某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雪だ!

活気が買えたらいいのに。

 

ども、コバチヨです。

 

■雪だ!

 

自分の住んでいる所は時々天気予報が外れる所だ。

どんなにゲリラ豪雨が降ると予報が出ていても自分の住んでいる所だけ不思議と降らなかったりすることが何回もあったし、そんな時は天気予報を見ないで何も考えず干してしまうのだけど、そんな洗濯物がいつもの感じで佇んでいるわけなんだ。

そんなわけで天気予報が外れる時もあるのだけど、今日は天気予報の通り雪がしんしんと降っている。路面にはだんだんと雪が積もっていき、さっき食材の買い出しに行った際に油断して2回くらい滑ってしまった。滑らない靴で出かけたつもりなのに。年を取って気が付くと雪が怖いものになりつつあるけど、かつては珍しい、嬉しかったものだったんだ。

 

雪の思い出というと、子供時代の頃を思い出す。

雪の中、約1時間位の下校時間から帰った後、手袋もせず、靴はびしょびしょで手足の感覚がほとんどない状態もあいまってハイテンションの状態で家の裏のアイスバーン状態になった10M位のアスファルトの道をスケート場に見立ててスピードスケートごっこをしたりしたな。姉妹と競ったりして、子供の発想って凄いな。登校中に雪で倒れた木の枝があると手で雪を振り払ってみたりなんかもしたな。

あとは父親が薪を割っておもむろにに庭で焚火をし始めて雪の中焚火を長い時間ぼんやり眺めたこともあった。なんで焚火をし始めたのかわからないんだけど焚火というだけで嬉しかったものだ。でっかい筑波山をバックに雪の中焚火して時々会話をした思い出が今思うとかけがえないのないものになっている。

さっき、大雪警報が出てしまったけれどそんなことを思い出してしまったわけだ。

 

2023年12月2回目の近況

年末感。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年12月2回目の近況

年末になってしまった。

毎年やっていた音楽ベスト10も今年はあんまり音楽を聴かな過ぎて書けなかったから「2023年に繰り返し聴いた音楽のこと」としてまとめてみた。

 

kobatiyo.hatenablog.com

 

ちなみに、アルバム単位で聴いたものは5枚くらい。

〇new jeans/get up

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cero/e o

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〇柴田聡子/ぼちぼち銀河

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〇Gabriel da rosa/E' o que casa oferece

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〇Pedro Martins/Ra'DIO MISTe'RIO

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今年は、去年の心身大クラッシュ後のダメージが酷かったため、心身ともに元気が無く、興味関心がとても乏しい状態の時が多かった。そのため繰り返し聴けたのがこの5枚くらいしか無かったんだよな、残念。

中でもceroのアルバムは難しいけれど楽しかったアルバム。

ゆっくりとしたスピードで進む乗り物に乗って様々な景色を見せてくれる感じが良かったのかなと思う。それまでのリズムが効いている身体に訴えかける音楽ではなく聴くという行いにクローズアップしており、とても意欲的なアルバムだと思う。

 

new jeansは若い頃に聴いていた90年代~00年代頭の音楽トレンドに則ったおしゃれなんだけど可愛い音楽がツボでまんまとハマってしまい、彼女たちがカムバックした時に韓国のテレビ局がYOUTUBEでアップした動画をたくさん見たりしたな。夏場に無茶苦茶聴いていたら、世界で上位1%位のリスナーになってしまっていた。

 

柴田聡子さんの楽曲は今どきの音楽を柴田さん流に見事に消化されているのと、歌詞がツボだったのでハマってしまったかな。

 

他の2枚はSpotifyのおすすめで聴いていたアルバム。

 

来年は今年よりも心身が元気になっていること、もっと音楽をどん欲に聴ける気力がわいていると良いのだけどな。どうなんだろうな。

 

それ以外の事というと、古川日出夫訳の「平家物語」が分冊化されて文庫化しているのを書店で見かけたので頑張って読んでいるところ。

 

吉川英治の「三国志」も読み進めなくちゃいけないんだけど、同時並行は厳しそう。

 

散歩を派手にかましたいのだけど、気力があんまり無くて猫以下になりがちなのを来年は何とかしたいんだよな。

 

まぁ、前向きに暮らして行けたらと思います。

よい、お年を!

