某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

俺の昭和が消えてゆく

茶碗に山のような飯を盛り、一心にかきこむ。

 

ども、コバチヨです。

 

なんだか、とても悲しい。

 

■俺の昭和が消えてゆく

www.tv-asahi.co.jp

女優の市原悦子さんが亡くなってしまった。

子供の頃に、テレビドラマで様々なおばさん役として活躍していたので、後年、なんとなしに通っていた名画座で見た森繁久彌主演の映画「駅前旅館」(1958年)で野村昭子さん(昭和の2時間ドラマに欠かせなかった名おばさんバイプレイヤーだったな)と一緒にキャーキャー騒ぐ女学生役で出てきた時は驚いたものだ。
市原さんにしろ、野村さんにしろ、若い時期を間違いなく通り過ぎておばさん役を演じていたのだというのに、お二人の若い時期の映像を見て驚くって、どうかしてる。

ただ、自分の思い入れのある市原悦子さんというと、「まんが日本昔ばなし」での語りで、もう一人の語りである常田富士夫さんと共に、独特の世界をつくり上げていたなと中年になって強く思う。
まんが日本昔ばなし」って、今の日本のアニメ番組とは完全に対極にあるもので、主役に全くもって華が無いし(基本的に爺さんと婆さんしか出てこないもんな)、SF要素もあるにはあるけど、民話なので全部神様の仕業という扱いだし、音楽も子供受けそっちのけだったもんな。お囃子が鳴ると思ったら不穏なギターのディストーションが鳴るし、何気に実験性高めだった気がするもんな。正直、癖のひどい素材ばかりなのを、市原さんと常田さんの緩急あるほんわかした語りで丸く収めていたのかもしれない。劇中に出てくる登場人物を二人で担当するんだけど、神様に関しては一貫してふわふわした声だったのか、理由を知りたかったな。(神様の絵もなぜか可愛い系だったし)
まんが日本昔ばなし」で好きだったの、若い娘役の声だったな。無茶苦茶清楚で可愛かったなー。今時のアニメであの清楚さを醸し出す声優さんいるかなー。

 

とにかくまぁ、市原さんのニュースを知って以降、ご飯を炊くと、小さめの茶碗にご飯を山盛りにしては一心にかきこむ日々なのだ。

 

俺の昭和が消えてゆく。

2019年のめあて

軽自動車が追い越し車線を猛スピードで過ぎてゆく、名阪国道の様子を初めて見て、なぜだか「アウトバーン」という言葉が浮かんだ。

 

ども、コバチヨです。

 

今年もよろしくお願いしまーす。

 

■2019年のめあて

2018年は、無気力とかいろんな悪い感情ばかりしか浮かばず、かといって行動を起こそうにも、起こしづらい年だったので、結局ぼんやりするしか無かったんだけど、今年はマイナスからのスタートになるけれど、めあてを設定してチャレンジしてみようと思う。ただ、自分を責めると際限なく責めてしまい、使い物にならなくなるので、できたらラッキー!位のノリでやってみようと思う。

 

●年間30冊本を読む

2018年は、図書館で借りてきた本がほとんどだったものの、20冊読むことができた。どうも自分で本を買う場合は、血肉になりそうなものにしようと無理して分厚いノンフィクションだとか、学術本とか買ってしまうのだけど、無気力な自分には到底内容が入ってこなかったので2018年は諦めてしまった。

そんなわけで簡単に読めそうな本を読んでいたのだけど、phaさんの「持たない幸福論」はハッとさせられた。人生にあんまり意義はないし、刹那刹那で面白いものを面白がって生きたらいいさ的な事がとズバっと書いてあって、今までの自分の人生に対する姿勢をメッタメタに否定されたわけだけど、今までの自分の人生において、何にもできやしなかったし、”コバチヨ”以外の何者にもなれないかったから(実家の家族から何から、どの人の輪にも埋没できなかった)、自分が死ぬまでテキトーな流れに乗って刹那刹那で気ままに生きていいんだと思えたのがよかった。まぁ、phaさんみたく、ネットを介して幅広く人とつながる術も、そこらの人が普通にやってる現実での人付き合いを作り、維持する術も、自分はまるきし持ってないから、軽快にはいかないし、どう頑張っても、しんどさばかりしか見いだせない場面も沢山あるだろうけど、それなりに死ぬまで気ままに生きられたらと思うのだ。

 

 他にも簡単で、スっと入ってくる文章に出くわすことができて読書が楽しかったので今年もゆるい読書に力を入れるつもり。可能であれば骨太の何とかを読めたらいいけど。

 

