いつかない事だったので驚いたものだ。

デイビッド・ホックニーの画集に書いてあったという

自分に深刻になるな、作品に深刻になれ

という言葉も良かったな。

今の自分に足りないのはきっと、そういう部分だから、より心に刺さった。

 

手持ちの本だと、ハンプター・トンプソン「ヘルズ・エンジェルズ」が佳境に入り、この本の一番の山場の部分を読んでいる所。急にスピードが上がってきた感じ。

 

 

音楽は、なぜか古のブギウギ・ピアノやらロック・ステディなんかを聞いてしまう。

新しいものも聞きたいのだけど、ラップミュージック隆盛の影響なのか、最初から最後までずっと歌いっぱなしの曲ばかりで、カラオケ文化がどんどん衰退しそうで中年としては嘆かわしい。

”歌いやすい曲”から”歌い切るのがしんどい曲”への大きな変化を素直に喜べる中年になりたかったけど、厳しそう。

そんなことを実感したのは星野源「喜劇」。

最後まで歌い切れないわ、転調しょっちゅうだわ、あの曲でカラオケ100点取れる人なんているのか?

 


www.youtube.com

 

それ以外だと、「ストレンジャー・シングス4」を週1で1話ずつ見ているのだけど、お金のかかり具合が今まで以上だし、今回はダスティン達のいるホーキンスとエルやウィルのいるカルフォルニアとホッパーが拘束されているロシア・カムチャッカ半島の3つのシークエンスからどんなふうに一つにまとまっていくのか全然予想もつかなくて次が否応なく楽しみになってしまう。とはいえ、今回は本当にどのシークエンスもハードモードで見ていて辛い場面が多かったりするんだよな。

https://www.netflix.com/jp/title/80057281

 

とまぁ、そんな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

雑記

自由気ままに出歩ける勇気が、なんか足りない。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年7月1回目の近況

 

7月上旬にして、すでにバテている。

熱中症対策で飲むスポーツドリンクの味が毎回美味しく感じられて悩ましい。

一日も早く夏の暑さに慣れてスポーツドリンクが不味く感じるようになりたいもんだ。

スポーツドリンクの味が健康のバロメーターになろうとはね。

 

最近の事で驚いたのは、7月8日に起こった安倍元総理殺害事件だ。

その日もいつものようにラジオを聞いて過ごしていたのだけど、正午前に突如入ったニュース速報の情報内容があまりにも前時代的で、日本ももはや平和な国じゃないのだなと、昭和の始まりのような何が起こってもおかしくない時代に逆戻りしつつあるのかととても怖くなってしまったからだ。

参議院選挙の応援演説をしていた安倍元総理が(犯人の自作の)銃で撃たれるだなんて、明治大正時代ならまだしも、令和の時代で起こってしまったとは、政治の世界とは無縁の自分でもショックな出来事だったわけだ。

こんなことを氷河期世代の自分が書くのもどうかと思うけれど、自分が生きている間はギリギリ平和な日本でいるかと思っていたのに、もはや日本は平和じゃない、そんなに穏やかでもない国ないし、今後本格的に物騒になっていくのかどうか、今回の事件が異例であってほしいと自分は祈るばかり。

 

それ以外だと、暗い出来事でただでさえ気持ちが暗いのも辛いので気をそらすために久々に本屋で雑誌と本を買ってきたのだ。買ってきたのは

〇POPEYE904号 「17歳からの映画案内」

 

ポパイの映画特集は毎回買っていて今回も買ってしまった。

今回は、様々な人に「17歳の頃の自分におすすめする映画」を挙げてもらっている。

連載「ニ十歳のとき、何をしていたか?」は、モデル・タレントのアンミカさんのポートレートと談話がのっているのだけど、この人はいい話の宝庫だな。

〇橋本倫史/ドライブイン探訪 ちくま文庫

5年くらい前に1人で京都に行ったとき、たまたま寄った本屋で「月刊ドライブイン」というジンが売っていて買おうとしていたのをお足があまり無いために泣く泣く諦め、その後単行本としてまとめられていたのにも関わらず本を取り寄せるのも面倒でそのままにしていたらちくま文庫で売っていたので買ってしまった。

表紙のドライブインは神奈川県平塚市にある「PEPPER'S DRIVE INN」。

何度か通りかかることはあったけど、あの場所だけは間違いなく日本じゃない時空を超えたアメリカだ。

 

 

あんまりネットなどで話題にはならないが、本や雑誌も値上げしているのか、ポパイも去年だと税込880円前後で買えたのが最新号では税込920円だったり、文庫も薄めのものでも500円以上出さないと買えなかったりして若い人と活字の本の接点が減りそうなのが心配。ブックオフだとどうしても漫画を手に取ってしまいがちだしな。

 

今回の雑記はそんな感じ。

そうめんばかり食べないようにしようっと。

映画のこと

この数週間の間で、すっかり日焼けしてしまった。

 

ども、コバチヨです。

 

■「ELVIS」を観に行ってきた

wwws.warnerbros.co.jp

 

週末に観た映画「ELVIS」の感想を書いてみる。

エルビス・プレスリーの事を全く知らない人にはネタバレになるかもしれない)

 

エルビス・プレスリーのマネージャーを長年務めたトム・パーカー大佐の語りから映画が始まる。

エルヴィスの目まぐるしい芸能人生を描く場面は、エルビスが活躍した1950、60、70年代当時のような感覚にさせる映像効果を駆使し、怒涛の如く疾走する編集によって描かれるのに対し、トム・パーカー大佐が現れる場面になると急に映画の基調となる映像に戻るという対比があり、トム・ハンクス演じるパーカー大佐の存在感をとても重いものに仕上げていた。

パーカー大佐が長年にわたりエルビスから多大な搾取を繰り返していたことが後半に明らかになるのだが、その部分に関しては本編ではパーカー大佐のセリフに盛り込んでいるだけなのに、中盤までの映画の華やかな映像とは裏腹に時間がたつにつれどんどん悪夢の様に思えてきたから、トム・ハンクスの演技がボディブローのように効いていたのだと思う。

 

音楽シーンは、エルビスの子供時代に覗き見た酒場でのブルースの演奏と教会でのゴスペル合唱を今どきのビートでマッシュアップして聴かせる場面が圧巻だったので必見。

1940年代におけるブルースやゴスペルの持つ悪魔的な人を熱狂させてしまう不思議な力を現代の人にも理解してほしいという意図からのマッシュアップだったんだろうけど、これが本当に凄まじかったんだ。(ちなみにこの場面の音楽はサウンドトラックにははいっていなかった)

 

また、オースティン・バトラーがエルビス・プレスリー役を演じるために2年にわたる訓練で挑んだいくつかの音楽シーンも本当に素晴らしく、それと同じ位ステージの作り込みやカラフルな衣装も見ものでエルビスが歌い踊る場面は見ても聴いても最高だった。

 

個人的にマイナスだったのは、エルビスの芸能人生を描く時の目まぐるしい編集と、本編のスローな時間の流れのギャップがありすぎてついていけなかった時があったこと。

観客を飽きさせないために目まぐるしい編集にしているのはわかるのだけど、音楽シーンなどはもう少し余韻をくれても良かったのではないか。

 

エルビスの音楽が好きな人なら楽しめる筈。

感想おわり。