某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

個人的ベスト2016

今年もやります。

 

ども、コバチヨです。

 

毎年、なるべくアルバム買わないとなーと思ってはいるのだけど、サウンドクラウドとかミックスクラウドのミックステープで満足してしまうんだよなー。i-tunes storeで視聴もしてるんだけど、買いたいなと思うものが人気の商品になりがちで、目新しい人というのは、なかなか見つけられないものだな。

 

ネットは便利だけれども、自分好みの音楽を紹介してくれる人を幾人か見つけて、その人のブログなどチェックするだけでは辛いなと、毎年この時期になると思うのだけど、いい加減、定点観測という意味で音楽雑誌購読しないとだめだろうなー。

ネットだと、過去の記事が検索の上位に上がる事もザラで定点観測にならないんだ。

毎年同じことをボヤいているけれど、来年は音楽雑誌を購読してその効果を報告したいもんだ。

 

というわけで、今年たくさん見た動画&ストリーム音源を10挙ける。

何を聴いていいのかわからない時代なので、正直ごちゃごちゃなのは承知している。

 

〇Sia Feat. Sean Paul/cheap thrills

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ひんやりしたダンスホール・レゲエが好きなのだけど、個人的に今年は豊作の年だった気がする。この曲のリディムは、なんというリディムなんだろうな。

ひんやりした曲とショーン・ポールの組み合わせは個人的にツボ。

 

〇Major Razor feat. Justin Bieber/Cold Water

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演歌歌手・さくらまやちゃんのような芸達者のやたら歌の上手い子供歌手というイメージがあるせいか、ジャスティン・ビーバーには全然興味がなかったんだけど、youtubeでたまたまこの曲を聞いて、見た目も生き様もほとほと痛いものの、いい感じの歌手に成長していて好きになった。生き様がどうしようもなくても、心をひきつける歌が歌える人というだけで好きになるには十分なんだ。

 

〇Young Gun Silver Fox/Emilia

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2015年にリリースされたアルバムからのPVなのだが、このアルバムは、ウエスト・コースト・ロック界隈(そんなもんあるのかどうかわからないけど)で盛り上がったのかなー。個人的にツボでした。

 

〇DJ supermarkt/Mix For  THUMP:L.A.LooftopDisco 2016

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今年の冬、この世の終わりだみたいな、暗澹とした顔をして入ったタワレコでたまたま買ってきたのが「To Slow Too Disco」という編集盤だったんだけど、このCDを買ったことで2016年の音楽傾向を決めてしまうとは思いもよらなかった。

この編集盤の選曲をしているDJ Supermarktさんのミックスは何回も聴いた。

 

〇Aloha Got Sou×Weekend West l/Soul In Hawaii

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今年はこれも沢山聞いたなー。

 

〇Byrne & Barnes/Love You Out Of your mind

http://www.favoriterec.com/2016/04/byrne-barnes-an-eye-for-an-eye-lp-reissue/

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奇跡のアルバムというのはこういうものなのだろうな。

日本だけでリリースされたものの長らく廃盤になっていたのだそうだ。

好きなレーベル・フェイバリット・レコードで再発が出てなかったらこのアルバムの存在を知らないまま終わっていたかもしれない。

これぞ、私のイメージするAORそのものでした。

それにしても、こんなアルバムを日本国内だけで流通させるバブル時代すげー。

 

〇Mayer Hawthorne/Someone Like You

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つくづく、量産の人だなー。

最近もクリスマスミックスをアップしていたじゃないかー。

この曲がクール・アンクルみたいな感じで良かった。

 

〇黒田卓也/Rising son

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夏に出た雑誌・ポパイの「ジャズと落語」特集は結構勉強になった特集で、ブランフォード・マルサリスのプロジェクト、バック・ショット・ル・ファンク(アラフォーのくせに今更過ぎるだろうーと突っ込まれても仕方がないだろうな。。。)も覚えたし、この黒田卓也さんも覚えたので大収穫だった号だったのだった。

黒田卓也さんは日本人で初めてアメリカのジャズレーベル・ブルーノートでリーダー作をリリースした人なんだそうだけど、「Rising Son」はカッコいいアルバムで夏から秋によく聴いた。ホセ・ジェイムスの手腕がいかんなく発揮されており、大人のアルバム仕様となっています。

 

モーニング娘16’/泡沫サタデーナイト

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この曲で津野美咲さんという人を知った。

モーニング娘の全盛期を子供時代に見ていた直撃世代だろ?

