某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

ラジオのこと

ケットを蹴っ飛ばし、冷え切った体で秋雨前線を迎え撃つ10月。

 

ども、コバチヨです。

 

■フワちゃんを初めて面白いと思った

news.1242.com

 

9月21日から9月26日までニッポン放送で2年ぶりの、オールナイトニッポン・お笑いラジオスターウィークだったので気になったものだけタイムフリーで聞いている。

笑いの沸点が世間の人よりも低い自分なのだ、どれも面白かったけど、9月23日にあった、フワちゃんのしょっぱなから終わりまでハイテンションで押し切った回は、落語の独演会を聞き終わったんじゃないかという、長い噺を聞かされていたんじゃないかという位に圧倒されてしまい、深夜ラジオじゃない何かだったな。フワちゃんのほとんどノープランなのに、なんだかわからないけれど聞き手を楽しい気持ちにさせる不思議な能力はなんなんだろうな。

番組自体は面白かったけれど、1回限りだから良かったのであって、ラジオでは飛び道具程度に起用してほしいもんだ。フワちゃんは大勢にまぎれてなんぼだし、ピンで何かやらせると高いテンションで高速で面白いことをまくしたてて得体のしれない感じが増幅しつづける本当に恐ろしいコなのだな。基本的にフワちゃん1人しか登場しないというYOUTUBEチャンネルやSNSを毎回チェックしているファンで構成される”フワギャル”というのは、異次元のお笑い求道者か何かなのかもしれない。フワちゃんがピンで1時間30分話すのは到底もたないと判断したのか、トンツカタン・森本さんを後半に投入していたけれど、フワちゃん1人で最後までやってほしかったな。フワちゃんの醸し出す明るい雰囲気を、森本さんが悉く拒絶してる感じが個人的に冷めちゃったや。

 

9月22日のコント村は、20年くらい昔にバナナマンがやっていた「スネークマンショー21」を彷彿するものがあって、緩いしゃべりだけが売りのニッポン放送じゃない、別のラジオ局(特にTOKYO-FM!!!!!!)の人に見つかってほしいと思う。それにしても、オークラさんと組んで番組を制作するとか、コント村の野望がどんどん達成されつつあってコント国がおぼろげに見えてきたぞ!それにしても、ハナコ・岡部さんが出てくるコントがいちいち面白いの何なんだよ!それとハナコ・菊田さんの持て余されている感じ!

 

個人的に一番深夜ラジオらしいなと思ったのは9月24日のオズワイルドで、伊藤さんがよくメディアに出てくるからなんとなくキャラクターがわかるのだけど、畠中さんの取り上げる話題の独特さや不思議なトークにすっかり引き込まれてしまったし、通常の芸人さんであれば、なんとか爪痕を残そうとしていろいろあがくところを、まるで何年も放送されているラジオ番組の通常回みたいな雰囲気で淡々と進行する感じがとても良かった。各々のルームシェア仲間の話も面白く、畠中さんのルームメイトが畠中さんの話に付き合ってくれる優しい人たちで本当によかったよ。

 

他にも漫才サミット(ナイツ・中川家サンドウィッチマン)なんかも聞いたけれど、ナイツ・塙さんの引っ掻き回すトークも込みで至極安定したトークで平和だった。ただ、みんな家族のいる人たちだから平日昼間がしっくりきちゃうかな。深夜向きじゃないメンツだという事がよく分かった。