●ジョギングを再度習慣化する

去年は一回だけマラソン大会に出たものの、ジョギングの習慣をやめてしまったので再び習慣化させようと思う。毎日はしんどいので、週末にだらだら小田原城を目指して時々コンビニに寄りつつ、気ままに走る感じでやりたい。まぁ、小田原城までたどりつくまでに何か月か練習しなくちゃだろうけど、気ままに続けたいもんだ。そのためにはマラソン大会にエントリーしてしまうのが手っ取り早いから、いくつかエントリーしようと思う。

 

年末、何らかの振り返りができたらいいなぁ~。

 

今週のお題「2019年の抱負」

 

雑記

年越しそばは毎年延期。

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年12月の近況

 

相変わらず家にいる時間が多い。

散歩もするのだけど、図書館に寄ることができるという理由だけで市の大きな公園ばかり行ってしまいがちで飽きてきた。公園の周回コースに人が多くいるものだから気疲れして草臥れて帰るのはなんとかしたい。散歩なのに、なんでご老人や近隣中学生に自分は遠慮して歩いてしまうのか?あと、自転車でコースを回る人もいて(こち亀両津勘吉が乗ってる千鳥の如く、ひどく重そうなママチャリ率が異常に高い)、そして電動アシスト自転車でコースを回ってるご老人にいつも思うんだけど、それ、運動の一環でやってるんだろうか?気晴らしであれ!(三四郎・小宮風に)

 

世の中、いろいろあったけど、平成最後の年末というしみじみとした感慨以上に、上沼恵美子さんが凄い芸人だという事を再確認した年末になってしまった衝撃よ!

関東住まいなので、上沼さんの今の仕事ぶりをあんまりしらない割に、それでもいくつか偉業を成し遂げている事を認識している時点でただものじゃないけどな。女二人で歌う歌ランキングというのがあれば、海原千里万里の「大阪ラプソディ」はトップ5位以内には確実に入っているだろうし(「大阪ラプソディ」は本当に歌っていて気持ちいい歌なんだ)、テレ朝のお料理番組というと、自分が子供の頃は「おかずのクッキング」だったけれど(土井義晴さんのお父さんなのだろうか土井勝さんが出演していた)、この20年でテレ朝のお料理番組というと「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」にすっかり変わったのではないか?(20年前に本の問屋でバイトしていたけれど、ムック形式で出たおしゃべりクッキングのレシピ本は物凄い人気があったので覚えている。ちなみに、当時は書籍だと文化出版局から出ていた栗原はるみさんとケンタロウさんのレシピ本が人気だった時期だ)

ただ、子供の頃に見ていた「バラエティ生活笑百科」の相談員役での、世界の富豪もびっくりのセレブ若妻(80年代中盤頃)設定で展開されるトークは、友近やロバート・秋山のなりきり芸の原点といっても大げさじゃないだろうしさ。

上沼さんの事をろくに知らない自分だけど、なぜにここまで書ける不思議。

 

上沼恵美子のおしゃべりクッキング 2019年 01 月号 [雑誌]

上沼恵美子のおしゃべりクッキング 2019年 01 月号 [雑誌]

 

 

音楽については今年も年間音楽ベスト10を書いた。

 

kobatiyo.hatenablog.com

 

ベスト10には入れていないけれど、民謡クルセイダースのアルバムも良かった。東京キューバンボーイズみたいな民謡とラテンを混ぜた音楽に、更にアフリカ、ジャマイカと混ぜていて楽しかった。野外で聴くのがいいんだろうな。

 

エコーズ・オブ・ジャパン

エコーズ・オブ・ジャパン

 

 

本に関しては、小沢昭一さんの「私は河原乞食・考」を久々に再読できた。ただ、先日のクロちゃん騒動(放送は見てなくてニュース記事に記された経緯しか読んでない)で、見世物について掘り下げたくなったので手元にある小沢さんの「日本の放浪芸」、「私のための芸能野史」も読みたくなった。

昔の見世物って、見世物の前に見世物の説明をする口上をする人がいて、その人の口上で人が集まっていたけれど、それをテレビが代わりにやるようになっただけなんだよね。そう考えると50年位前も今も大してやり口は変わってないんだなと思ったんだ。

 

とまぁ、今月はそんな感じです。

 

また、来年!

