某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

草臥れてる。

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年3月の近況

 

相変わらず、ひきこもり暮らしをしている。

無気力ながらも、やる時はやるもんだから、無理をしてしまうと、数日は使い物にならないから、そういう時はラジコを付けっぱなしにして、ぼんやりしている。

 

3月4日に、気分がひどくどんよりしているのを無理して東京国立博物館で行われていた「仁和寺展」に家族と観に行った。

当日、午前中に一人で電車に乗り、御茶ノ水ディスクユニオンで中古CDを何枚か買ってから、徒歩で上野駅まで歩いて(本当は色々寄り道したかったけどダメだったな)、午前中は仕事だった家族と午後2時過ぎに上野駅で合流してから観に行ったのだけど、行ってよかった。目玉の大阪・葛井寺(ふじいでら)の千手観音は圧巻で、願い事が何でも叶いそうな勢いの存在感に参りました。

 ただ、人が多すぎて見終わった後にえらいぐったりしたんだけど、仏像の充実ぶり、仁和寺のお坊さんが上京しての出張御朱印など、現代の勧進活動も大変だと思った。

www.tnm.jp

 

3月11日は、昨年末にエントリーしていた小田原尊徳マラソンがあったので、家族に「折角エントリーしたんだし、完走できなくても参加してみたら」と勧められて、久々に早起きして参加した。2時間30分の制限時間には間に合わなかったけれど、ゴールまでたどり着けたのでよしとしよう。

1月、2月と、昼間に外へ出る事自体、困難だったし、練習もままならない状態だったので、ほぼぶっつけで走ったんだけど、そのツケでマラソン大会から二日経過した今でも、筋肉痛は抜けないわ、足首の痛みも取れないわ、むくみもあるわで、ボロボロだったりする。でも、風もない春らしい陽気の中、自分のペースでトボトボ走る事ができたのでそれだけで十分だったんだ。大会の雰囲気が緩いのが気に入ったので、来年も参加してみようと思う。

 

それ以外だと、2月末~3月頭のラジオのスペシャルウィークがあったので、ライブとタイムフリーと駆使して楽しませてもらった。「ビートたけしオールナイトニッポン」は、「北野ファンクラブ」のオープニングトークとあんまり変わらなくて笑った。昔はわからなかったけれど、時事ネタのブッコミ具合が凄まじく、情報量が結構あったんだと今頃気づく事になるとは思いもよらなかった。年1ペースでやってほしいなぁ~。

他に面白かったのは、ふかわりょうをゲストに迎えての「オードリーのオールナイトニッポン」が面白かった。ふかわ本人も「自分の心の中に”面倒くさい女の子”をもっている」と話していたけど、その”面倒くさい女の子”が暴走して、後半はオードリーの二人が突っ込み入れまくっていて爆笑した。あの春日が、イキイキと突っ込み入れていたの、初めて聞いた気がする。

 

最近聞いているのは、去年末にブックオフ500円コーナーでみつけたケニー・ランキンの「アフター・ザ・ローゼス」というアルバムで、「ケニー・ランキン・アルバム」よりも軽い感じが気に入っている。田中康夫の「たまらなく、アーベイン」(家にあるのは改題された「ぼくの東京ドライブ」)にも、どんなシチュエーションでも使える1枚って書いてあったような気がするけど、どうかなぁ~。

 

After the Roses

After the Roses

 

 

今月東京に行った時に、ディスクユニオンで買ったCD数枚だけど、当たりはチャーリー・ヘイデンヤン・ガルバレクエグベルト・ジスモンチ「フォーク・ソングス」だった。買った後に、家族から「それなら家にあるのにー」と指摘されてしまったけれども。

 

3月前半はそんな感じです。

 

 

雑記

明日から3月。

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年2月の近況

 

