某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

店に入る時、検温した時に出た「32.7度、正常体温です。」

 

ども、コバチヨです。

 

検温機よ、死を疑え!

 

■2021年3月1回目の近況

 

緊急事態宣言延長戦だ。

気分は、放課後まで給食の残りと格闘する児童の気分よ。

厄介な食べかけのコッペパンを机の中に突っ込もうかどうかで悩む気分のまんま、あと1週間も過ごすのか、ダメージ大きすぎるよ。

 

最近はというと、やっぱりブルータスのラジオ特集が面白かった。

brutus.jp

 

冒頭の山口晃さんの漫画エッセイは、長年ラジオを聴いている人であれば皆思う事で、子供の頃から聴いているラジオ番組のパーソナリティがこの世を去ってしまったらズドーンと落ち込むし、引きずる事は、ラジオリスナーであれば皆覚悟している事じゃないだろうか?

最近、そんなことをよぎるのは、毒蝮三太夫さん、うつみ宮土利さん、中村メイコさんあたりになるだろうか?それと、創成期のラジオ深夜便の名物アンカーだった加賀美幸子さんもだろうか?あんまり考えたくないことだけど。

過去にも、ラジオ番組を持っていたものの、番組継続中に亡くなられた人もいて、「小沢昭一的こころ」の小沢昭一さん、「土曜ワイド・ラジオTOKYO」の永六輔さん、「ラジオ文学座」の森繁久彌さん、加藤道子さんなんかが、強烈に記憶に残ってるのだけど、晩年の立川談志さんもラジオに出ていた印象があったから、亡くなった時はショックだったなぁ~。(TBSラジオ爆笑問題太田光さんと番組を持っていたんだね)

 

その次に、福山雅治さんと秋元康さんの対談が載っていたのだけど、秋元さんの手掛ける番組「TOKYO SPEAKEASY」って、昔放送されていた「カフェ・アヴァンティ」みたいな感じなのかな?

それと、福山雅治さんが現在「JET STREAM」を担当しているとはびっくりした。自分が知っている「JET STREAM」の機長というと、今は亡き、城達也さんだからだ。ちなみにJALコンソメスープのCMはやってるのかなぁ~?時は流れるよ。

 

それ以外で嬉しかったのは、笑福亭鶴光さんが大きく載っていたこと。

笑福亭鶴光さんの黄金時代というと、今から40年以上昔に担当していた「オールナイトニッポン」になるのだろうが、自分が知ってる鶴光さんのラジオ番組というと「鶴光の噂のゴールデンアワー」になる。

鶴光さんの絶え間ない下ネタ攻勢をバッサバッサと切っていく田中美和子さんの下ネタを制止するやりとりは、ある意味言葉の空中戦を見せられているような感じで、聞いていてくだらないなと思いつつも、なんだか凄いものを聞かせてもらっているという2つの気持ちを抱きながらラジオを聴くという不思議なラジオ体験だった。今期ニッポン放送ナイターオフ期間限定で放送されている「笑福亭鶴光の噂のゴールデンリクエスト」でもその高度なやり取りは健在で、お美和子様の見事な制止に「おおー!」と声が出る事も度々だったりする。二人のやりとりに付き合わされてるニッポン放送アナウンサーの前島花音さんはどんな気持ちで立ち会っているのやらだ。

 

それ以外の記事で気になったのは、アメリカで盛り上がりを見せるポッドキャストの記事。日本でも、アップルがi-tunesの提供を始めて以降、ポッドキャストという言葉がなんとなく広がってきている状態のまんま10年以上経過している感じなのだけど、アメリカのポッドキャストコンテンツは様々で、オーディオドラマや「トゥルークライム」と言われる実際に起こった犯罪を題材に扱ったポッドキャスト番組、ニュース番組のダイジェストなど日常的に聴かれているそうだ。

日本では相変わらず音声アプリのユーザーの掘り起こしが長年の課題で、音声のみのSNSアプリCLUBHOUSEの失速スピードを鑑みると、日本で市民権を得るにはまだまだ時間がかかりそうな気がする。頑張ってほしい。

 

雑誌以外のことで気になったものに、GIGAZINEの記事「なぜ若い頃に聴いた音楽を好むのか」がある。

gigazine.net

 

ラジオの音楽番組も、「あの頃の懐かしポップス」と銘打った昔のヒット曲ばかり流す番組が多いことからしても、納得なのだ。自分が子供の頃から、ビートルズをはじめとする60年代のヒット曲を流す番組なんかがあったけれど、今に至るまでずっと60年代のヒット曲を流す番組はあるもんね。

最近の自分も、若い頃に聴いたソウルミュージックやら、古いジャマイカ音楽をついつい聴いてしまうしね。そのくせ、暗黒の高校時代に直撃した小室哲也さんが手がけた曲や渋谷系は全然聞かなかったり。

浪人時代に小沢健二さんのアルバムを繰り返し繰り返し聞いていたのに、小沢さんが昔、少なからず影響を受けたであろうポール・サイモンを好んで聴いてしまったり、特に渋谷系の音楽に関しては相変わらず距離を置きがちだったりする。

 

そんなわけで、最近SPOTIFYでよく検索している検索ワードは「TROJAN」と「STUDIO ONE」。ジャマイカ音楽が好きな人であれば知らない人がいないレコード会社と音楽レーベルだ。そのなかでもスカやロックステディのコンピレーション盤なんかを延々流してしまう。

とうとうメンバー全員が天に召されてしまったザ・ウェイラーズ(ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラー)のスタジオ・ワン時代やリー・ペリーが手がけていたタフ・ゴング時代の曲を懐かしんで聞いたりした。ボブ・マーリーがクリス・ブラックウェルに見いだされてアイランド・レコードから「Catch The Fire」をリリースしてからの快進撃が注目されがちなんだけど、ザ・ウェイラーズが売れなかった頃の曲が個人的に好きだったりする。

ただ、アイランド・レコード以前のボブ・マーリーのレコードの権利関係は非常に複雑なんだろう、サブスクではあんまりお目にかかれないし、あったとしても編集盤の中に1曲とか、海賊版のような録音状態のひどいものになってしまうのが悲しいところ。CDを引っ張り出さないとダメなんだろうな。

 

それ以外で良かった音楽というと、グソクムズの「街に溶けて」という曲。

サニーデイ・サービスママレイド・ラグと並ぶちょっと昔のシティ・ポップみたいな風情で最近繰り返し聞いている。

open.spotify.com

 

桜が咲いたら、早歩きでお花見するんだ。

高速で桜を愛でるよ(泣)