モーニング娘。もピッチピチのアイドルグループという感じではなく、つくづく老舗アイドルグループなんだなと思ったもんだ。今年のハロープロジェクト周辺はディスコ調のいい曲が出て個人的に嬉しかった。まぁ、アイドルグループなのでもっといろいろやってほしいんだけども。モーニング娘。にはディスコ調の曲がよく似合うのでしっくりきたし、久々の必殺チューンだったんじゃないか?

個人的に、こぶしファクトリーもっと色んなメディアに出てこないかなーとは思ってる。(脱線)

 

サニーデイ・サービス/セツナ

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サニーデイ・サービスの新作から最初にアップされたPVだったわけだけど、これぞサニーデイ・サービスという曲で、そこにこの踊りだから最初に見たときは衝撃と嬉しさとが混ざって不思議な気分になったものだ。ただ、この曲で、この踊りじゃないと「セツナ」という曲はきっとしっくりこないんだ。不思議な曲。

 

サニーデイ・サービスの新作は、踊れるアルバムを作りたかったって曾我部さんが話しているインタビューを読んでいたんだけど、まさか、ここまでサニーデイらしさ炸裂の気持ちい踊れる曲を作ってしまうとは思いもよらなくて驚いた。

 

 

■次点

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〇J Dilla/Dounuts

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くるり/琥珀色の街、上海蟹の街

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〇ミツメ/あこがれ

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雑誌のこと

雨がふりそう

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

今月は「ガールフレンド。」特集。

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特集の巻頭グラビアを飾るのは、モデルで女優の八木莉可子さんなんだそうだ。

田中美和子さんのスタイリングは、時代の気分そのもので、デート相手の女の子にはこんな服装で来てもらいたいものだなと思わせる。

撮影されたという横浜・山手のあたりだけど、来年で40になろうとしているのに、2月と9月に行われるというチャーミングセールに出場できる資格が無い。体力はあるけど、獲物をゲットするための集中力と作戦力と忍耐力が全然ないからだ。そもそもチャーミングセール参加店で買える服が経済的な理由でからきし無い。論外なのである。

せいぜい、入れる店となると、人のいない開店時のウチキパン位か。

 

面白かったのは「彼女と旅へ出かけよう」のページだ。

軽井沢、横須賀、熱海、竹富島の旅を紹介している。

4つとも、そんなに飾らないベタな観光スポットを紹介しているんだけど、それが却って新鮮な感じでいい。私も、熱海のホテル・ニュー・アカオ泊まりたい。

何年か前に、ふらっと熱海駅から伊東駅までふらふらと20キロ位散歩したことがあるんだけど、ホテル・ニュー・アカオの庭園が岸壁の上にあって、階段で下に降りられるようになっているのだけれど、サスペンスドラマの風情がとてもするのがいい。まさかポパイが紹介してくるとは思いもよらなかった。

 

「今年はこんなデートどう?」でド直球に”ガールフレンドの母に会う!デート”が衝撃過ぎて笑った。おさななじみならそれもいいだろう、でも付き合ったばかりで彼女のお母さんに会うとか、人を選ぶだろー。

「クリスマスデートの思い出」はオアシズ・大久保さん、漫画家・井上三太さん、映画監督・菊池健雄さん、放送作家で文筆家のせきしろさんのクリスマスにまつわるエッセイが載ってます。

そして、「31日のThank You Olive」という12月10日から1月9日までのTo Do Listが紹介されていて、個人的に1月3日の”2017年の目標を書初めしよう。”の蛭子能収さんの名前の入れ忘れた書初めとそのコメントが面白かった。「路線バスの旅」で、結構長い距離を歩いたり、嫌いな旅館に泊まらざるを得ない状況に相当燃え尽きてしまったのだろうか。。。

「Eat-Up guide for girls」は、ごはん狂・平野紗季子さんによる女の子にも喜んでもらえるグルメガイドだ。ページ冒頭の「フードを制するものはデートを制す」という名言もらった。いつの時代においても、ナイスな人は行きつけの旨い店をよく知ってるもんだし、大抵モテるもんだ。

個人的に、気になってるのは、”旅の目的地はレストラン”で紹介されているお店”あじわい回転寿司 禅”です。いつものジョギングコース終盤に突如現れるお店なのだが、いつも混んでるわ、お店の前に並んでる人がいる。

ちなみに小田原駅から徒歩で2キロ位ある。タクシーでもいいし、ふらふら向かってもいいかもね。

 

と、特集前半を一気に紹介してしまったわけなのだけど、ボリュームが結構あります。

 