無職になったものの、今のところ昼夜逆転にならずに暮らしている。

それだけは、なんとか死守しなくちゃなので、日付が変わる前に布団に入るようにしている。ただ、夜中に眠れなくなる日はあるけれども。

無気力ながらも、気力をふりしぼり行動を起こせばなんとかなっているわけだけど、集中力が無さすぎて雑誌や本がカッツリ読めないのは辛い。

今月のポパイのインタビューで面白かったのは、ハリウッドザコシショウさん。メディアの露出が少ない人だと思っているので、嬉しくなってしまった。芸人を諦めて漫画家の道に進もうとしたコシショウさんの持ち込んだ漫画にに容赦なくダメ出ししたという、週刊コミックバンチの編集者には感謝するしかない。

 

ラジオはつっけぱなしにしていて、朝から夕方までリアルタイムで聴いて、夕方以降はラジコのタイムフリーで深夜番組を聞いている。

好きなのは「バカリズムオールナイトニッポンプレミアム」で、投稿コーナーが本当に面白くて、ハガキ職人が相当奮っているような気がする。大好きなのは”架空〇〇日記”で、先週の、”サンリオピューロランドにいるキャラクターを歴代総理大臣にたとえてみた日記”の突っ走った感じ、笑うしかなかった。枡野さんのフリートーク噺家のまくらみたいな調子なのはいいね。*1

オールナイトニッポンプレミアムは結構聞いているんだけど、XJAPANのTOSHIさんの日は、FM NACK5の番組を聞いている気分になる不思議。

三四郎オールナイトニッポン」は、俳優の阿部寛さんが一日に焼き芋4本食べているというニュースをきっかけに、阿部さんに食べさせたい美味しいものを小宮が怒涛の如く挙げていたんだけど、ファーストフードの店の食べ物を挙げてくるの笑ったな。マクドナルドのフィレオフィッシュとか、モスバーガーのライスバーガーって、中学校男子か!!実際美味しいけどさ。

今週(2月26日からの週)は、スペシャルウィークという事もあって、ニッポン放送では、土曜日に「ビートたけしオールナイトニッポン」を高田文夫先生とやるらしいんだけど、リアルタイムでは聞けなくて、「北野ファンクラブ」を見ていたクチなので楽しみだ。「北野ファンクラブ」が放送されていた当時は中学生だったんだけど、誰とも話すこともできなかったな。まぁ、あの番組は下ネタが凄かったし、話してもドン引きされただろうし。

とにかくまぁ、たけしがいなくとも、まっちゃん松村邦洋)がいるから、なんとかなるだろうしって、それじゃ「高田文夫ビバリーヒルズ」(金曜日)になってしまうか。。。(それじゃ、磯山さやかが必要だってな)

終わってしまったけれど、平昌オリンピックはほぼスルーしていたな。

集中してスポーツ競技を見る集中力さえも無いからだったんだけど、興味が年々狭くなっていて、ヤバイ。新規開拓しないとな。。。

 

ポプテピピック」だけど、AC部のヘルシェイク矢野のコンサートを高速紙芝居で再現したの、かっこよすぎてクラクラした。スケッチブックとペンだけであれだけ出来るって、なんだか魔法使いのようだ。

おかげで、この頃考えているのは、ヘルシェイク矢野の事ばかりだ。

 

2月は、そんな感じです。

*1:バカリズムをどう呼ぶのか数年悩んでいるんだけど、枡野さんなのか、バカリズムさんなのか、困るよな、60歳になった時にバカリズム呼びって、キツい気がするし。それを考えるとタモリって、絶妙な名前だな

雑誌のこと

ひなあられって、キャラメルコーンに駆逐されてそうだよね。(個人の意見です)

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

magazineworld.jp

 

「二十歳のとき、何をしていたか?」特集。

年代がバラバラの31人に、20才の頃を振り返ってもらっている。

去年の同じ特集も面白かったんだけど、今回も面白かった。

ただ、全体のキラキラ指数(特に最後の17人の記事)が高いので、中年にはしんどいなと思ったりもした。若い人は是非とも手に取って読むといい、勇気がわく筈。

前の特集と今回の特集で、雑誌・アンアンの連載「ポコアポコ」のコンビ(朝井リョウさんと古市憲寿さん)と、電気グルーヴピエール瀧さんと石野卓球さん)がそろったけど、来年も同じ特集があったとしたら、YMOは揃うのだろうか?(今のところ細野晴臣さんと坂本龍一さんが登場している)

