某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

2023年2月1回目の近況

冬の寒さに連日連敗。

ども、コバチヨです。

 

■2023年2月1回目の近況

 

寒さに完膚なきまでに負けては冷たい布団にくるまって敗北宣言をする日々が続くけど、なんとか暮らしているし、なんとか暮らしていける状況に在る事に感謝している。

 

今月から(ある意味)習い事に通うことになり、毎週休まず通えるか戦々恐々なんだけれど、なんとか魔の3月(5週もある)を超えて通い続けられたらと思うのだけど、どうなることやらだ。物事を始めるのは決心が要ったけれど、決めてしまえばやるしかないからさ。

それと、梅を見に湯河原と曽我梅林にも行ってきたのだ。

寒空の下、あんまり咲いていなかったけれど最寄りの農協や即売所で売ってる袋一杯に入っている柑橘類が買えたのでよしとしよう。中でも今の時期のレモンはとても美味しいし、レモンサワーが好きな人であればレモンを絞ってレモンサワーを作るべきなのだ。

 

最近読んでいる本は2冊。どっちも苦戦中。苦しいがなんとか完走したい。

そんな難しいけれど面白そうな本。

 

●山田邦明/日本の歴史 第8巻 戦国の活力

序盤は、足利氏と細川氏を、後半はまだ読み進められていないが北条氏を軸に戦国時代を追っていく内容らしく、読めば違った戦国時代の風景を眺められるのかなとは思う。

織田信長のド派手な感じばかりが印象的なんだけど、皆が皆血気盛んで派手だったのが戦国時代なんだという感じは読んでいて伝わってくる。

 

鹿島茂/神田神保街書肆街考

 

800ページ近くある大作。

幕末から現代にいたるまでの神田神保町について残された文献をもとに眺めてみようという本だ。やっと第1章まで読み終えたけど、もしかしたら神保町が本の街じゃない別の街になっていた可能性が明治時代にあった事を初めて知って驚いたわけだ。他にも細かな神保町トリビアが沢山出てくる。秋葉原の入り口的存在の万世橋の位置も昔は現在の場所よりも上流にあったとか、知らない事ばかりで読んでいてい楽しい。

 

音楽はというと、去年リリースされた柴田聡子さんの「ぼちぼち銀河」が良くて繰り返し聴いている所。

 

ぼちぼち銀河

ぼちぼち銀河

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一番好きなのは「雑感」で、『霧の中をありえないような速さで行く』という歌詞はなんとなく霧がもうもうと立ち込める箱根新道が浮かんでしまった。

フォークがベースにあるんだろうけど、ラップミュージック的アプローチで作られた楽曲がいくつかあって、「雑感」、「サイレント・ホーリー・マッドネス」、「ぼちぼち銀河」なんかがそんな感じ。他の曲もアレンジが絶妙だったりして個人的に出くわしてとても嬉しくなってしまったアルバムだったわけだ。

 

それ以外というと、今頃すぎるのだけど駄菓子の詰め合わせによく入っている「もろこし輪太郎」という菓子にハマっている。

 

子供の頃に頻繁に食べていたのだけど、ローソン100で売っているのを買って食べたらナニコレ旨いじゃないのとハマっているというわけだ。

大人なのでまとめ買いもいいんだろうけど、駄菓子の詰め合わせに入っている小さいほうがなんだか好き。大袋もあっという間に食べてしまうけれども。

 

最近はそんな感じなのです。

たべたいからたべるの記

寒すぎてどこにもいけない。

 

ども、コバチヨです。

 

■昔から変わって無さそうなアソートクッキーへの郷愁

 

たまにスーパーで買い物する時、なんとなく見てしまうのがクッキーコーナーだ。

 

クッキーも、今どきのイチゴや抹茶、ピスタチオなどの若い人の心を揺さぶる食材を用いたクッキーが陳列されがちだけど、昔からクッキーの製造方法も、包装も何も変えていないんだろうなというクッキーに出会うと嬉しくなってしまう。

アソートクッキーの袋なんか、母親が家庭訪問や、誰かが訪問する時くらいしか買ってこない位、滅多にお目にかかれないこともあったからなのか年を大分取った今でも特別感が感じられてしまうからなのかもしれない。