ダイソーで売られていたまねき猫



2023年に繰り返し聴いた音楽のこと

ベスト10を選ぶほど新しい音楽聞けなかったよ。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年に繰り返し聴いた10曲の音楽のこと

年末になってしまったので今年の個人的音楽のまとめ記事を書いてみようと思う。

今年はガツガツ音楽を沢山聴く時間があったにもかかわらず、Youtubeの面白い動画をみつけては見まくるという事ばかりしていたので、人に教えたい位の素晴らしいグッドミュージックをあんまり見つけられなかった1年でした。大体、自分が素晴らしいという時点で他の沢山の人たちに見つかっている事がザラだった。

とはいえ、何回も何回も繰り返し聴いた音楽に出会えたことは、いつものことだけどとても嬉しい事であるし、音楽リスナーとして至福の瞬間だったりするので音楽を聴いて楽しむという事はまだまだやめられないです。

そんな出遅れがちの自分が選ぶ2023年に繰り返し聴いた音楽を10曲挙げてみようと思う。出遅れがちな自分なので2023年にリリースされたものもあれば遠い昔にリリースされたものもあるのでそれはご容赦ください。

Spotifyにおいて世界で1%に入る位最も聞いたNewJeansの曲は抜きです。

Bibio/S.O.L-Alan Braxe Edit


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2023年にリリースされた楽曲だけど、70年代にリリースされたと言われても違和感のない楽曲なんじゃないかな。

Taste of honeyの「Boogie oogie oogie」のような中毒性がある。

 

〇Greg Spero,Irbin Pierce,Jeff Parker/Sizzle Reel


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Jeff Parkerのギターが良くて繰り返し聴いた。

冷静なようで熱さのある感じの曲が自分は結構好きでこの曲もツボでした。

 

〇Men I Trust/Sugar


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ポップソングとして良く出来た曲だと思う。

 

〇んoon/Freeway


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長谷川白紙のカバーから知った曲。

FMヨコハマでかかりがちな曲(勝手な決めつけw)なんだけど、リリース当時かかっただろうか?

ハープと何気にブイブイいわせるベースが好きです。

 

〇The Jones Girls/This Feeling’s Killing Me

youtu.be

 

TBSラジオ「City Chill Club」の橋本徹さん選曲の回で流れていてすかさず登録した曲。

フリーソウルとカフェ・アプレミディと回を分けて選曲していたけれど、懐かしすぎて沢山お気に入り登録したのを思い出す。

青春時代に聴いた楽曲は年をとっても気になってしまうんだよな。

 

〇Gabriel de Rosa/Jasmin Parte 1


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昔のボサノヴァのアルバムと思われてもおかしくないんだけど、今年リリースされたアルバムなんだよな。うだるような夏の直前に繰り返し繰り返し聴いた。

そういえばこのアルバムに打楽器で参加していたアジムスのIvan Contiが今年亡くなってしまったんだよな。訃報があった時物凄いショックだったのを思い出した。アジムスの音は間違いなくIvan Contiだったんだもん。

 

〇羊文学、蓮沼執太フィル/マヨイガ Phil Rework

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淡々とした疾走感ある原曲を蓮沼周大がビッグバンド編成でアレンジしなおした楽曲。

原曲の疾走感はそのままに、劇的なアレンジとなっており、歌詞の力強さがマシマシになっていて個人的に好きでした。

 

〇Pedro Martins/Polos(feat. Chris Fishman & Daryl Jones)


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Pedro MartinsはLAのギタリスト。

カート・ローゼンウィンケルの「Caipi」でフューチャーされたり、サンダーキャットのアルバムの楽曲提供もしていたところでバンド編成のアルバムをリリースして驚いた。

