某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

携帯ラジオから流れる音って、なんであんなに郷愁を感じるのだろう?

 

ども、コバチヨです。

 

■2019年11月1回目の近況

 

なんとか暮らしている。

自分を盛り上げるのは、自分しかいないということは、子供の頃からわかっているはずなのに、なかなか自分ひとりでは盛り上げられなくて手こずっているところだけど、もうじき寒い冬がやってくるし、来年の春以降に持ち越し。一人で好き勝手に動ける時期はいつも限られているのだ。

 

というわけで、10月の良かったこととかモノを振り返っていこうと思うのだけど、家族に教えてもらった月イチで放送されているというNHK-FM「ディスカバー・マイケル」の”スリラー”の回が良かった。

西寺郷太さんが1時間、マイケル・ジャクソンのアルバムを1枚ずつ、熱いながらも、詳しく話してくれる番組だ。

数年前からRod Tempersonさんの作曲した楽曲が気になっているのだけど、Rod Tempersonさんの代表作は間違いなく、マイケルの『スリラー』だと思うからなぁ~。Rod Tempersonさんの書いたヒット曲は他にも沢山あって、ジョージ・ベンソンの『Give Me A Night』なんかもある(!)。

ちなみに、このアルバムには、あいみょんビートルズのアルバムを聴くきっかけになったと「ポパイ」で話していたポール・マッカートニーとの共演作『The Girls Is Mine』も収録されているんだよな。*1

 

ちなみに今月(2019年11月)の「ディスカバー・マイケル」は”BAD”について3日と10日と2回にわたり放送されるそう。

www4.nhk.or.jp

 

あと、10月というとラジオのスペシャルウィークがあったのだけど、あんまりチェックできなかった。「高田文夫ラジオビバリー昼ズ」に空気階段が出てたのに、聞き逃してしまったのは、本当に落ち込んだ。ここ数年ずっとだけど、空気階段がジワジワ浸透してきていて嬉しい。

昨日のナイツと清水ミチ子さんの日のゲストは、平野レミさんということで、生で聞くW平野レミは本当ににぎやかで、本人のほうが本当ににぎやかで騒がしいんだということがわかり、衝撃だったな。

さかなクンさんといい、平野レミさんといい、最初からキャラクター造形が完成している人って、ただ、いつも話しているエピソードだとしてもなぜだか面白いと思えるのはなぜなんだろうか?何年も繰り返されるエピソードトークを無意識に笑い待ちしてる自分がいるのかもしれないけれども。

 

www.1242.com

 

他にも、11月5日放送の「伊集院光のらじおと」のゲストがダンカンさんで、ビートたけしさんの物まね芸人がよくやる「ダンカン、コノヤロー!」というセリフは、松村邦洋さんがビートたけしさんに教えたものだという件が面白かったなー。芸人だからできることなんだろうな。

www.tbsradio.jp

 

 

音楽で個人的に良かったのが3枚。

 ジャンルは、バラバラ。

 

〇Kamaal Williamsの「DJ Kicks EP」

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今時のジャズ。夜の感じが漂う楽曲ばかり。過去にリリースされたアルバム、シングル、どいつもこいつも紳士的なカッコよさが漂っているのがいい。

ジャズは、時代時代のビートをいかに演奏で打ちのめしすことができるかというビートとの格闘の歴史なのだと、20年超聴き続けて最近気づくことができたのだけど、気づくのが遅すぎるし、そのあたりに音楽リスナー万年初心者たる理由があるんだろうけど、やっと気づかせてくれたのがKamaal Williamsなんだ。

 

Official髭男dism/Traveler

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今年らしい曲が、年々わからなくて、ラジオやネットで公開される「J-pop年間ベスト100」をチェックしてやっとその年の潮流がわかるという、どう頑張っても時代遅れ音楽リスナーなのだけど、Official髭男dismだけは、”これぞ2019年のJ-popだ”とわかるもので、このアルバムが配信されるや否や、繰り返し聴いている。自分の聴きたいJ-pop全部乗せだから否応なく聞かされてしまうというのが正解なのかもしれない。

さわやかで、汗臭くて、かっこよくて、かっこ悪くて、切なくて、楽しいやつを全部乗っけられたら最高かよってなるよ、そりゃあー。

今年の春に出たフィロソフィーのダンスのアルバム「エクセルシオール」にも通じるのだけど、全員野球感が半端なく伝わってきて最後まで聞いていくうちに、なぜだか泣けてくるあたりもたまらない。

 

〇Kamaal & Smaak/Plesure Centre

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チャラさとゆるさ爆発で気に入っている。ジャケットも、ちょうどいい。

 

とまぁ、こんな感じです。

どんどん寒くなっていくのだけど、それなりにやっていくしかないのさ。

 

 

*1:きっと90年代後半生まれの人にとって、ビートルズとは、自分の世代で言うところの、ポール・アンカとか、フランク・シナトラみたいなものなのだろうな。