某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

面白い事よ、浮かべ!浮かぶんだ!

 

ども、コバチヨです。

 

■2021年10月2回目の近況

 

関東圏の新規コロナウィルス感染者が日に日に減っているので出かける際にマスクをして出かけるものの、公共施設や小売店の入り口にある消毒をスルーしてしがちで若干油断している。屋内施設に出かける場合は手洗いはこまめにするんだけど、野外施設など、手洗い場のない場所が結構あるから消毒液を持参する位はしないとな。

 

というわけで、最近の色々を書いていく。

少し前になるが、10代目柳家小三治さんが亡くなってしまった。年も年だったし、不謹慎かもしれないが、小三治さんが好きだった人であれば覚悟はしていたことで驚くべきことではなかったのかもしれないけれど、それでも衝撃だったな。

 

www.nikkansports.com

 

自分が落語を聞くようになったきっかけは柳家小三治さんの「宿屋の敵討」と「野ざらし」が無茶苦茶面白かったからだ。噺に入る前のまくらにしても、今考えてみると良く出来たラジオのエピソードトークのようで笑ったな。まくらだけの録音CDもあったんじゃないだろうか?

自分なりに小三治さんの落語の何が面白かったかを思い出してみるんだけど、きっと噺そのものの面白さ、可笑しさのようなものを「ここは笑いどころだぞ」という強調した素振りもなく自然に表現するのが巧みだったこと、緩急の付け方や間の取り方など力が入っている所があんまりわからないように話していたからなのかもしれない。あと江戸弁と断定していいのかわからないんだけど、江戸弁でまくしたてる感じがビシっと決まるのも良かった。あと独演会だと会場の独特の緊張感みたいなものが場所一杯に漂っていてそうは感じられないのかもしれないが、自分が聞いていたのがCDだったのもあるのだろう、音楽のように聴けるのも大好きだった理由なんだ。俺の昭和が消えてゆく。

 

ラジオは、ポッドキャストアプリが乱立している中、ラジオクラウドを使い始めたこともあり「空気階段の踊り場」の過去回をさかのぼって聴いているんだけど、準レギュラーである岡野陽一さん出演回が面白くて仕方がない。世の中に沢山のクズはいて、愛嬌のあるクズと無愛想なクズといるけれど、岡野さんは愛嬌のあるクズの権化のような人なので、クズエピソードがいちいち突き抜けていて笑えるのがいい。先週のアフタートークも散々笑った。岡野さん渾身のクズトークからの岡野さんのデート話のギャップにお腹がよじれそうになってしまった。ラジオ本編のリスナーからの目撃情報もひょっとして本当だったか?

それとSPOTIFYで芸人ラジオアプリ・GERAで放送されている番組の配信が始まったのでぼちぼち聞かないといけない。YOUTUBEにもラジオ番組がいろいろあるし、ラジオは廃れるというけれど、ラジオはどんどん拡張してるってことだよな。昔のような限られた選択肢の中で面白いものを見出す作業から、沢山ある面白いものの中から飛び切り面白いものを見出す作業という過酷さよ。

 

本は、相変わらず吉川英治の「三国志(三)」を読み進めている。

若い頃は小説を読むことが楽しいことだと思えたけど、年を取ってからの登場人物の多い小説はしんどい。名前が覚えられないし、脳内で人間関係図を書いていくんだけど、主人公から全然登場人物が増えやしないし、感動的なエピソードなんかもいくつかあったわりに読んでるときに全然感動しないんだ。記憶力と感受性が絶望的に無いのは割と深刻だ。

 

ネットをぐるぐる見て回って最近ブックマークしたサイトは「POPEYE WEB」だ。

popeyemagazine.jp

 

広告の見せ方が美しい。

出稿してくれるブランドさんに感謝。

広告タイアップ記事もあるけれど、そんなに気にならない。

内容は雑誌の記事からの転載とWEBオリジナル記事とあって充実してるんだけど、このサイトで最高なのは日替わりのTODOリストがあるってことだ。

TODOリストにある項目が中年の自分にイチイチ刺さってくるんだよな。

それと止まらないラジオ愛を前面に出していくスタイル最高だよ。

 

 

というわけで、明日はどこかに行きたいなー。