某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

脂は旨い

代謝の悪さは諦めている。

もう若くもないし、地獄の門まで一直線だし。

 

ども、コバチヨです。

 

■脂は旨い

年を取って良かったことなんかあんまり無いし、油断をしていると体に悪い事ばかり覚えていくばかりだったりするのだけど、ここ数年本当に酷い。だけど、家族でも何でもない誰かに命の危険を突き付けられるまでは恐らくやめられやしない。食事を自力でまともに取れる時間なんか、そんなに無いし、わがままはなるべく通したいものなんだ。

ここ数年、ほんのちょっとだけだけど、収入の増えた分を全部肉に変えては貪り食らう生活をしている。といっても、外食チェーンや旨い飲食店に貢いでいるというわけでもなく、グラム100~200円位のオーストラリア産やらアメリカ産のステーキ肉を買ってみたりだとか、グラム89~98円国産の豚肩ロースの塊肉、グラム89円の鶏もも肉なんかを買って帰り、食べやすい大きさに切ってフライパンで焼いて食べるだけなのだけど、今まで脂の少ない肉ばかりストイックに食べてきたから全然脂の旨さがわからないまま生きてきたのだけど、脂の旨さが去年あたりから分かるようになってきた。

長い間、贅沢だと思っていた、目いっぱいのスライスされた豚バラ肉を野菜とともに鍋で食べるよりも、塊を買ってきて角煮にした方が脂のジューシーさをより一層感じられることもわかったし、豚バラ肉をザックリと切って八角と醤油などで煮て作る魯肉飯のたれをビシャビシャになるまでご飯にかけて食べた時の、脂を楽しむ感じなんかも最高だもんな。

鶏もも肉を切って塩と酒を入れてもみ込んといで、フライパンで焼いたのも脂のジューシーさがダイレクトに伝わって大好きだけど、もっと好きなのは、鶏もも肉の皮を弱火でジワジワ焼いてカリカリに焼いたやつ。皮を焼いた後に大量の脂が出るのだけど、それを入れて作るスープだとか、具沢山田舎そばのツユなんか、鶏の油の旨味が野菜やツユにしみこんでいて満足感が半端ない。

沢山脂の浮いているラーメンも以前はあんまりそそられなかったのだけど、脂の沢山浮いているラーメンが今では尊いなと思うようになってきたし。

自力で食べられる時間は意外に短いもんさ、限りある時間を使って脂を楽もうぜ。