先日も、くたびれた顔してスーパーをうろうろしていると昔から何も変えていなさそうなクッキーアソート袋をみつけてしまい衝動買いしてしまった。クッキーにもいろんなパッケージの包装形式があるけれど、シンプルに透明な袋に入ったアソートクッキーが好きなのだ。

下の写真のクッキーは、東京の小さな製菓会社で作られたものなんだそうで、よく何も変えずにここまで販売してきたなと思ったわけだ。スーパーのPOSデータをもとになされる商品管理は週刊少年ジャンプの人気投票システム並みに残酷らしいからだ。

ちなみに、このアソートのクッキーはバター味・ミルク味の2種類があるというが、食べてみても砂糖の味以外あんまり感じられなかった。自分が味音痴すぎるのだろうか?

 

買ってきたクッキー

 

個人的には、横浜は戸塚にある宝ビスケットのクッキーアソート・ニューハイミックスが好きなんだけど、”塩バタかまん”が人気なのか、なかなかお目にかかれないでいる。あれこそが子供の頃の味だというのに、時代は残酷なのである。

通販もしているというが、1人で15袋も食べられないし、途方に暮れる。

 

缶入りのアソートクッキーもあるけれど、あれにはそんなに関心は無い。

美味しいものが多いけれど、パッケージがほとんど同じでワクワク感が感じられないというのが理由だ。個別パッケージのデザインのバラバラな感じが透明の袋から見ることが出来て楽しいからやっぱり袋入りが好きだ。

 

最近見てるYOUTUBEのこと

あの岡田さんが、1週間の配信停止を食らったって?

 

ども、コバチヨです。

 

■最近見てるYOUTUBEのこと

 

チャンネル登録者数100人位のチャンネルなんかおすすめされそうにない自分なので、大体銀の盾を貰ってるような人のYOUTUBEチャンネルばかりを見てしまう。

 

●フィルムエストTV

その中でも、最近特に夢中になっているのがフィルムエストTVのYOUTUBEチャンネルなのだ。このYOUTUBEチャンネルでは、いくつかの昭和に放送されていたという設定の架空の番組が存在しており、その中でも夜の時間帯に放送されていたという設定の「リアルナイトかんさい」が大好きだ。特にリポーターの秋ちゃんが登場すると喜んでしまう位のハマり具合。

秋ちゃんは、「リアルナイトかんさい」ではおちゃらけたキャラのデキるリポーターとして登場し、時には報道記者として取材活動も行う多忙を極める人物という設定らしいのだけど、あまりにも秋ちゃんが昭和のテレビリポーター然としているので、実際は令和のいち青年であるだなんて信じられないわけだ。

毒蝮三太夫ことマムちゃん、文化放送の寺ちゃん、ニッポン放送の上ちゃんと個人的三大○○ちゃんがいるわけだけど、三大○○ちゃんに紛れてもそん色ない程にKTC(架空のテレビ局)の秋ちゃんの存在が急上昇なわけだ。

 

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以前から当時の照明の当て方をし、古い機材で撮影してアップするという手法はなされているけれど、フィルムエストの動画の一つ一つは令和の時代であることをチラつかせつつ、スタジオからの司会者やアシスタントらしき人達のコメントも流れるんだけど、当時のBGMやテロップ、芸能人の声色、話し方等もかなり忠実に再現しており、手の込み具合が凄まじいものがあるのも好きになってしまう理由だったりするわけだ。

チャンネルの主である人が番組の手書きテロップを作っているみたいで、昔テレビ東京で東京タワーから生中継していたテレビ番組「おはようスタジオ」みたいな映像作って欲しい気もする。秋ちゃん、東京にいるっていうしさ。東京タワーの前で架空の番組のオープニングトークしてほしいもんだ。

また、このチャンネルの動画の面白いところは、秋ちゃんが架空の人物だというのに、テレビ収録中の秋ちゃんを目撃したというコメントがちらほらあったり、「リアルナイトかんさい」放送当時の思い出が書き込まれている事。

 

●東野VS

 