2018年の音楽ベスト10

眠気に負け続ける年末。

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年の音楽ベスト10

 

今年も性懲りもなく音楽ベスト10やります。

2018年は、ここには挙げていないけど、宇多田ヒカルさんに参った一年だった。世界中で聞かれている音楽(アメリカのR&Bやヒップホップ周辺になるんだろうな)を日本人受けしやすいポップな曲にしてやろうという気概を感じる曲をこれでもかとバシバシリリースし、音楽作家として先を見据えた音楽活動をしている感じが、ラジオとスポティファイ経由ながらもビリビリと伝わってきた。昭和の中村八大さん、筒美京平さんと並ぶ、平成の作曲家として後世に名前を残すなと確信した1年だったんだ。今の30代ならとっくに思っていることにやっと気づくなんて今更過ぎるだろうけどさ。

 

今回はスポティファイにアカウントを作ったこともあって、今年のアルバムを沢山チェックしていたけれど、旧譜も結構聴いていたこともあって、今の気分を切り取るものばかりかというと、完全に自分の今の気分で選んでいるので期待しないでほしい。おまけに世界中の音楽が楽しめるというのに、日本の音楽ばかりなのも情けない。。。

あと、自分が鈍感すぎるのだろうけど、とりわけここ数年は、1970年代前半のシンガーソングライターブームに匹敵する位、若手シンガーソングライターが台頭してきている気がする。その割に新しい人のアルバムを挙げていないのだけども。。。

 

というわけで、レッツいってみよー!

〇Kuruangbin/Con Tedo El Mundo

 

Con Todo El Mundo [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRALN50)

Con Todo El Mundo [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRALN50)

 

 アメリカの3ピースバンド。

たまたま「Friday Morning」のPVをyoutubeで聴いて知ったんだけど、リリース元が有名コンピレーション「late night tales」を出している所だったのだな。とてもふさわしい感じがしたのを覚えている。

タイファンク、ソフトロック、ファンク、ディスコ、サイケデリックロック、ソウル等をベースにした楽曲を演奏していて、あえて録音の音をチープな感じにしているのか、エコーがかったギター演奏と相まって浮遊感があるのがたまらない。


Khruangbin - Evan Finds The Third Room (Official Video)

 

〇Lincoln Orivetti Brazilian Boogie Boss 1974-1984

www.waxpoetics.com

1980年代はワールドミュージックが日本でも大々的に取り上げられた時期だと思ってるんだけど、ブラジル音楽=ボサノヴァというイメージは90年代以降に植え付けられたものだと自分は思っていて、80年代は、ブラジリアンフュージョンやディスコものが全盛だったと思ってる。そんな当時のブラジルのディスコシーンの立役者であるLincoln Olivettiさんが手掛けた楽曲をまとめたミックステープ。自分が子供の頃になんとなく聞いたブラジル音楽が詰まってる。

 

〇Sunset Rollercoaster/Cassa Nova

 

カサ・ノヴァ

カサ・ノヴァ

  • アーティスト: サンセット・ローラーコースター
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 


Sunset Rollercoaster - Cassa Nova (Full Album), 2018

台湾のロックバンド。

今年の1980年代後半のリゾート感ある、逃避系AORアルバム屈指の1枚。

 

Benny Sings/City Merody

 

シティ・メロディ

シティ・メロディ

 

 オランダのシンガー・ソングライターの新作。

捨て曲なしのポップアルバムだった。秋にラジオでぼちぼち聞いた「softly」の可愛い感じが好き。

 

〇Phum Viphrit/ManchildとLover Boy

 

Manchild [国内盤のみボーナストラック1曲収録/歌詞対訳・ライナーノーツつき]

Manchild [国内盤のみボーナストラック1曲収録/歌詞対訳・ライナーノーツつき]

 
Lover Boy

Lover Boy

 

 タイのシンガーソングライターのアルバムとシングル。

「Lover Boy」のPVをyoutubeに執拗におすすめされていたので見てみたら、とてもポップでいい曲だったので繰り返し聴いていた時期があった。後追いで知ったアルバムも沢山聞いた。今月、アフターシックスジャンクションのライブコーナーにも出ていて、弾き語り良かったなー。

 

前野健太/サクラ

 

サクラ

サクラ

 

 


前野健太 "今の時代がいちばんいいよ" (Official Music Video)

 

シンガーソングライターの6枚目のアルバム。

名曲「今の時代がいちばんいいよ」が公式にリリースされたから選ぶしかなかった。

歌の練習をしたのかわからないけれど、歌声に憂いと色気が増ししていて良かったよ。

このアルバムのアレンジにceroの荒内さんが2曲参加しているんだけど、この後に出たceroの新アルバムとのギャップにやられる羽目になるとは思いもよらなかった。

 

