某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑誌のこと

世の中には、ガラケーしか持たせられない人もいるんだな。

 

ども、コバチヨです。

 

ま、自分ですけどね。

 

■今月のポパイ

magazineworld.jp

「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」特集です。

 

本を買う時はなるべく街の本屋さんや古本屋で買うようにしている。

新刊本屋では新刊の文庫棚と新書棚をチェックし、気になるものは早めに買うようにしている。売れないとすぐ返品されてしまうから。ベストセラーじゃない本というのは街の大きな本屋の場合、一期一会の場だったりするんだ。

古本屋では店先の棚に並んでいる100円均一の本や値下げされた本、絶版した本をチェックしている。あんまり中身は見ないで買いがち。

ブックオフもチェックするんだけど、値段が高いなと思いつつも、少し前に売れていた本を買う傾向がある。以前だったら、2000円位の講談社文芸文庫が108円コーナーにあったりミラクルがあったりもしたけど、そんな事も無くなって久しい。また、若い頃、新刊でバカ売れしていた池上彰さんの本が108円で買える時代になったのは感慨深いものがあります。

アマゾンで買うという選択肢もあるけれど、どんなに本屋さん古本屋さんに足繁く通っても全然見つからないここ数年で絶版になった本だとか、本屋の在庫が無く本屋で注文しなくてはいけない場合という事にしている。

ただ、その場合はなぜだかわからないのだけれども、敗北感を感じながら宅配業者の人から本を受け取る事になるので、極力したくない。

どうしても欲しい本は自分で探して買いたいものなのだ。

自分で見つけて買ったという体験が”思入れのある本”というのを作るものであるし、その本を買ったお店を覚える機会にもなるからだ。

 

というわけで、特集の事を書かなくちゃ。

片岡義男さんの「ブックストアで待ち合わせ」という文章から特集が始まる。

そういえば、何年か前に居酒屋の帰りに酩酊した状態で(つくづくろくでもない奴だ)ブックオフに寄り、片岡さんの本の状態が良かったので赤い背表紙の3冊ばかりジャケ買いして帰った事がある。

アメリカ映画なんかを沢山見ている人なら、片岡さんの描く若者たちの青春模様が素敵なものとして映ったのかもしれないけれど、自分の場合、映画というと古いチャンバラ映画だとか任侠物ばかり見ていた自分としてはあんまりピンと来なかったのが悔やまれる。。。

「僕の好きな本屋。」では著名人に好きな本屋さんの話を聞いている。

若い時期に通っていた本屋がいくつか出てくるのでジワジワ来ます。松尾スズキさんの写真を見て「紀伊國屋だー!」と一瞬で分かってしまった位。

「いい本屋には”クセ”がある。」では日本国外の様々な”クセ”のある本屋が紹介されている。中でも個人的には松本城をかたどった3・青翰堂書店が圧巻。

「本屋のブックカバー。」では素敵なブックカバーが8枚紹介されています。

「本屋の好きな本屋。」では人気のお店11店の店主に好きな本屋を教えてもらっている。新刊書店もあれば古書店もあるし、規模もいろいろだな。まぁ、欲しいジャンルの本を見るのか、それともジャンル関係なく沢山の本を見るのかで分かれるもんな。

「BOOKPACKING」ではザックを背負って本探しの旅をしているのだけど、最初に登場する杣ブックスだけど、山の上に本屋さんがあるって素敵やん。おまけにゲリラ的にお店を出すって、本との出会いにも運命を感じるけど、山の上という事でますます運命を感じてしまうよ。ザックを背負って本を探し求めるという事もあって、山の本を主に扱う本屋さんが結構登場しております。

「本屋のトートバッグ。」では、ユトレヒト書店の犬が描かれたトートが可愛い。

「ひと夏のブックショップ『ポパイ』開店!」では14人の著名人に本を選んでもらっているんだけど、吉田豪さんのチョイスに廣済堂文庫のやたら目を引く山城新伍「おこりんぼ、さびしんぼ」、勝新太郎「俺、勝新太郎」が紹介されてるんだな。今書店で買えるギラッギラのタレント本2冊を入れてきたのでニヤニヤしてしまった。

「神保町パーフェクトガイド」では本屋さんをはじめとする厳選の63店を紹介。

それにしてもだ、堀さんの描く神保町のイラストの芳賀書店目立ちすぎ!!そこ、強調しちゃいけないから!!

「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」では6人の本屋の店主に本屋とはどんな場所なのかについて話を聞いている。ホホホ座の山下さんが話している「本屋というのは公園やと思っている」というのがしっくりきた。どんな人でも受け入れる”場”という意味でしっくりくるんだ。

最後は「本屋のブックシェルフ。」では本屋さんで販売されている本棚を紹介。

佇まいが可愛らしいね。

 

(燃え尽きたのでつづく)