秋の始まりは、まとわりつく蒸し暑い陽気が終わる頃
ども、コバチヨです。
■今月のポパイ
「風が吹いたらコートを。カフェ・オ・レにはセーターを。」特集
今年の秋冬のファッションの話題を7つ紹介している。
それぞれファッションページと話題にまつわるコラム時々脱線記事とあり、時折にやにやさせられるようになってます。
なんとなくだけど、バブルの終わりからバブル崩壊あたりに流行ったおしゃれの雰囲気がページからなんとなく漂うのだけれども、ファッションは巡りに巡るものだからなぁ~。
個人的には”5 兄貴のチェックジャケットで、一人鮨”の項が楽しかった。
ツイードジャケットをカジュアルに着るヒントを教えてくれるファッションページだったのだけど、ツイードジャケットの下にトラックジャケットだとか、開襟シャツや丸襟Tシャツを合わせていてあんまり首周りにボリュームを持たせないように着ていたのだ。確かに白シャツだとガッチガチに余所行きな感じになるからね。
自分は5の項が楽しかったけど、ファッションを詳しく知る人が選びそうなのは”4 ドレスアップで逢いましょう”の項だと思う。
無駄のない、すとんとした形のセットアップスーツをきっちり着るのがここ数年の流行りだったと思うのだけど、バブル末期あたりに流行った柔らかい素材のセットアップスーツを軽やかに着る時代がまた来るのか、おまけにダブルだぞ、って、頭に浮かんだのはサンドウィッチマンの伊達ちゃんじゃないかー!!
まぁ、なんだかんだ書くけど、今月号を読んだ都内在住の読者は東京會舘かパレスホテルのマロンシャンテリーを食べに行くんだろうな。あの写真はずるい!!
連載ですが、高城さんの対談コーナーのゲストは小沢健二さん。麻布の街についてお話しています。ちなみに、大人の事情なのか、いつもは高城さんとゲストの写真が載るのですが、イラストです。
対談の端々に社会派小沢さんの片鱗が見えるのよね。時は流れる。
坂口恭平さんの「ポパイ大学」は”ハンセン病学”と題して病から回復しても尚、ハンセン病療養施設に暮らす方の談話を載せているんだけど、1ページながら濃い内容でした。
「ボクと後輩」のコーナーはハマケンが登場。
映画「ハチミツとクローバー」の話が面白かかった。映画でギターを弾くシーンがあったらしい。
本当のところは定かではないが、星野源君と間違えてハマケンに出演のオファーが来てたそうで、ギターを弾くシーンでの話がハマケンらしくて良かった。
来月号は「マッスルボーイ。」
それにしても、相変わらずカフェオレという言葉に出くわすとパット・メセニーの「愛のカフェオーレ」という邦題のアルバムタイトルが浮かぶ。(原題は「offramp」)
氷河期世代だけど、バブル時代の洋楽レコードにありがちな、トレンディーな邦題にやたらめたら弱いのだ。トホホ。。。