〇歌う鎮座Doopness(2018年の)

 

Eutopia

Eutopia

 

 


FNCY - AOI夜(Prod. : G.RINA)  ZEN-LA-ROCK / G.RINA / 鎮座DOPENESS

「歌いまくる勝新太郎」みたいなタイトルなので新しいアルバムなんじゃないかと勘違いされたら本当に申し訳ない。

ぼちぼちチェックしている人のアルバムに結構参加していたので、それらをまとめて1項目として選んだ。他にもフューチャリングでいろいろ参加しているけれど省略。

STUTSさんの新作もとても良かったのだけど、ほかの人がこれでもかと選んでるだろうからいいや。。。(なんて投げやりなんだ)

鎮座さんはラッパーだけど、歌もいい!FNCYのようなパーティー感ある曲をもっとやってほしいな。

 

小袋成彬/分離派の夏

 

分離派の夏

分離派の夏

 

 シンガーソングライターの1作目。

「Lonly one」のような今時のビートに乗って歌う曲もあったけれど、一人きりで聴くのがしっくりくる内向きなアルバムだった。

ラップのようなボリュームの歌詞なのに、歌詞の情報量の多さを感じさせない歌を歌っているあたり、これが新世代のシンガーソングライター最前線なんだろうな。時代は変わるもんだ。

 

 

〇トリプルファイヤー/アルティメットパーティー5のすべて

 

FIRE(通常盤1枚組)[WAVE-04N]

FIRE(通常盤1枚組)[WAVE-04N]

 

 


トリプルファイヤー「アルティメットパーティー5」のすべて

 

4人組ロックバンドのライブ動画。

ボーカル吉田さんのインパクトが凄くて、トリプルファイヤーのカッコよさに気づけなかったのだけど、今年になってやっとカッコよさに気づくことができたので挙げるしかなかった。

ヒップホップを通過した音楽なのか、ニューウェイヴを意識した音楽なのかなんてどっちでもいいが、”なんだかわからないけれどカッコイイ”という体験をもたらしてくれるバンドだろうから、なるべくずっと活動してほしいもんだ。歌詞は正直スポーツ新聞の4コマだったり、シュールな漫画のような世界観だけど、唯一無二感はあの歌詞があってからのものだと勝手に思ってる。

 

cero/Poly Life Multi Soul

 

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

POLY LIFE MULTI SOUL (通常盤)

 

 


cero / 魚の骨 鳥の羽根【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

文句なしの1枚。

ヒントが黒田卓也さんのアルバム「zigzagger」の最後に入ってるボーナストラックだったとは。黒田さんのアルバムもアフリカのリズムを意識したアルバムで、複雑なビートの曲が結構あって手ごわかったのを思い出した(脱線)。

前作は歌が前に出ていたけれど、今作は歌が演奏に埋もれ、楽器の一つのようになっていることもあり、賛否が分かれたアルバムだったかもしれない。歌いたいけど、歌えない、踊れそうで、どうステップを踏んだらいいのかわからない曲も多かったので、最後のタイトルトラックで何にも悩まず踊れる曲が流れてほっとした人もいたんじゃないかなと自分は思ってる。5分36秒あたりのベースのブレイク以降の疾走感ときたら最高だった。

あと、このアルバムを聴いた中年なら皆思っただろうけど、「レテの子」において、山下達郎の「アトムの子」をアフロビートでやるという発想は面白かった。

 

今年買ったもの

ホームセンターは楽しい。

 

ども、コバチヨです。

 

■今年買ったもの

www.amazon.co.jp

 

アマゾンのランキングと全然無縁だというのに、リンクを張ってしまったんだけど、本当は日経MJの2018年ヒット番付のリンクを貼りたかった。でも、有料会員向けの記事でできなかったからアマゾンのリンクを貼ったのさ。

 

買い物のために余裕をもってお金を用意するものの、毎回沢山悩む割に、安物か、見た目論外の質実剛健なものしか買うことができないので自己嫌悪する時もあるけれど、間違いないものをぼちぼち買っていたので幾つか書いてみようと思う。

 

モンベル クラシカルバランスライト40

webshop.montbell.jp

 