31人の談話も面白いけれど、年の行ってる人だと、岩松了さんみたく、現在の写真と昔の写真のギャップが楽しいし、阿部勇麿さんからのでんでんさんの流れ(若い頃のでんでんさん、阿部さんに似てる!)、野村萬斎さんの暗いトーンの紙面から祖父江慎さんの文字も読めない位の淡ーいトーンに変わるとかね、紙面の見せ方も楽しい。

「二十歳の旅。」では、7人に若いころに行った旅の写真と当時の事を話してもらっている。辛酸なめ子さんのグラビア写真集製作旅行の話は面白い。90年代の『ヤングマガジン』、『ヤングジャンプ』の巻頭グラビアが熱かったし、グラビアアイドルがキラキラしていたし、ずば抜けて雛形あきこさん最高だったけどな(脱線)。

「二十歳の持ち物。」では、二十歳に触れてほしい服などを取り上げているんだけど、バレンシアガのトートバッグに記されてるメッセージ、まんま本田技研のキャッチコピーかよ、紛らわしいなぁ~。

コート3着は、洒落てる。カルバン・クライン・ジーンズのコートが無駄が無い潔い感じでいいね。

「二十歳のときに、読んでほしい本と観てほしい映画。」では、12人に一冊の本と一本の映画を紹介してもらっている。若い頃に読んだ本や観た映画って、人によっては人生の指針になる場合もあると思うんだけど、自分の場合は全然ならなかったというのが正直なところ。きっと動機が薄っぺらかったからなんだろうけども。

若い頃に読む本は、時代の空気が存分に感じられる本もあるけど、”クラシックス”と呼ばれる本もあるわけで、ここではどっちかというと、”クラシックス”が挙げられてるみたい。

とにかくまぁ、「忘れられた日本人」読み返そうと思っていたのを思い出させてくれてありがたいです。市井に住む人にインタビューする本って沢山あるけれど、クラシックスというと「忘れられた日本人」になるだろうからね。自分の場合、それに小沢昭一さんの「私は河原乞食・考」も入るけれども。

忘れられた日本人 (岩波文庫)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

 

 「君はどう生きるか。そのために、どこで生きるか。」では、地方で自分のやりたいことを始めた17人に話を聞いている。「ここならできそう!」そんな理由で、もともと住んでいた町から、遠くの街で実現するフットワークの軽さは、しがらみのあまり無い若い時じゃないと発揮できなかったりするもんな。

 

というわけで、連載のページのこと。

「愉快な旅人」のゲストは絵本作家の五味太郎さん。面白くて興味深い話を読むことが出来た。名言が結構出てるけど、敢えて書かない。

個性的な絵を見ると、なんとなく書いている人の顔がわかるけど、五味さんもそんな絵の描き手だと思う。

「本と映画のはなし。」ではミュージシャンの高田漣さんが登場。お父さんがフォークシンガーの高田渡さんという事もあって、お父さんのエピソード多め。

「シティボーイの憂鬱」は素人DJの事について書いてるんだけど、DJを良く知らないだろう、蛭子さんにDJの図を描かせる無茶振り感あるイラストがいい。

 

来月は「はじめまして東京。」、これも、ずっしり来る特集なんだろうな。

お手柔らかにぃ~。

 

(2月26日少し加筆した)

雑記

2月だ。

 

ども、コバチヨです。

 

■2000アクセス突破

 

ここ数カ月のアクセス増がそうさせたんだろう、2016年1月のブログ開設から2年と約1ヶ月の2018年1月31日に2000アクセス突破した。

個人の雑記ブログなので、万年アクセス0だと腹をくくっていたのだけど、検索エンジン経由でたどりついてくれた人、はてなブログの”今週のお題”経由でたどりついてくれた人、他経由でたどりついてくれた人、感謝です。

 

自分の事を知っている人も見に来ているんだと思うんだけど、生身の自分同様、ぼんくらな事ばかりしか書いていないからよろしくー!