80年代のブラジル音楽をなんとなく彷彿させる人懐こいメロディが良くて沢山聞いた。馬鹿テクなのも好き。

〇imase with Punpee & Toby Fox/Pale Rain


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去年のポカリスウェットCM曲だったんだけど、今年知った。

ビートのカッコよさと言い、imaseの青っぽい歌い方といい、青春していて良かった。

挙げてる動画はCMのメイキング。中島セナが好きなので。

imaseというとリリースは去年だったけれど、「Night Dancer」も今年のシティ・ポップを象徴する曲として印象深かったな。

〇柴田聡子/雑感


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「夕日」とどっちにしようかと思ってこっちにした。

柴田聡子の書く歌詞の摩訶不思議な感じ、曲にビシっとハマるフレーズ、どんな頭の中なのか知りたくなるんだけど、わからないまんまがいいのかもしれないな。

 

雑記

元気な瞬間を大事にしたい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年12月1回目の近況

 

無気力の波に襲われてしまい11月のブログの投稿を休んでしまった。

無気力という奴はおそろしい奴で、奴が本気モードを出すと人を布団から出られなくしてしまうのだ。おまけに無気力になると何時間でも天井を眺められるから恐ろしい。

そんなわけで水前寺清子の「365歩のマーチ」じゃないが3歩進んで2歩下がるといった調子でブログを続けていくしかないわけだ。

それにしても人生における強敵は加齢だけだと思っていたのに、ラスボス中のラスボスである無気力まで加わるとは、なんとも生きづらいものだ。

 

最近のお気に入りは「徳用のキノコの山・たけのこの里」だ。

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歩いて20分位かかるスーパーでしか売っていないんだけど、そのスーパーに行くと必ず買っている位お気に入りだ。

きのこの山」も「たけのこの里」は子供の頃の自分にとって高価な菓子のカテゴリに入っていたので頻繁に食べる機会は無かったのだけど、改めて中年になって食べてみると、少しクドめのミルクチョコレートとビスケットないしクッキーとのバランスがすこぶる良くて噛めば噛むほどおいしくなるのが最高なのだ。なんで今まで気づくことができなかったのだろうか。まぁ、今まで見つけられなくて本当に申し訳ない事をしてしまったというわけだ。

 

本は、夏ごろから集中力が急になくなってしまい読書の練習用に吉川英治の「三国志(四)」を少しずつ読んでいる所。ドラマ版の「パリピ孔明」が面白かったので孔明の事を少しでも知ろうと読んでいるんだけど孔明がなかなか出てこない。頑張って読み進めようと思う。

ドラマ版の「パリピ孔明」は、内容が軽すぎるとか批判もあったかもしれないが、劇中曲のクオリティが全部高くて商業作品として全部通用するような作りになっていたのでライブシーンは観ていて本当に楽しかったし夢中になれた久々のドラマだったので10話で終わったのがとても残念だったな。女王蜂・アヴちゃん演じるマリアディーゼルの曲が本当に感涙ものだったんだよな。

 

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それ以外だと今年沢山聞いた音楽のプレイリストがSpotifyにアップされたのだけど、まとめ動画を見たらどうやら自分は世界で上位1%に入る位New Jeansの楽曲を聴きまくっていた人だったらしい。

今年の7月頃にyoutubeのおすすめにあがっていたNew Jeansの「Super Shy」の懐かしいダンスポップの感じが当時の自分にはとても新鮮で過去の楽曲などの動画を沢山見漁ったりSpotifyで聴きまくったりしていたんだった。今年の夏のあの熱狂が一体何から来ているのか具体的に説明できないのがとても歯がゆいんだけど、若いアイドルの女の子たちがナチュラルに中年リスナーをK-popの沼に引きずり込む様はあっぱれでしたよ。

New JeansがいなかったらK-pop特有のカムバックの楽しみ方とか知ることも無く死んでいたと思うしな。

今年も頑張って2023年の音楽のまとめ書きたいけれど、どう書こうかな?