普段用には大げさすぎて使えなかった。週一で買い出しする時に使っている。

食材の買い物なんて、両手にビニール袋持って帰ればいいじゃないかという声もあるけれど、重いものの時に手のひらが、アザになったり、内出血になったりという事もありザックを背負って買い物に行くようになったのだけど、2リットルのペットボトルも徳用の肉パックも入るので重宝している。かさばる時も上蓋と本体のアジャスターで調整できるので、つぶれやすい食パンやスナック菓子の事を気にしなくても全然平気。スーパーの買い物かご目一杯に買ってもザック一つで大体完結するのでありがたい。(肩にずっしり来るけど、楽だ)

問題は、何にも入れていないときの見た目問題で、本体部分に荷物を入れないと上蓋が後ろに下がってきてしまう事と女性の服装には全然しっくり来ない事(笑)。

 

■プラス はさみ フィットカットイージーグリップ

 約9年位前に文具屋で買ったコクヨのはさみの柄が割れてしまったので、ホームセンターで買ってきたもの。コクヨのはさみでは牛乳パックさえも力を入れないと切れなかったものの、こっちに変えた途端、力を入れなくてもスムースに綺麗に切ることが出来たのだ。おまけに今回買ったものは右利きも左利きもOKで、今まで指が痛くなっていたのも解消、やっと良いはさみに出会えた。

 

無印良品 短冊形メモ チェックリスト40枚

www.muji.net

 

日常生活の範囲なら、ふせんメモで十分だと甘く見ていた。ただ、実際のところ、肝心な物の買い忘れ、外出時にしなくてはいけない事を忘れて帰るなど失敗があったので無印でみつけたこのメモを購入。書いていくだけで整理されていくので、今のところ買い忘れ、外出時やらないといけない事を忘れる大失敗は無いので買ってよかった。

 

4コマメモもいいなとは思ったのだけど、チェックボックスがあった方が確認しやすい

かなぁ~。www.muji.net

 

■セスキスプレー

 世間では、10年以上前から知られているらしいけど、自分は今年ダイソーで売っているのを見て知った。台所回り掃除で使っているものの、今まで使っていた台所掃除用洗剤よりも落ちている気がする。いろいろ使えるらしいのでボチボチ試してみよう。

 

 

雑記

セーターが欲しい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年11月の雑記

 

日に日に寒くなるにつれ、気力が日に日に落ちていて、外出時に忘れものを取りに行くのに家に戻る事が毎回で、外出がわずらわしくなってきた。まぁ、自分も年々年を取ってんだ、自分を疑ってかからないとダメなのかもしれない。持ち物リストなど作って対策しないといけない。

今月は久々に本を読み終えることが出来て嬉しかった。春日太一さんの「天才勝新太郎」(文春新書)を読んだんだけど、勝新座頭市への尋常じゃない入れ込みように驚いてしまった。自分が知ってる勝新というと、座頭市前夜の「悪名」シリーズなので、今までスルーしていた事を後悔している。

 

天才 勝新太郎 (文春新書)

天才 勝新太郎 (文春新書)

 

 

この本では主にドラマ版「座頭市」シリーズについて記されているんだけど、脚本を書き上げても勝新が却下してしまったり、脚本を覆してくることもあり、ドラマの制作が難航した等具体的に記されており、読んでるこっちも気になってしまうような描かれ方がされていた。晩年は映画でのトラブルもあり、あんまりいい晩年では無かったけれど、東映太秦撮影所の事を描いた「あかんやつら」もそうだけど、勢いのある時期の描写が本当に面白く、興味深く読むことができたのでそれだけで良かった。また、読了後に図書館で「月刊シナリオ」を読んだのだけど、塚本晋也さんが自身の新作映画「斬」のシナリオが掲載されていて、塚本さんの談話も載っているんだけど、印象に残る時代劇にドラマ版「座頭市」を挙げていたんだ。勝プロ制作の映画はカルト的な人気のあるものもあるし、ぼちぼち見られたらと思う。

 

ラジオというと、発作的に前売り券を買い、観に行った「ボヘミアン・ラプソディ」に引きずられてしまったなぁ~。ラジオでもクイーンを取り上げた番組もあったけど、「ジェーン・スー生活は踊る」でやっていた”ジョン・ディーコン作曲集”が良かった。

www.tbsradio.jp

 

それと「高田文夫ラジオビバリー昼ズ」11月5日の回にアナログタロウさんが出演していて、松本明子さんがアシスタントの日という事もあって、アナログさんの得意な80年代アイドルソングを使っての「どうでもいい情報を教えてくれる曲紹介」が楽しかったし、高田先生が話していた裏話も良かったな。玉置宏さんは曲紹介のために丁寧に取材していたのだなー。