東野幸治さんのやってるYOUTUBE

芸人さんを数珠つなぎに呼んで話をする動画をアップしているんだけど、ラジオの様に聴くことが出来るのでBGMとしてよく流している。

といっても、東野さんの話の露骨な悪意ある切り出し方(ほめてます)がこのYOUTUBEチャンネルの肝なので、そこらのトーク番組では引き出せない場面も多々あって続けて欲しいチャンネル。それでなくとも芸歴の長さと日々芸人さんのことを調べているのもあって、冒頭から引き付けられてしまう。

おそらくだけど、地上波復帰はまだまだ先になりそうなアンジャッシュ渡部さんの最新の取説を作ったのは間違いなく東野さんのこのチャンネル動画だだろう。渡部さんはABEMAでボチボチ出てきているので、芸人さん何人かとグルメ番組やってほしいな。以前放送されていた「寺門ジモンの取材禁止の店」のスピンオフも面白かったし、グルメリポーターさながらの真面目な食レポしているのに他の芸人さんにイジられてしまう画が面白いって。

 

www.youtube.com

 

最近はそんな感じ。

それ以外だと、インドの屋台での調理風景を流す「今日やばい奴に会った」が再びインドから新作動画をアップしているので良かった。あれ、本当に好きなYOUTUBEチャンネルなんだもの。

 

 

 

神社仏閣という手軽な散歩の目的地

散歩=消費行動という季節は過ぎた。

 

ども、コバチヨです。

 

■神社仏閣という手軽な散歩の目的地

 

公園に行くと家族連れがわんさかいるので、たいてい一人でフラフラしている自分には行きづらい場所へといつのまにかなってしまった。

何者なんだかわからない中年が一人で平日昼間に公園で佇んでいては、浮いてしまってるな、不審者なんじゃないかと周りの人から思われているのではないか、という思い込みが邪魔をして公園から遠ざかっているのだ。実際、公園側も、何者なんだかわからない人間が来れなくなるような対策をしれっと講じているというし、遠ざかるしかなさそうなのだ。何者か分からない中年の居場所はそもそも物凄く少ないものだし、仕方がない。どこの戦力にさえなれない中年なんて、全世代の人間から猛烈に蔑まされてしまいがちだ。

そんなわけで、ふらふらと散歩に行くところが神社だとかお寺といった祈りの場になってしまったのだけど、そういうところには家族連れも、騒がしく忙しなく動き回る子供らも年始と七五三の時期以外、あんまりいないので安心して散歩の目的地に設定することが出来る。

滞在時間もそんなにないし、神社仏閣の近くには大抵バス停があるから疲れたらバスで帰ってしまえばいいんだ。神社仏閣は今や度々出てくる宗教関連の議論の事もあいまってありがたみも大分減ってしまっているものの、相変わらずランドマークとしての機能は城跡と並んで、そこらの地域経済を回しているような会社の社屋よりも絶大なのだ。

 

個人的に好きなのは神奈川県中郡大磯町国府本郷にある相模國総社六所神社という所だ。

goo.gl

 

なんで好んで行ってしまうのかというと、エンドレスリピートで流れる古ぼけた音の「春の海」が聴きたくなる時がたまにあるからだ。おそらくSP盤から起こした音源を流しているのだろう、琴とバイオリンが奏でる「春の海」って、あんまり聴かないからかもしれない。

神社の境内は、由緒正しき、いつ行っても掃き清められて清々しい気持ちでお参りできる神社には違いないのだけれども、それだけなら他にもいくつかあるしそれらは近いから六所神社に行かなくても別に困らないんだけど、あの古ぼけた「春の海」を聴くためについつい散歩して行ってしまうわけだ。

そういう参拝リピーターもいるという事を書きたかったわけだ。

今年の目標

コストコに行くと

なんであんなに気が大きくなってしまうのか?

