某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

缶コーヒーを飲んで胸焼けするお年頃。

 

ども、コバチヨです。

 

■2021年11月1回目の近況

 

コロナワクチンを無事打ち終わった。

2回とも高熱を出すことは無かったんだけど、注射を打たれた箇所が異様に痛いわ、しびれるわ、注射を打った腕がズドーンとだるくて、年明けに3回目を打つと予告されて今からうろたえているわけだ。かなりの確率で副作用があからさまに出る注射、本当に大嫌い!

コロナの自粛生活に燃え尽きてしまい、先日居酒屋でハイボールを飲みながらから揚げ定食を食べたのだけど、1年以上居酒屋での飲食をしていなかったので感慨ひとしおだった。といっても自分には一緒に暮らす家族以外の親しい人が皆無なので黙食スタイルでの飲食だったのだけど、他の席の人たちはビックリするくらいにぎやかだったように感じられた。とにかくまぁ、久々に旨いから揚げ定食が食べられたのが本当に嬉しかったな。から揚げ定食食べるにしても自分で作るか、スーパーの総菜コーナーでから揚げを買ってきて定食風に仕立てて食べるしかなかったから尚更旨く感じられたのかも。

 

今読んでる本は、海道尊さんのポーラースターシリーズの2巻目「ゲバラ漂流」。

 

 

チェ・ゲバラを主人公にした小説だ。

中南米近現代史の知識のある読者がどれくらいいるのかわからないけれど、知識0でもついていけるように詳しい説明が記されているので中南米近現代史についてなんとなく知りたいというなら読んで損はない本なのかもしれない。アメリカとソ連の冷戦時代真っただ中の頃の話だけあって、第2次世界大戦以降の世界史をざっくり把握していると読むのが楽なのかもしれない。

年を取って強く思うけれど、1950年代のことって、全っ然知らないんだよな。

 

ラジオで面白かったのは「金曜ボイスログ」の11月5日放送回。

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(このリンクには11月5日放送回の動画はアップされてなかった!)

 

この日の特集は「AOR」だった。

この番組の選曲担当の音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんをゲストに迎え、リスナーからのメール紹介やAORのレコードの帯に記された謎のポエム朗読など、小ネタもあって面白かった。臼井ミトンさんとゲストの高橋芳朗さんはAOR後追いして聴いていた世代だと思うのだけど、AORをリアルタイムで聞いていた人と、ミトンさんや自分みたいに完全に後追いで聴いていた人とでは思い入れの仕方が微妙に違っているのが面白かった。番組の構成自体は30代40代の後追い世代に寄せていた気がする。

AORをリアルタイムで聞いていた世代にとってAORは都会的でおしゃれな音楽だったと思うのだけど、自分のような30代40代の完全後追い世代にとっては、AORという音楽ジャンルは90年代or00年代当時、すっかり廃れた音楽ジャンルになっていて、ジャズやフュージョンなどのような一般の人からしたら”マニアックな音楽”として聴かれていたからだ。

現在ではWEBドラマ「YACHT ROCK」がきっかけで10年くらい前に火がついて未CD化のものがCDで販売されたり往年のミュージシャンたちがAORに寄せた楽曲を発表したりしていたけれど、今は落ち着いてしまったかしら?

 

ちなみに田中康夫さんのエッセイ集「ぼくだけの東京ドライブ」はAORのディスクガイドとし良くまとまっていて、タイトルからして若い人向けの本だからなんとなく断捨離したいのに出来ないから相変わらず本棚に置いてある。エッセイ集ということになっているんだろう、80年代前半のバブル前夜の東京のキラキラした感じが読んでいて気恥ずかしくなってくるんだけど、気恥ずかしくなってくる頃に当時の音楽の事をやたら詳しく教えてくれる、始終もやもやしてしまう素敵な本だ。

 

 

それ以外のラジオというと、SPOTIFYポッドキャスト番組「83Lightning Catapult」をぼちぼち聴いている。三四郎の相田さんとアルコアンドピースの酒井さんという”じゃないほう”二人の番組で、なんとなくだけど、物凄く丁度いい。本当だったらニッポン放送あたりで放送していそうな番組なのにSpotify限定のポッドキャストとは惜しい。

83lc.net

 

冒頭のトークがリスナーからの人生相談なのが好き。

 

音楽は新しいものを全然見つけられなくて古いものを聞いてしまいがち。

フランク・オーシャンの大傑作「Blonde」を今頃よく聞いている。

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最近はそんな感じ。