某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

トレーナーとチノパンでいいならそれでいい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年になっていた

 

2023年はもう、以前の様に頑張れない年だから、頑張らずに楽しくやるつもりだ。

ただ、何を楽しくやればいいのか分からないので、今も続けている音楽を聴いたり読書の練習を続けつつ、新しい何かに出くわす機会を自分のペースで増やせたらなと思っている。

 

そういえば、秋に突如喰らった体調不良の影響で集中力が大幅に無くなってしまったのでガッツリ読書というわけも行かず、いつも行ってる書店でなんとなしにクロスワードパズルの雑誌と数独の本を買ってぼちぼち解いている。以前の自分なら見向きもしなかったクロスワードパズルや数独だけど、体調不良で色んなものを失った自分にはそれらを1問解いただけで結構疲れてしまう位結構キツい遊びへとすっかり変わってしまって自分でもびっくりしている。

とはいえ、読書は続けないとできなくなるので、今の自分でも読み進められそうな本を1冊買って置いてある。都築響一さんの「圏外編集者」だ。

 

 

都築さんは、平成のサブカル界隈の中でも、特に”偏愛”の部分にクローズアップした書籍を出して、書籍に登場する人たちの偏愛するものを通してそれらの人たちの人間臭さみたいなものをあぶりだしてみたり、日常の世界においてすっかり日常に馴染んでしまって地元の人には見向きもされないモノたちをポップなものとして紹介してみたり、自分には無い独特な”目の付けどころ”を提示してくれる編集者で、今も尚その独特な”目の付け所”で気になる事象を取材し続けている。そんな人の自伝に近い聞き書きの本なのでつまらないわけがないのだ。

平成のサブカルというと偏愛の部分がクローズアップされがちだけど、当時のサブカルの人間が愛していたのはコンテンツそのものより、コンテンツが成立していった歴史の部分の方だろうし、コンテンツそのものよりもコンテンツの背景について語りたがる傾向が強かったし、コンテンツの歴史に重点を置いた本も結構出ていたから、『純粋に好き』の部分をポップに(!)前面に押し出す本を出していた都築さんの存在は今思うと相当稀有なものだったと思う。

 

それ以外だと、暖かい寝間着のズボンが大分草臥れてしまったので、大みそかの昨日、久々にユニクロで売れ残りのサイズが全然合っていないものを買って気に入っている。あと50キロ太っても大丈夫なくらい大きなズボンなのだ。だけど、ズボンの丈は丁度であるし、なんたって暖かいし、チェックの色が洒落てるからいいんだ。

 

そんなこと書いてるわけだけど、何卒、今年もよろしくお願いします。