 

ども、コバチヨです。

 

■今年の目標

毎年毎年、達成できそうにもない目標を書いているわけだけど、別にいいんだ。

何かに所属していれば否応なく規則や目標というものに縛られて生きなくちゃいけないんだけど、自分も何かに所属はしてることに違いないのだけど、ありがたいことに緩やかな規則や目標をうっすらと与えられて生きているので、なんでもいいから明確な目標というものを自分に課さなくては、だらけ切った生活を送るんじゃないかという危機感から毎年達成できそうもない目標を書いているだけなのだ。

というわけで、いくつか今年の目標を挙げていこうと思う。

 

●文春オンライン、ダイヤモンドオンライン、東洋経済オンラインからの誘惑から積極的に逃れる

世の中には、どうでもいいことを教えてくれるニュースサイトが沢山存在しているんだけど、それらのどうでもいいニュースに埋もれて、近い将来出版される面白い本の連載なんかがweb上にアップされていたりするわけだから、文芸系の出版社が運営しているwebサイトをチェックするようにしたいのだ。

あの、毎日見たくもない著者の近影だとか、煽り文が本当に煽りすぎてどうでもいいinstagramの画像が入り込む余地なんか無いような、画面を文字でびっしり埋め尽くされていて、何度も何度もスクロールしてもなかなか終わらないweb連載記事ね。あれに慣れないと未来の読書習慣にどう慣れろといわんばかりのせっかくの機会を逃してどうしろというんだというね、そういう所に重点を置いてwebの文章を読んでいこうかと思っているわけだ。

 

確かに、無駄な情報が生活にそこそこ色どりを与えてくれるという側面は否めないけれども、有り余る無駄に囲まれて身動き取れなくなるよりは、ある程度削って、自分が欲している無駄を得たいんだよ。自分が欲している無駄にたどり着くのが昔に比べてなんとなくだけど難しくなってきてしまっているから、本当にどうでもいいことを教えてくれるニュースサイトから積極的に逃げて、それ以外の選択肢にどんどん当たって自分の欲しているwebサイトを見つける時間に充てたいんだ。

 

ちなみに、暇人の自分にとても有意義な情報を教えてくれるのはPOPEYEWEBの”TODOリスト”。

チェックすべきラジオ番組やを結構教えてくれるんだけど、ラジオリスナー歴の長い中年男性の選がちなラジオ番組が多めで心配になってくる。TODOリストにそろそろ東京03のやってるコントとトークのラジオ番組「東京03の好きにさせるかっ」も入ってきそうな気がする。あとNETFLIXのおすすめ映画の当たりの打率が結構高め。

●本を30冊読む

2022年は、10月までに23冊と結構いい線行っていたのに、それ以降が全然だめだったけど、自分では結構楽しく本を読むことが出来た年だったと思う。去年読んだ本で面白かったのは、橋本倫史さんの「ドライブイン探訪」(表紙が平塚にあるドライブイン!)、小林真樹「日本の中のインド亜大陸探訪」、小川さやか「チョンキンマンションのボスは知っている」、ハンプター・トンプソン「ヘルズ・エンジェルス」あたりかなぁ~。ノンフィクションが相変わらず楽しい。数多ある資料を読んでイザベラ・バードの日本での旅程を検証するという形の評伝である金坂清則「イザベラ・バードと日本の旅」も力作だったんだよなぁ。

 

前回の雑記で書いた都築響一さんの「圏外編集者」は雑誌のアルバイトから現在配信しているメルマガ「RoadsideWeekly」までの編集者としての歩みを語り下ろしているんだけど、理解力が非常に乏しい自分でも一気に楽しく読むことが出来た。

昔のメディアは、情報源が乏しくて、自分の足で情報を探し出して提示し、読み手にそれらの情報の是非を問うという形だったけれど、現在のメディアはどっちかというとSNSなどで検索して、最先端にいると思われる人たちの動向を後追いしている状況だから、自分自身がおもしがれる対象を見つけて取材していく都築さんのやり方は今考えると、とても手間のかかったインフルエンサーのやってるSNSの1つの形だったんだよなと思ったりした。

 

 

今年もノンフィクション中心に読んでいくと思うんだけど、去年までの理解力がどこまで戻ってくるのやら。昨日、湘南蔦屋書店で買ってきたのは軽そうなものと重いものの2冊。(無人レジの操作方法がとても難しくて有人のレジに戻してほしいよ)

 

 

 

今年はそんな感じで行こうと思っています。

雑記

トレーナーとチノパンでいいならそれでいい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年になっていた

 