 

音楽の方は、クリスマスが近いという事もあって、スポティファイにクリスマスシングルが上がってるんだけど、khruangbinの曲が良かった。

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あと、寒くなると弦楽器の音が聞きたくなるので、棚から高木正勝さんの「tai rei tei rio」を引っ張り出してぼちぼち聴いている。後半は盛り上がるんだけど、前半の寂しい感じが好きなんだ。

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とまぁ、今月はそんな感じです。

 

 

 

 

音楽のこと

ギンビスのアスパラガスデビューしたんですよー。

 

ども、コバチヨです。

 

■平成の終わりと、猛スピードでやってきたハッピー・サッド

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www.tbsradio.jp

 

平成30年にもなっても相変わらず、昭和30~50年代の事ばかり掘り返しているわけだけど、平成の次の年号が決まったとして、自分はそれを受け入れられるのだろうか?中学一年生の時からずっと手元にある地図帳の発行年は昭和64年であるし、平成になり、社会主義国民主化や植民地国家が続々独立し、様々な国の名前が変わってしまったというのに、相変わらず昭和64年(そんな年はないのに)当時の国名でしか、ろくに名前を知らないような自分に、平成の先の事など受け入れられる自信がない。

そんな平成が終わろうとするタイミングで、自分にとって平成の象徴だと思っていたピチカートファイブの事を少し書いてみようと思う。ピチカートファイブが非常に活躍していたのは、間違いなく平成一桁の頃だったと自分では思っているのだけど、バブル崩壊からの不況で、日本の景気がどんどん沈んでいくのと並行して、ピチカートファイブは、明るく憂鬱について歌っていた曲が多く、今思うと物凄く当時の世の中の状況とシンクロしすぎていた気がするからだ。最終的に、ラストアルバム「さえらじゃぽん」では、敢えてゴリゴリの社会時評的な歌を歌って見せていたりもするわけだけど、当時の音楽トレンドのスピード感も織り交ぜた、ラブソングの形式で歌われる、あの明るくも悲しい歌たちは平成という時代をよく映していた気がするのだ。

そう思ったきっかけは、11月16日の「ライムスター宇多丸のアフターシックスジャンクション」の午後7時からのライブコーナーだった。7時の時報と共に「東京は夜の7時」が流れるのを聞いたのだけど、今の40歳前後の人たちによっては、90年代前半に放送されていた伝説の子供番組「ウゴウゴルーガ」のスピンオフで週1で放送されていた「ウゴウゴルーガ2号」のオマージュ*1じゃないか!と突っ込んだ人もいるとは思うんだけど、あのライブコーナーは30分も満たなかったんだけど、上に記したような事を考えさせられた放送だったんだ。

野宮真貴さんの新作アルバムからの曲を4曲披露していたんだけど、シングルリリースされた小林兄弟との「東京は夜の7時」とカップリングの「ハッピーサッド」の演奏は、原曲よりもスピードも速く、ピチカートの楽曲とは真逆の高い体温が感じられる演奏だったけれど、2曲共に、原曲もピチカートの楽曲の中でもアッパーな曲なのに、バンド演奏という事もあって、小西さんの曲の力が、より感じられる最高な演奏だったと思う。

「東京は夜の7時」は、オリジナルが出た時でさえも、めまぐるしい東京を象徴する曲だったのに、更に曲のスピードを上げて、荒々しさが加わっただけで、なんとなくだけど、今の東京の街並みの変化のスピードの速さだとか、当時以上に人でごった返していて街に活気のある感じがしてしっくり来たし、「ハッピーサッド」も、体温低めの歌詞とは真逆のノリノリのファンキーさが熱くて、ピチカートファイブでも上位に上がる熱い曲だと思っているんだけど、それをもっと暑苦しくしてくるあたり、「ハッピーサッド」の歌詞が却って刺さるんだ。恋人と一緒にいても全然盛り上がらない中、レコードに合わせて一人で踊ってしまう寂しさをやけくそ気味に描くって、寂しさ倍増に映るだろうに、かっこ良すぎて、最高すぎるなと思ったんだ。2曲とも歌詞を眺めると、結構重いのに、曲との絶妙なバランス感に改めて痺れてしまったわけだ。

平成最後の年に、今風にアップデートされた明るくも悲しい歌を聴くことができて良かったなと思った次第!

(もっと調べて書き直すかもしれない)

*1:ウゴウゴルーガ2号」も午後7時の時報と共に、「東京の夜は7時」が流れていたのだ!