連載というと、cero・高城さんの対談コーナーが今月号で最終回。お相手は高城さんと同じ阿佐ヶ谷が地元だという俳優の大賀さん。地元だから話せる阿佐ヶ谷今昔トークをしている。

 

そんなわけで、来月は「部屋とシティ・ボーイ。」です。

雑記

冬場の厚着が苦手です。

寒いと思って重ね着をすると、いつぞや本屋で立ち読みしたメンズノンノアンガールズにTシャツを何枚も何枚も重ね着させてる写真のようになるから苦手だ。何枚も来てると、たまに息苦しい感じもするし、冬場も軽装で過ごせる暖房環境が欲しい。

 

ども、コバチヨです。

 

■私は「ソバヤ」が好きだ

 

この頃、頭の中でぐるぐる鳴る音楽がタモリさんの「ソバヤ」だ。

「そばや」を連呼するエセ・アフリカ民族音楽調の曲なんだけど、素直に笑える。

歌っている内容は、いきあたりばったりの意味のない歌なのだが、アフリカ民族音楽にありがちな感じで面白いんだよね。

打楽器さえあえば誰でもカバーできる曲のような気がするのだが、無いんだ。

タモリさんのネタというのは、受ければ何やってもいいと思ってる連中でさえも恐れるネタなんだろうなー。

ネットニュースにタモリさんの活字があったから、書きたくなった。

そーれーだーけー。

www.oricon.co.jp

 

■遅すぎる感想

 

M-1を見たので感想。

毎年、漫才云々を言う以前に、漫才のやりとりが見る側に伝わっていないグループが何組かいるものなんだけど、そんなグループは1つもなくて、今年は過去の大会であれば最終決戦に残ってもおかしくない漫才ばかりで、レベルの高い大会なんじゃないかなと思った。見る側が見ているうちに不安になるような漫才はなかったし、安心して楽しめたのは、例年にないレベルの高さを物語るのではないか。

関東のお笑いって、技術云々よりも、飛び道具的なお笑いをやっている人がいきなり人気者になりやすかったりするから、M-1でこんなガチな戦いを見せられようとは思いもよらなかった。オードリー・春日さんやメイプル超合金・カズレーサーさんのような個性的なポンコツキャラがキラキラ輝く瞬間をリアルタイムで目撃できるのがM-1の醍醐味かなと思っていたので、まさかのガチな大会だったもので尚更だったのだ。

そうだな、最終決戦に残った3組は、関東のバラエティには馴染めなさそうだけど、ずっとネタをやり続けてほしい。特に、銀シャリは安心して笑える、手堅い笑いを形にする技術が評価されての1位だから尚更ずっとやり続けてほしいんだよね。私の「婆さんになった時、寝床の携帯ラジオで聴きたい漫才コンビリスト」に入ったからなー。(長いリスト名だなー)

まぁ、なんだろうね、子供のころ見てた「テレビ演芸」のようなガチさが新鮮すぎて、来年どうなるか全然想像できない。個人的に面白い人出てきて欲しいけど。。。

師走突入

年を取ってくると、ドラマチックなことが減っていくもんだ。

だから、年を取るにつれ、人は恋愛ドラマだとかサスペンスを見るようになるのかな。

到底お近づきになれないようなイケメンや美少女に執心してしまうのかな。

 

ども、コバチヨです。

 

■年末かよ

 

だいぶ前に来年の日記を地元の無印良品で買ってきたんだけど、自分で日付を入れて使うタイプなもので頑張って日付を入れなくてはならない。この日記ノートは無印良品でいつでも売ってるものだし、いつからでも日付を入れて書き始められるものなのでそういうのも非常に気に入っている。

 

www.muji.net

 

年が明ける前に、日付を入れるという面倒な手間はあるものの、気まぐれ者故に、日記を書いたり書かなかったりする自分だから、これくらい安い値段で日付を入れればちょうどいい日記が出来上がるのだからと10年位続けて使っている。

この無印のノートを見つける前までは、文房具屋で適当に買ってきた大学ノートに日付を入れる縦線と日付を入れて一行日記を毎年作っていたのだから、手書きで日付を入れるのに1時間位かかるけどいいかなって。

 

きっと、文具屋や書店で手帳を買って使ったほうが気軽なんだろうけれども、自分はさほど社会との接点もないし、社会との接点がない人間程、予定ってなかなか埋まらないもので、逆に唐突な予定ができる事の方が多いので、予定表って実は使わないものだったりする。忘れてはいけない予定は冷蔵庫に貼ってあるカレンダーにマジックででっかく書いておいた方が忘れないし、家族に声をかけてもらえるし。