 

■AbemaTVの大相撲中継

www.huffingtonpost.jp

ラジオも聞いているんだけど(ちゃんとは聞けないけど)、大相撲も期間中は短い時間だけどちょこちょこ見ていた。

PCだとブラウザを開きっぱなしにして、見なければラジオみたいに聞き流すテもあるので手軽なんだ。相撲に親しんでほしいというスタッフの意図なのか、解説が丁寧親切なのがいい。相撲知識豊富なファンの人からすれば必要ないのかもしれないけど。定期的に基礎知識的な情報を流すのは大事だと思う。

 

それにしても「大相撲ダイジェスト」を切ったテレビ朝日が、AbemaTVとタッグを組んで大相撲中継をやる日が来るだなんて、ちょっと胸熱だよ。

テレビ朝日はAbemaTVと提携してるんだよ)

 

■久々にニコニコ動画を使った

hoshiiro.jp

(キャストのページは必見)

 

ネットで話題だったのでニコニコ動画で1話と4話を見てみた。

ポプテピピック」は、30分のアニメ番組だ。10分超の映像を2回、主人公二人(ポプ子とピピ美)の声優を各回違う声優にして流す形式をとっているようだ。

平日昼間をテレビの前で過ごす子供時代を送っていた人には狂喜乱舞してしまうアニメだと思ったよ。「ウゴウゴルーガ」の影響が凄いと言われているけれど、立て続けに流されるバラバラのテンションのコーナーだったり、子供向けの番組なのに、子供には全然わからない内輪ネタをCGキャラに喋らせたり、わからない奴は即置いてけぼりにして暴走するノリだとか、そんな荒唐無稽な感じが似てるのかもしれない。また、教育テレビの先鋭的子供向け番組(「デザインあ」や「ピタゴラスイッチ」あたりかな)にありがちな、ミニコーナーのきれいな終わらせ方だとか、洗脳レベルで流されるアイキャッチだとか、番組が終わると右下に映る『終』の文字とか、ディティールのあざとさもいいんだと思う。

これだけでも情報量多いというのに、ショートアニメは原作の4コマに沿った内容だけど、過去のアニメ、ゲーム、テレビ番組などを引用しまくっていて、アニメを見ている間、頭の中の記憶をフル稼働させて”この部分〇〇だよな”、”ここは△△だったな”とか特定したくなるし、ある程度年のいってる人が見ると、あざとい引用しているから気になってしまうんだよね。

そして、1回の放送で2回同じ映像を流し、主人公二人の声を各回違う声優が担当しているんだけど、1回目の映像では若手の女性声優さん(第1回放送は除く)、2回目の映像ではベテランの声優さんを起用していて、女子中学生の女の子二人なのに、年のいったおじさん声優二人が声を担当していたりもするんだけど、1回目が基本形だとすると、2回目は声優さんによっては余白部分のアドリブがすさまじく、同じ映像だから勿論、同じセリフなわけだけど、別物のアニメのノリになってしまう事もあり、今までに無い独特の楽しみ方ができるのもいいんだと思う。

なんだろうな、ヒット曲と同じ曲の原曲の形を全く留めていないカバー曲を並べて、”どうすればこういう風になるんだよー”とそのギャップに打ちのめされる感じというのか。

 

あと、引用で成立している部分も大きいせいか、昔の「ドレミファドン」じゃないが、イントロクイズ的な楽しみ方がもできるから、twitterニコニコ動画だとコメント機能で映像を見ながら各々が突っ込みして楽しめるのも受けてる要因なんだろうな。だって、クイズ番組のテンポで引用するんだから。自分は一人で見てしまったけど、一人で鑑賞するタイプのものじゃないな。(元ネタわからないものが沢山あるので、ニコニコ動画のコメント見ながらもう一回みてしまった)

 

普通の大人の人が見たら、おそらく時間の無駄で一蹴されてしまうアニメなんだろうけど、色々あざとすぎて気になってしまい、どうしても感想を書いてみたかった。的が外れているかもしれないけれど、自分の力量だとこれが精一杯。