 

 

秋はおでかけの季節

何着ていいか分からない季節の中に居る。

 

ども、コバチヨです。

 

■秋はおでかけの季節

 

猛烈な暑さが収まり、ようやく秋になった。

先日、家族と一緒に東京に出かけたので書いてみる。

 

なんで東京に行くことになったのかというと、電車での遠出の練習をしたかったからだ。おまけに東京にはコロナ禍の間ずっと行けなかったのでなんとなく行ってみたかったというのもあった。

 

土曜の朝、動きやすい服装に着替えて真っ白なスニーカーを履いて家を出る。東京というとよそいきの服装で出かけたい気もするけれど、どんな服装にせよ東京はとにかく歩くという事を東京に住んでいた時期に散々思い知らされているので構えて動きやすい服装になってしまうのだ。

駅でスイカのチャージを終えると電車に乗り、相模川を越えて多摩川を超えるのなんてコロナ禍前以来ようやく超えられるのだという感慨があった。

東京駅を降りると八重洲口を出て地下街を進んで目指すのはエリック・サウス。東京に行くと最初に行くお店はなんとなくエリック・サウスなのだ。エリック・サウスのカレーは自分にとって南インドカレーの美味しさを教えてくれたお店だし、スパイシーなカレーを食べさせてくれる数少ないお店の1つなのだ。東京には沢山インドカレーの美味しい店があるからインドカレーのお店巡りをしてもいいのかなとは思うのだけど、アクセスの良さからいつもエリック・サウスに行ってしまうのだ。

maps.app.goo.gl

その後、日本橋駅から東西線木場駅まで行き、木場公園を歩く。

この日は江東区区民まつりというイベントが行われていて自治会のテントがずらーっと並んで様々な催しもの、屋台などがあって催し物をはしごする人、屋台の食事を飲食している人などが所々におりコロナ禍以前の賑わい振りを久々に間近に見ることが出来たのだった。

koto-kanko.jp

木場公園を過ぎると東京都現代美術館が見えた。この日のおでかけの目的であるデイヴィッド・ホックニー展を観に行くのだ。

maps.app.goo.gl

デイヴィッド・ホックニー展に行くことになったのは、とにかく絵画を鑑賞したかったから。前の週に平塚美術館で新しい収蔵品の展示を観て絵画鑑賞したいという心に火がついてしまったのだ。

インターネットで色々検索した中でデイヴィッド・ホックニー展の絵が良さそうだったので前知識0で行ってきたら素晴らしかった。芸術がわからない自分にはどんなふうに感想を書いたらいいのかわからないけれど、リズミカルな描写が大きなキャンバスを埋め尽くす感じが良かったかな。あと最近の作品には暗さが無く底抜けの明るさがあってそこも良かったな。草間彌生さんの作品じゃないけれどパワースポットのような元気がもらえる気がした。

展示を見終わった後、半蔵門線清澄白河駅から三越前まで乗り、三越前駅から銀座方面に歩いたのだけど、和菓子屋さんの行列だったり、外国人観光客の話し声なんかだったり、東京の街は賑やかだったな。目的の店を回って東京駅で駅弁を買って電車に乗って帰ってきたけれど楽しかったな。

 

ちなみに買ってきた駅弁は、新青森駅で売っているという「ひとくちだらけ」というお弁当と東北福興弁当。どっちもいろいろ食べられて美味しかった。

tsugaru-sozai.com

foods.jr-cross.co.jp

 

2023年9月2回目の近況

彼岸までに涼しくなることを切実に願う。

 

ども、コバチヨです。

 

■2023年9月2回目の近況

 

相変わらず暑い。

 

先週末の夕方、相模原のマクドナルドの冷房の効いた寒い店内でマックシェイクを飲んだくらい暑さとどんよりとした湿気に参っている。出先で飲み物ではなく、シェイクを飲むなんて相当暑さに参っていないとしないことだから今年の夏がいかに暑く、抵抗のしようのない暑さだったことを物語っているわけだ。

そんなわけで家の中で読書する気力もないし、太陽の照り付ける屋外を日傘をささずにフラフラする忍耐力も無いし、このブログの更新も全然出来なかったわけだ。

といっても、やっと朝晩は涼しくなってきたから、もうじき秋がやってくることが待ち遠しい。八百屋では栗や梨、ぶどうなど秋の食べ物が出回っているものの、昼間の暑さが真夏の暑さだからかなわない。