2023年はもう、以前の様に頑張れない年だから、頑張らずに楽しくやるつもりだ。

ただ、何を楽しくやればいいのか分からないので、今も続けている音楽を聴いたり読書の練習を続けつつ、新しい何かに出くわす機会を自分のペースで増やせたらなと思っている。

 

そういえば、秋に突如喰らった体調不良の影響で集中力が大幅に無くなってしまったのでガッツリ読書というわけも行かず、いつも行ってる書店でなんとなしにクロスワードパズルの雑誌と数独の本を買ってぼちぼち解いている。以前の自分なら見向きもしなかったクロスワードパズルや数独だけど、体調不良で色んなものを失った自分にはそれらを1問解いただけで結構疲れてしまう位結構キツい遊びへとすっかり変わってしまって自分でもびっくりしている。

とはいえ、読書は続けないとできなくなるので、今の自分でも読み進められそうな本を1冊買って置いてある。都築響一さんの「圏外編集者」だ。

 

 

都築さんは、平成のサブカル界隈の中でも、特に”偏愛”の部分にクローズアップした書籍を出して、書籍に登場する人たちの偏愛するものを通してそれらの人たちの人間臭さみたいなものをあぶりだしてみたり、日常の世界においてすっかり日常に馴染んでしまって地元の人には見向きもされないモノたちをポップなものとして紹介してみたり、自分には無い独特な”目の付けどころ”を提示してくれる編集者で、今も尚その独特な”目の付け所”で気になる事象を取材し続けている。そんな人の自伝に近い聞き書きの本なのでつまらないわけがないのだ。

平成のサブカルというと偏愛の部分がクローズアップされがちだけど、当時のサブカルの人間が愛していたのはコンテンツそのものより、コンテンツが成立していった歴史の部分の方だろうし、コンテンツそのものよりもコンテンツの背景について語りたがる傾向が強かったし、コンテンツの歴史に重点を置いた本も結構出ていたから、『純粋に好き』の部分をポップに(!)前面に押し出す本を出していた都築さんの存在は今思うと相当稀有なものだったと思う。

 

それ以外だと、暖かい寝間着のズボンが大分草臥れてしまったので、大みそかの昨日、久々にユニクロで売れ残りのサイズが全然合っていないものを買って気に入っている。あと50キロ太っても大丈夫なくらい大きなズボンなのだ。だけど、ズボンの丈は丁度であるし、なんたって暖かいし、チェックの色が洒落てるからいいんだ。

 

そんなこと書いてるわけだけど、何卒、今年もよろしくお願いします。

2022年の音楽ベスト10(無理やり)

今年も無理やりやります。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年の音楽ベスト10(無理やり)

今年のSPOTIFYの「MY Top Songs2022」の一覧を見てみたら、一番音楽を熱心に聞いていたのが3月と4月だった。

そんなわけで、あんまり音楽ブロガー面はできない。

最近は専ら1950年代から60年代にわたり人気者だったバーニー・ケッセルのギターを聞いてご機嫌になるような音楽が好きなお年寄りみたいな音楽ライフを送っている。

そんな軽薄な音楽ライフを今年も送っていたわけだけど、サブスクが当たり前になった時代の歌謡曲の猛烈な進化だったり、TikTokにおける昔の歌謡曲の発掘作業など、歌謡曲を巡る状況がなんとなくだけど、盛り上がりつつある中、歌謡曲の原点である演歌のコラム連載「北島三郎論」に出くわしたのは今年の一番の個人的収穫だったかな。

 

kangaeruhito.jp

 

とか書きつつ、今年好んで聞いていたものを10作(?)挙げてみようと思う。

ジャンルはバラバラだし、毎年だけどSPOTIFYも困惑する位バラバラなチョイスで音楽を聴いていたのは確か。

というわけで、レッツ!いってみよー!!(順不同)

 

〇Lucky Kilimanjaro/TOUGHPLAY

 

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今年の3月に沢山聞いたアルバム。

アルバムを全部聞き終わるのが本当にあっという間のまとまりのあるアルバムで、彼らのキャリアの脂が大分乗ってきている感じが聴いていてとても感じられる作品だった。

3曲目の「ZUBUZUBULOVE」はラジオやテレビのBGMでよく使われているよね。

 

宇多田ヒカル/BADモード

 