 

CDは沢山売れるんだろうな。DVDはわかんないけど。。。

 

(この項だけ2018年2月3日に加筆した)

雑記

諸行無常の響きとは、

 

ども、コバチヨです。

 

■2018年1月の雑記

 

今月から無職となった。

そんなわけで、朝からラジオを付けっぱなしにしてボヤボヤする生活を送っている。

古いラジオや携帯ラジオもあるんだけど、昼間は基本的にラジコで聴いている。

ただ、何が楽しいかって、集中力も無いので今はただなんとなく聞くのが精いっぱいでわからないんだ。

 

ジェーン・スーの生活は踊る」の選曲は、自分が音楽を沢山聴いていた頃(90年代中盤位か?)のクラシックスと呼ばれるものがチョイスされていて、丁度いい。選曲リストもアップされているんだけど、気力のある時に復習させてもらってる。

金曜日の”高橋芳朗のミュージックプレゼント”も勉強になるコーナーで、1月26日に紹介していた和モノディスコ編集盤欲しいなぁ~。菊池桃子のバンド!ラ・ムーもエレクトロ・ファンクの文脈で聴くと、まだまだイケる。桃子のウィスパー・ボイスに戸惑うけれど。。。

 

www.tbsradio.jp

(1月22日の週の選曲リストも書いてある)

それと、時々流れるYoung Holt Unlimitedの「ソウルフル・ストラット」が効いているからなんだろうな。あの軽快なピアノが大好きなんだ。

 

それと、TBSラジオで思い出したのだけれども、中年初期に聞いていた「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」が終わって、4月から月ー金のワイド番組をやろうとは思いもよらなかった。時は来た!という事なのかもしれないけれども。

それにしても、タマフルの後継番組、一体誰が担当するんだろう?そっちも気になる。

 

もっと書きたいことはあるんだけど、気力と集中力が無いのでここまで。

来月はもう少し書くことが出来るようになってるかな。

 

 

雑誌のこと

2018年もよろしくおねがいしまーす。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

 

「部屋とシティボーイ。」特集です。

magazineworld.jp

 

紺色のブレザーをどう着こなすか?

相手は紺色のブレザーだ。

巷の制服姿の学生たちのように、ちゃんと着こなすも、崩して着こなすも、自由なんだけど、自分に丁度いいがなかなか見つけられないという人にもきっと見つかるかもしれない。今月号のポパイは、紺色のブレザーの着こなしのサンプルが沢山載っている。

7ページから始まる「なんとなく、ブレザーが着たくなって。」では、古着の紺色ブレザーのカジュアルな着こなしから始まるんだけど、胸のポケットに野球帽に付いてそうなワッペンを付けてみたり、襟の部分に刺繍を施したりと、手が込んでいるのが軽快な雰囲気を醸し出していていい。

きっと、このページのヒントになったのは11ページに乗っているローイングブレイザーズのジャックさんの話からヒントを得たものなのか?

チームの仲間や友達と悪ふざけやら取っ組み合いの遊びをして襟や袖がボロボロになってこそ本場のブレザーだということらしい

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-19/OQ6Q396K50XS01

公式サイトなどないかと探してみたら、ブルームバーグの記事が出てこようとは。。。

公式サイトはとびきり洒落てる。派手派手なのもいい。

rowingblazers.com

83ページからの「ブレザーボーイ。」は、トラディショナルな着こなしがいくつか紹介されているんだけど、大事なことが書いてあったよ。

トラッドには、着方のルール(型)がある。

でも、ルールを何も知らないで着るんじゃダメです。 

 

連載の対談ページのホストは水曜日のカンパネラコムアイさんから、俳優の満島真之介さんに変わったんだな。初回のお相手は映画監督の大林宜彦さん。

2017年のポパイは、大林宜彦作品でなんとなく回っていた気もするので、満を持して登場!!という気にもなるよ。(ファッション特集以外の号でだけどさ)