日記にしても、ノート1ページ一杯に1日の出来事を書くのってハードルが高いから、1日毎の書くスペースは小さくていいし、体裁も100円のノートだから、気負わなくていい。書くという作業は情報をインプットするのに手っ取り早いけれど、自分の記録として手帳に書いて持ち歩く程の仕事してるのかって、してないからな。

社会に接点をもっていて、何らかの役割を持っている人であれば、その役割を続けるための情報集積手段として、手帳や革張りの日記帳で記録するのもアリなのかもしれないけれど、真逆のペラペラの風が吹けば遠く彼方に飛ばされるような役割しか持たない人間の場合は、気楽なものの方がいいんだよね。実際に社会に多大な損害を与える与えないといった事ってそんなに起きないからね。

時間をかけて解決しなければいけない問題が起きたら、その時の状況だとか経過をざっくりと、空いたスペースに書いておけばいいわけだし、雑に使えるほうが自分には丁度いいのです。自分にとって、辛くしんどい問題だろうが、昔からあるありきたりな問題なんだもんな。

音楽のこと

冬到来

 

ども、コバチヨです。

 

カラオケスナックで、私の倍のお年位のママさん相手に話すような事をつらつら書いてみる。

 

■激動の年

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まさか、和田アキ子さんが紅白落選するとはね。

死ぬまで紅白出るもんだと思っていたけど、そうもいかなかったか。

ここ10年以上は、大したヒット曲も見当たらず、往年のヒット曲「あの鐘をならすのはあなた」をずっと歌い続けるには無理があったと思うし、和田アキ子さんにはヒット曲を引っ提げて再び紅白の舞台に上がってほしいものだ。

それに「あの鐘を鳴らすのはあなた」の歌詞を書いたのは阿久悠さんなんだけど、阿久さんはもう、この世にいないんだ。阿久さんを讃える機会としてあの歌を歌い続けてもいいけど、アッコさんは若手とのコラボを積極的にしている人なんだし、勿体ないんだよな。

北島三郎の「まつり」のこと

www.youtube.com

知り合いに北島三郎フリークというのが皆無だし、北島三郎ファンクラブ会員は性別問わず、悉く髪型が角刈りパンチパーマという都市伝説もチラっと聞いているので、大人になって散々見た目だけで判断してはいけないという経験もしているが、とてもじゃないが怖くて近づきようもないんだけど、北島三郎の「まつり」という曲がファンにとって、どのような位置づけの曲なんだろうか?と時々気になることはある。

紅白歌合戦の今年のラインナップが発表されたというニュースをネットで読んで、なんとなく、さぶチャンの「まつり」が聞きたくなってしまったのでyoutubeで聞いてみたら、えらくツボを押さえたアレンジが施されていたせいか、演歌とはいえ、日本歌謡曲史上屈指のファンクチューンなんだな。

作曲は、変名ながらも、サブちゃん自身が手掛けており、祭りのにぎやかさをシンプルに、ダイナミックに伝えてくれるこれぞサブちゃんだといわんばかりの名曲なんだけど、中低音がカッコいいんだよね、ベースラインがいいし、和太鼓とドラムを併用しているせいなのか前奏部分は、テナーサックスが入るまでは演歌じゃなくてドの付くようなファンクだ。参ってしまった。

音楽が好きな人ならとっくにわかってるもんだと思うんだけど、昨日なんとなく「まつり」を聴いてみたら、あまりにも衝撃的だったので書く。かっこよすぎる。

ちなみに動画は吹奏楽用。吹奏楽なのでベースのパートがないんだけど、ドラムと和太鼓を併用しているので吹奏楽用のアレンジながらも、ダイナミックなアレンジというのが伝わってくる筈。

雑記

早く起きてしまった。

 

ども、コバチヨです。

 

■怒りを抱えている

 

長い間、自分に怒りを抱えて困っている。

子供のころから抱えている劣等感が日々を生きづらくしているんじゃないかと思っているんだけど、どうしたら子供のころから雪だるま式に大きくなっている劣等感を気にしなくなるのか、大きな劣等感を気にするなといってもなかなかできないし、劣等感を気にする時間で一日が終わる事も出てくるようになってきてしまった。大きな劣等感と対決してしまうというのもテなのかもしれないが、子供のころから抱えているとなると、その劣等感が容易に小さくなるなんて難しいであろうから、何か没頭できることを見つけて没頭し続けるしかないんだろうけれど、その肝心の何かを決められない。没頭できる何かを見つけるという、一歩を踏み出せないでいる。一歩を踏み出す事はきっと大したことじゃない。だけど、何をやっても失敗している自分なので、いちいち怖がってしまうから厄介。とりあえず、一歩を踏み出せるように少しずつ自分を持っていけたら。この劣等感から来る自分の怒りを一日も早く忘れたいものだ。

