今年も無理やりやります。
ども、コバチヨです。
■2022年の音楽ベスト10(無理やり)
今年のSPOTIFYの「MY Top Songs2022」の一覧を見てみたら、一番音楽を熱心に聞いていたのが3月と4月だった。
そんなわけで、あんまり音楽ブロガー面はできない。
最近は専ら1950年代から60年代にわたり人気者だったバーニー・ケッセルのギターを聞いてご機嫌になるような音楽が好きなお年寄りみたいな音楽ライフを送っている。
そんな軽薄な音楽ライフを今年も送っていたわけだけど、サブスクが当たり前になった時代の歌謡曲の猛烈な進化だったり、TikTokにおける昔の歌謡曲の発掘作業など、歌謡曲を巡る状況がなんとなくだけど、盛り上がりつつある中、歌謡曲の原点である演歌のコラム連載「北島三郎論」に出くわしたのは今年の一番の個人的収穫だったかな。
とか書きつつ、今年好んで聞いていたものを10作(?)挙げてみようと思う。
ジャンルはバラバラだし、毎年だけどSPOTIFYも困惑する位バラバラなチョイスで音楽を聴いていたのは確か。
というわけで、レッツ!いってみよー!!(順不同)
〇Lucky Kilimanjaro/TOUGHPLAY
今年の3月に沢山聞いたアルバム。
アルバムを全部聞き終わるのが本当にあっという間のまとまりのあるアルバムで、彼らのキャリアの脂が大分乗ってきている感じが聴いていてとても感じられる作品だった。
3曲目の「ZUBUZUBULOVE」はラジオやテレビのBGMでよく使われているよね。
〇宇多田ヒカル/BADモード
アルバムの表題曲「BADモード」は今年本当に何回も聞いたし歌った曲だった。
また10曲目に収録されている10分を超える楽曲「Somewhere Near Maruseiles~マルセイユ辺り~」に圧倒された。とても宇多田ヒカルらしい、ずっと聞いていたくなる中毒性のある楽曲で、共作者のFloating Pointは宇多田ヒカルらしさとボーカルをを前面に出しつつ、気持ちいい音をいくつも繰り出してきていて至福の曲だったなぁ~。
〇羊文学/OOPARTS
アルバム「OUR HOPE」からの1曲。
ホーリー感と轟音と胸騒ぎと青さが同居する音楽を奏でる羊文学というバンドの新しい方向性を示す楽曲なのかな。春に沢山聞いたなぁ~。アルバムもよくて、楽曲の構成がドラマチックでどの曲も聴かせるんだよなぁ~。
〇butasaku/silver ling
シンガソングライター・butajiさんとトラックメイカー・荒井優作さんのアンビエントR&Bユニットなんだそうだ。これも春によく聞いた曲で、楽曲はベタな和製R&Bなんだけど、荒井さんの作るアンビエントなトラックが上手くハマって不思議な神聖感が漂っていたアルバムだったなぁ~。続編があったら聞いてみたい。
〇Yusef Dayes/The Yusef Days Experience Live At Joshua Tree
Yusef Dayesさんは、イギリスのジャズドラマーなんだそうだ。
初秋位にたまたまYouTubeで見つけて繰り返し見ていた動画だったけれど、ミニアルバムとしてリリースもされているみたい。
〇Lizzo/Special
中年殺しもいい加減にしろ状態の最高の踊れるアルバム。
「About Damn Time」は在京ラジオキー局でも、つい最近まで毎日のように聴いていたアメリカAFNでも毎日のようにどこかしらの番組で流れていたので、今年一番聞いた楽曲なんじゃないかといわんばかりに聴いていた曲だったな。とにかく元気なオーラに包まれたアルバム。
〇蓮沼周大・U-zaan/Go Around
作曲家の蓮沼周大さんとタブラ奏者のU-zaanさんとのコラボ作3作目からの1曲。
電子音楽に違和感なくタブラが馴染んでいるのが心地よく、これも春によく聞いていた記憶がある。
〇Mamas Gun/Cure The Jones
イギリスのバンド・ママズガンのアルバムで前作「Golden Days」に続く60年代~70年代のソウルにインスパイアされた楽曲群が並ぶアルバム。1曲1曲聴かせてくれる素敵なアルバム。
〇The 1975/Happiness
秋のとても元気のなかった時に沢山聞いた。
他愛のない、若者の恋愛ソングなんだけど、灰色の日常に色どりを与えてくれた曲で繰り返し聴いていた時期があったなぁ~。アルバムがリリースされて大分立つけど気力が無さ過ぎてこれから聴きます。
〇Julian Lage/View A Room
アメリカのジャズ・ギタリストで秋にこのアルバムをたまたまSPOTIFYにおすすめしてもらい、それから今に至るまで何回も何回も繰り返し聞いている。
本当に元気のない時で、歌詞のある音楽が全然受け付けなかった中、この人のこのアルバムだけは聴けたのでベスト10に入れるしかない。
ジャズギターの素晴らしさを教えてくれたジム・ホール並みに自分の中では偉大なギタリストだったりする。穏やかなんだけど、心が揺さぶられる瞬間が時々あって、そこが好きな理由なんだろうなぁ~。
時点はLouis Cole。夏あたりだっただろうか、たまたまYouTubeでビッグバンド編成の「F it UP」の動画(Sam Wilkesのベース無茶苦茶カッコよかった!)を見てその存在を知ったのだけど、ドラムも上手だしライブも盛り上げ上手でとてつもない才能なんだけど、秋に出た新作を元気が無くてまだ全部聞いていないから。
ほとんど春に聴いたものだけど、最近音楽を聴けるようになってきたので来年はまんべんなく音楽が聴けるようになれたらいいな。
そんなわけで2022の音楽ベスト10でしたー。