満島真之介とは何者なのか?」という事を紹介するという事が大きな柱になっているんだろうけど、大林さんの話の一つ一つが深いい話で、それまでの雑談をベースとする対談ページとは全くの別物のような気さえしてきた位だよ。次回以降、どうなってしまうんだ?落ち込んでいる人には結構入ってくる話もあるから立ち読みでもいいからこのページを読むといいのかもしれない。

 

ポパイフォーラムは、スナップ特集の”Frends Of Parasol”とリンクした記事になっていて、菊池祐樹さんの韓国訪問記と韓国のロックバンド・パラソルのメンバーが韓国のおすすめスポットを紹介している。(パラソルは日本流通版をリリースしているんだね、PVをいくつか見たけどギターが浮遊感あって良かった)

 

韓国のパラソルと親交もあるバンドのメンバーや友人たちの着こなしを紹介していたんだけど、古着の着こなしが上手なんだよな。テレビでみかける韓国の若者とは違う側面を見られた気がする。

 

というわけで特集の事を書かなくちゃなんだけど、「スタイルサンプル18’」の事だけ書こうと思う。部屋特集も素敵なお部屋が沢山載っていたし、小鳥と暮らすイラストレーターの二部屋も素敵だなと思ったりもしたんだけど、いかんせん、ボリュームが多くて泣く泣く端折ります。

 

17ページの「NEW STANDARD」に書いてあるけれど、

モードな服を着ているからって、モードな人とは限らない。

というのが裏テーマになっているのか、今回のポパイはストリート、カジュアル、クラシカル、トラッドと並んで、わかりにくいけれど実はモードな着こなしも結構載っていたりする。いかにもなモードな服装もあるけれど、着る人のさじ加減でファストファッションもも大化けするものなのさ。

最初は、”パリの蚤の市”でのスタイルサンプルで、寒さをいかにしのぐかを前提にしたスタイルが並ぶのだけど、着ぶくれしがちなのをコンパクトにまとめているのがいいんだよなぁ~。一番初めの緑のウィンドブレーカーと迷彩パンツのきれいな着こなしの子は上手いと思った。黒の手袋、ソックス、スニーカーで締めてるあたりがポイントなのかもしれないけれども。

”ニューヨーカーの冬支度”は色遣いが皆巧みでうなされる。

”Minnano Navy Blazer”では紺色ブレザーのいろんな着こなしを紹介しているんだけど、デビッド・ホックニーさんの1982年の写真の着こなしの、型の崩し方の上手さときたら。ブレザー以外、柄ものばかり着ているのに、あんまりうるさくならないのは、ブレザーの存在感があるからできる技。

”カスタム”のページでは、既製服にアレンジを施したスタイルを紹介。イラストレーターのOKATAOKAさん本人が描いた熊のイラストを刺繍したブルゾンがいかしてる。

山浦大河さんの赤い曲者Vネックベストは、凝視したくなるわな。

ファッションブランドの人みたいだね。

www.fashionsnap.com

 

”Old Days”では、ポパイによく登場している人たちの若いころのスナップを載せているんだけど、皆さんバランスのとり方が一貫しているようなそんな気がする。

いつもだと、海外のアートスクールの学生さんのスタイルを載せているページを日本のアートスクールの学生さんでやってみたらという試みは珍しかったし、楽しかった。おまけに日本のファッション雑誌の切り口だと、”雑誌で提唱しているスタイルばかりを沢山載せる”になると思うんだけど、ばらけているのが斬新。

”Bunka”は文化服装学院の学生さんのページは、市販で大量にに売られているものさえもモードに変えてしまうセンスを活かした着こなしをする人もいれば、洋服のデザインを存分に楽しんでいる着こなしの人もいて楽しかった。洋服って着せられてなんぼという側面もあるという事を教えてくれたページだ。

”Tmabi”では多摩美術大学の学生さんの着こなしを載せているんだけど、留学生が個性的でいい。日本の学生さんはバラつきが凄い。まぁ、クリエイターを目指す人には自分の持っているイメージを体現したいという人もいるだろうし、内に秘めておきたいという人もいるからまちまちだよね。

