某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑誌のこと

秋遠し。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ(承前)

magazineworld.jp

 

「君の街から本屋が消えたら大変だ!」特集のつづきです。

 

kobatiyo.hatenablog.com

 

前回は、特集の事について書いたのだけど、結構端折っていて、中条あやみさんのページを思いっきり飛ばしていたのに気づいた。

 

125ページから始まるファッションページは、メゾン・マルジェラのページ以外はひげ面に合うスタイリングを提案している。

今年の秋冬のトレンドを踏襲したスタイリングだったのだけど、タキシードにしても、ボトムスのデザインが様々でワイドで履くのか、アンクルパンツで履くのかなど選ぶのが楽しいのかもしれないね。また、セーターは柄の入ったものが久々に来るんだろうか?とか、これからの季節がとても楽しみだ。

 

最後にユニクロのページがあるんだけど、今月号の特集はもしかして、4月に休刊してしまった「考える人」を偲ぶ特集だったのか?「考える人」は創刊当初からユニクロがバックアップをしていた雑誌だったし、特集テーマを通して、いろんな本が読みたくなるような本屋のような雑誌だったからだ。おまけに連載が面白く、単行本化するとそれを買って読んだという人も少なくは無いのではないか?(脱線)

 

www.shinchosha.co.jp

 

連載だけど、コムアイさんの対談のお相手が音楽プロデューサーでシンガーの小袋成彬さん。”今は弔いの作業をしている”とか、”夢とか聞かれたらくたばれと思う”など発言がいちいちカッコよく自分もいつか使ってみたい。まぁ、弔いの作業というのは近い将来毎年のように言うようになると思うけれども。(年が年だし、自分の事ではなく他人に対してになるだろうが)

 

坂口恭平さんのポパイ大学では、去年の震災の影響で建物を解体した跡地を期間限定で坂口さんがデザインし活用することになった経緯について書いている。

 

本と映画のはなし。は講談師・神田松之丞さんが登場。取り上げられている本とか映画が世代ど真ん中でとても懐かしい。『スラムダンク』と『海が聞こえる』に関してはリアルタイムで雑誌で連載読んでいるので物凄い懐かしく感じる。

『海が聞こえる』はアニメージュで連載されていたんだけど、たしか宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』の連載が中断されたのと入れ替わるように始まったのか?

(『風の谷のナウシカ』が連載漫画だった事を知る同世代はあんまりいないんだよな)

 

音楽のこと。は女優の吉岡里帆さん。大橋トリオハナレグミくるりと、ほっこり系男性ボーカルのCD3枚を選んでいたり、最近は家具屋めぐりをしているとか、可愛いし、いい趣味してるし、最高だなと思いました。

 

popeye notesでは連載でおなじみの山本康一郎さんのブランド「スタイリスト私物」のラインナップが紹介されている。シンプルそうで実は曲者なのがいい。猫の毛がつかないグラミチパンツとか、猫を飼っている人であれば気になって仕方がないだろうな。

 

待ち伏せは来月まで待っては、昭和50年代生まれがイメージする”昔のサブカル”観をそのまんま出してきていて笑ってしまった。ポップじゃなくて重苦しいイメージを抱きがち。

 

来月号は「オールドファッション。」(ドーナツじゃない方)です。