最近の良かったものと言えば、Netflixで「Everything Everywhere All At Onece」を観たことだ。正直わけがわからなかったけれど、アクションシーンや映像の切り替わりが気持ちよく、ラスト家族が打ち解けるシーンはちょっと泣いてしまった。

 

音楽は、イギリスのシンガーソングライター・Gareth Donkinの「Welcome Home」というコロナのロックダウン中に制作されたアルバムが良かった。初期のジャミロクワイクインシー・ジョーンズが出がけていた頃のマイケル・ジャクソンが好きな人であれば気に入ってくれると思う。

 

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それと、Spotifyのダンス/エレクトロニックのプレイリストシリーズTrack IDsのNu Geneaというイタリアのトラックメイカーの作ったプレイリストが世界のディスコ歌謡曲から選曲をしているのか,少し野暮ったさがあって個人的にハマっている。

 

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それ以外だと、シャインマスカットが安く出回っているので買ってきてしまう。

子供の頃はブドウというと巨峰だったけれど、今はシャインマスカットなんだよね。

時代は変わるもんだ。

 

 

 

 

映画のこと

9月も半ばだというのに室温30度かよ。

 

ども、コバチヨです。

 

■「アステロイドシティ」を観てきた。

 

久々に映画館で映画を観てきた。

前回映画館で観た映画が「RRR」だったのでとても長かったんだけど、今回見てきた「アステロイドシティ」は「男はつらいよ」シリーズの時間の長さとほぼ変わらない105分だった。

駅から離れたショッピングモールの中にある地元の映画館ということで、そんなに観客はいないだろうと思っていたんだけど、湘南界隈でこの映画を上映しているのが地元の映画館だったので結構人が入っていて驚いた。デートムービーとして選んできた人もいたけれど、1人率高めで純粋に映画好きが観に来ているんだろうなという感じだった。

 

内容は1955年に放送された小さな砂漠の街で繰り広げられるテレビドラマとそのドラマの製作の裏側を交互に描いたものだ。

テレビドラマはカラーで撮影され、ドラマ製作の裏側はモノクロで演劇の舞台セットで撮影されており、テレビドラマの本編とドラマ制作の裏側のストーリーはリンクしているのだ。

ちなみに映画のポスターでモノクロで映っている登場人物たちはドラマ製作の裏側を描くパートに出演していた演者たちである。

感想は、宣伝文句の『ウェス史上最高傑作』というのも納得の、ウェス・アンダーソンらしい作品なのに違いないし、ウェス・アンダーソンらしさに自ら積極的にこだわりすぎて意外性があんまり感じられない、よく言えば安定のウェス・アンダーソンの映画だった。それゆえに難しくて本当のところを言うと眠ってしまおうかと思った位。

そんなわけで、ネタバレになるけれど、宇宙人が隕石を盗むシーンが無かったら眠っていただろうなと思う。唯一アニメーションで作られたであろうあのシーンだけでも見られて良かったわけなんだけど。(序盤と終盤に出てきた鳥は操り人形なんだよな)

また、ウェス・アンダーソン映画の特徴でもある枠の中のセットの作りこみはここでも凄くて、主人公・オーギーの滞在していたモーテルの部屋と向かいに滞在していた女優・ミッジの部屋、ダイナーの中などそういう部分は楽しめたな。インテリアが好きな人なら観に行ってもよさそうな気がした。

 

映画を観た後YOUTUBEで感想動画をいくつか見たけど、余程1950年代の映画事情が詳しく無ければ「アステロイドシティ」の本当の面白さには到底気づけないし、映画に詳しくない自分が感想を書くとなるとここまでが限界なのだ。

11月に渋谷でウェス・アンダーソン風の風景写真展が行われるけれど行ってみたいな。

awa2023.jp

 

最後グダグダになったけれど、映画館で映画を観に行ってよかったです。