別に素材の味を求めてるってわけじゃない。
ども、コバチヨです。
味の素の味こそが我が味のふるさとよ。
■ミュージックマガジン2019年9月号
巻頭特集は、9月に未発表アルバムがリリースされるマイルス・デイビス。
特集ではマイルスの甥っ子であるヴィンス・ウィルバーン・ジュニアの電話インタビューが掲載されていて、リリースまでの経緯や、叔父さん・マイルスについて話をしていて短めながらも興味深い記事。
そして、創刊50周年記念のランキング企画は「50年のジャズ・アルバム・ベスト100」という事で、ミュージックマガジンじゃないとこんなランキングにならないだろうなというランキングで、楽しいし、いかに自分が古いアルバムばかり聞いてきているかを思い知られるランキングだった。
あと、ランキングの選評でも言っていたけれど、ベスト10のうち、1969年から70年代の作品が8枚も入っているという事実。これはジャズを聴いている人なら、「これなー!!!!!!」と膝を打ったと思う。
自分も、20年位ボチボチジャズのアルバムを聞いてはいるものの、1980年以降のアルバムには全然たどり着けていないし、ジャズというと、巷で目にするおすすめジャズアルバム=モダンジャズ期のアルバムというのが本当にゆるぎないし、その先の時代のアルバムを聞くことのハードルの高さが自分でもなぜだかよくわからないけれど、あべのハルカス以上のような気がするもの。
ただ、1969年以降のジャズというのは、様々な音楽ジャンルに飛び込んでいったという印象があるし、逆に他のジャンルの人気者がジャズのアルバムを出すという事もあったから、異種格闘技マッチの歴史でもあるから、そういう視点で聞いていけば楽しいんのだろうけど、なぜ今まで気づけなかったのか?ぼちぼちランキングの100枚を聞いていこうと思うわけだ。
ちなみに来月号のランキングは「R&Bアルバム・ベスト100」。
このジャンルは、時代時代の社会状況が反映された名盤が多いんだよなー。
物凄いまじめなランキングになりそうなんだよな。
ある意味R&B歴史テスト的な。
それ以外の記事で面白かったのは吉田豪さんの「アイドルマスター」。毎回思うけれど、小さめのスペースながらも、情報量が多いので、スペース増やしてほしいんだ。後半の固有名詞の羅列からして、もっと書きたいことがあるんだろうからなー。まるで、ロックで最後シャウトしまくっているのに、容赦なくフェードアウトして音が切れるようなもどかしさを毎回感じる不思議連載だと思う。
℃-want youさんのインタビューも担当している。(こっちの方が大事)
℃-want you! 1stアルバム『℃-want you!』全曲試聴動画
ジュウ&G・ジェーのインタビューで話題に上がっていた”サイヨー”というタイ国内で聞かれているEDM音楽のことが面白かった。インド音楽でも思ったけれど、EDMの土着化のスピードが本当に早すぎて面白いなと思う。そして、スティルイチミヤのyoungGさんはタイに一時期住んでいたのをインタビューで初めて知った。
ざっくりだけど書きたかった!来月も書けるかな?