 

怒りを抱えるという事は、人生を停滞させるし、体を消耗させる。人生が常に前に進められるように日々を暮らしている人からしたら、自分の今の状況なんか、自分の人生の時間を捨てる愚かな事だと思われるだろうし、それを自分でもわかっているんだけどね。誰かに話してもいいんだろうけれど、私は病的に人に頼ってしまう部分があり、過去に何人もの被害者を続出させており、相手を消耗させてしまうのも申し訳なく、安易にそれもできないし、誰にも話ができないというのも、自分に怒りを抱えていると感じてしまいやすいのであろう。きっと、誰かに話したとして、大したことないで終わりそうなのもあるからね。

幸福論 (岩波文庫)

幸福論 (岩波文庫)

 

 今、気になったタイトルのページを気まぐれに読んでいるんだけど、自分の事についてアランさんに目の前で話をされているんじゃないかというような項もあり、堪える時もあるけれど、沢山の人に読まれる理由がなんとなくわかる気がする。

 

上機嫌は私を少しはましにしてくれそうだ。

 

 

雑誌のこと

こたつに入ると出られない病。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

 

magazineworld.jp

 

今月は「僕の好きなアート。」特集。

 

現代アートが苦手である。

1980年代のテレビっ子だった私のテレビライフは朝の5時台から始まった。

土曜日だっただろうか、フジテレビで「テレビ美術館」という番組があったんだけど、その番組を見ているうちに苦手意識を植え付けられてしまった気がする。

ECMのラインナップにありそうなコンテンポラリー・ジャズが流れる中、抽象的な絵画だとか、彫刻の作品説明が流れるんだけど、音楽と相まって当時の自分にはとても敷居の高いものというイメージを植え付けられてしまった。

その後、現代アートの全てが全て、正装して鑑賞するような作品ばかりではないという事を知るんだけど、それでも現代アートの展示に行く事があんまり無いから、なんとなく見ていた「テレビ美術館」には無意識のうちに、かなりの苦手意識を植え付けられてしまったんだな。

 

というわけで、今月のポパイですが、800円なのに、そこらの美術雑誌よりも情報量多いんじゃないの?お買い得な気がする。

70人の有名人に、好きな一人ずつ芸術家を挙げてもらうって、人選が奮っているせいか、ポンポン知らない名前が沢山出てきて、面白かったです。

あと、森村泰昌さんが解説している「現代アートがよくわからん。」とても勉強になりました。現代アートにまつわるいろいろを解説してくれている。盛りだくさん過ぎて、お腹一杯。参りました。

 

私にとって、今月号の特集で一番の収穫は、原田治さんが今月、「ぼくの美術ノート」を出すってことだ。ポパイありがとう!!(切実)

 

それと、ファッションページがナイスだった。

30ページから37ページで展開される「Don't Think, Feel.」のダウンベスト+セーター+アウター+カットオフしたリーバイスのユーズド・ジーンズの組み合わせを7パターン載せているんだけど、組み合わせが絶妙で良かった。ダウンベストも、アウトドアメーカーのものもあるけれど、ラルフローレンのダウンベストというのがあるのを今月号のポパイで知った。あの刺繍も入ってるんだな。

それにしても、ノースフェイスのダウンベストが暑そうだな。きっとヌプシベストなんだろうけど。

あと益子で撮影されたんだろう、142ページから153ページの「Country of Fork Art」のキレイ目なスタイリングもよかった。年を取ってくると、ウールパンツの着こなしってあこがれるんだよねぇ。折り目正しい感じが出るというのか。。。

 

対談のページのお相手は映画「この世界の片隅に」の原作者で漫画家のこうの史世さん。広島の呉の話をしている。

今月号から、女優の橋本愛さんが連載を開始、毎月見たり聞いたり読んだものを写真と文で紹介してくれるみたいだ。、短い文章ながらも、頭の良さが伝わってくる。

個人的に、ジワジワした連載はピーター・サザーランドさんの「日々の事」。写真がジワジワするなぁ~。

 

来月は「特集 ガールフレンド。」