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アルバムの表題曲「BADモード」は今年本当に何回も聞いたし歌った曲だった。

また10曲目に収録されている10分を超える楽曲「Somewhere Near Maruseiles~マルセイユ辺り~」に圧倒された。とても宇多田ヒカルらしい、ずっと聞いていたくなる中毒性のある楽曲で、共作者のFloating Pointは宇多田ヒカルらしさとボーカルをを前面に出しつつ、気持ちいい音をいくつも繰り出してきていて至福の曲だったなぁ~。

 

〇羊文学/OOPARTS

 


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アルバム「OUR HOPE」からの1曲。

ホーリー感と轟音と胸騒ぎと青さが同居する音楽を奏でる羊文学というバンドの新しい方向性を示す楽曲なのかな。春に沢山聞いたなぁ~。アルバムもよくて、楽曲の構成がドラマチックでどの曲も聴かせるんだよなぁ~。

 

〇butasaku/silver ling

 


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シンガソングライター・butajiさんとトラックメイカー・荒井優作さんのアンビエントR&Bユニットなんだそうだ。これも春によく聞いた曲で、楽曲はベタな和製R&Bなんだけど、荒井さんの作るアンビエントなトラックが上手くハマって不思議な神聖感が漂っていたアルバムだったなぁ~。続編があったら聞いてみたい。

 

〇Yusef Dayes/The Yusef Days Experience Live At Joshua Tree

 


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Yusef Dayesさんは、イギリスのジャズドラマーなんだそうだ。

初秋位にたまたまYouTubeで見つけて繰り返し見ていた動画だったけれど、ミニアルバムとしてリリースもされているみたい。

 

〇Lizzo/Special

 

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中年殺しもいい加減にしろ状態の最高の踊れるアルバム。

「About Damn Time」は在京ラジオキー局でも、つい最近まで毎日のように聴いていたアメリAFNでも毎日のようにどこかしらの番組で流れていたので、今年一番聞いた楽曲なんじゃないかといわんばかりに聴いていた曲だったな。とにかく元気なオーラに包まれたアルバム。

 

〇蓮沼周大・U-zaan/Go Around

 

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作曲家の蓮沼周大さんとタブラ奏者のU-zaanさんとのコラボ作3作目からの1曲。

電子音楽に違和感なくタブラが馴染んでいるのが心地よく、これも春によく聞いていた記憶がある。

 

〇Mamas Gun/Cure The Jones

 

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イギリスのバンド・ママズガンのアルバムで前作「Golden Days」に続く60年代~70年代のソウルにインスパイアされた楽曲群が並ぶアルバム。1曲1曲聴かせてくれる素敵なアルバム。

 

〇The 1975/Happiness

 

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秋のとても元気のなかった時に沢山聞いた。

他愛のない、若者の恋愛ソングなんだけど、灰色の日常に色どりを与えてくれた曲で繰り返し聴いていた時期があったなぁ~。アルバムがリリースされて大分立つけど気力が無さ過ぎてこれから聴きます。

 

〇Julian Lage/View A Room

 

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アメリカのジャズ・ギタリストで秋にこのアルバムをたまたまSPOTIFYにおすすめしてもらい、それから今に至るまで何回も何回も繰り返し聞いている。

本当に元気のない時で、歌詞のある音楽が全然受け付けなかった中、この人のこのアルバムだけは聴けたのでベスト10に入れるしかない。

ジャズギターの素晴らしさを教えてくれたジム・ホール並みに自分の中では偉大なギタリストだったりする。穏やかなんだけど、心が揺さぶられる瞬間が時々あって、そこが好きな理由なんだろうなぁ~。

 

時点はLouis Cole。夏あたりだっただろうか、たまたまYouTubeでビッグバンド編成の「F it UP」の動画(Sam Wilkesのベース無茶苦茶カッコよかった!)を見てその存在を知ったのだけど、ドラムも上手だしライブも盛り上げ上手でとてつもない才能なんだけど、秋に出た新作を元気が無くてまだ全部聞いていないから。

 

ほとんど春に聴いたものだけど、最近音楽を聴けるようになってきたので来年はまんべんなく音楽が聴けるようになれたらいいな。

 

そんなわけで2022の音楽ベスト10でしたー。