 

”VIER Family”ではアントワープにあるスケートショップのお客さんの着こなしを載せているんだけど、皆洒落ている。ファーの上着の着こなしの人が3人(2,5,13)いるんだけど、ゴージャス感ある着こなしって人を選ぶから素直に羨ましいんだよね。また、15の人の黒と赤の絶妙なバランス感、小物遣いも相俟ってワルな感じがいい。

 

”hello harajuku!”は、写真家・ロバート・スパングルさんが原宿で見つけた人たちの着こなしを載せている。原宿という場所柄、いろんなスタイルの人が集まっているとはいえ、短い時間だったと思うのだけど、端的に”原宿らしさ”をにおわせる人を見つけてきたなぁ~というのが正直な感想。学校の制服の男の子の色使いは相当クールでしょ!

ナイキのパーカーにスラックスの男の子も相当クールだけどさ。

 

”The Classics”では、コートをベースにしたクラシックスタイルを載せているんだけど、コート選びって大事だな。ズボンの太さも厳選しないとな。

yoggie new waveの角舘さん、メジャーおめでとうと書きたかったんだ。

 

 

来月号は「二十歳のとき、何をしていたか?」特集だ。来月も気合入れて読まねばだよー。

音楽のこと

今年もやります。

 

ども、コバチヨです。

 

■2017年の個人的音楽ベスト10

今年リリースしたものが、あんまり出てこないかも知れないというのに、性懲りもなく、2017年の個人的音楽ベスト10を書いてみようと思う。

 

年を取った事もあって、わかりやすく楽しいものを聴く傾向が強くなった。

また、年を取った事に加え、自分は車を運転しないが、車で音楽を聴くようになったのも大きかったと思う。繊細な音楽や、”言葉”が楽曲の重要な要素になっている音楽はさすがに家のステレオセットなどで音と対峙するのが一番だと思うのだけど、車の中だと、車に搭載されているスピーカーの全般の性能なのかわからないが、家の車は低音が強調されているせいか、メリハリのある音楽だとかド派手なアレンジが施された音楽を聴くと、家のスピーカーやイヤフォンで行く以上に、発見があったりするのも楽しいんだ。10年以上前にリリースされたケツメイシのベストアルバムを入れたのは、車で聞いた時に、歌やラップ以上に演奏のカッコよさに驚いてしまったからで、もっともっと車の中で音楽を聴いたら凄いのがあったのかもしれないのだけれども、これが今年は一番だったんだ。

 

去年の投稿で、音楽雑誌の定期購読をすると書いたのだけど、ポパイと並行して読むには時間が無さすぎると思い、気になった号だけ買うようにしているんだけど、学ぶことが沢山あって、毎月買うことは難しいけど、今後もボチボチ購読していくつもり。自分一人でネットで情報源になるブログやSNSアカウントを探し続けるのって時間がいくらあっても足りなくなるし。

 

今年の個人的音楽キーワードは、「バンド」と「ひんやり感」だった。

 

では、レッツ行ってみよー!!

 

台風クラブ/初期の台風クラブ

 

初期の台風クラブ

初期の台風クラブ

 

とぼとぼ歩くのにうってつけのロックンロールだった。

中年リスナーなので、演奏に挟まれる小ネタもニヤニヤさせられた。

なかなか上手くいかない人生を、自虐気味に描くのではなく、ストレートにバンドサウンドで表現していて、その見事さにすっかり参ってしまった。江の島のイベント行きたかったけど、マラソン大会とのはしごも考えたけど、中年には”無理は大敵”という事で泣く泣く断念したんだ。来年は関東のイベント行きたいなぁ。

 台風クラブを知ったおかげで、バレーボウイズというバンドも知ることが出来たので収穫だった。こちらもライブで見たい。

 

〇THUNDERCAT/DRUNK

www.youtube.com

 

1枚で1曲みたいな構成のアルバムだった。

終わらない夢のようなアルバムで、寝る前に聞くと冒頭10分前後で寝落ちしてしまい、この曲にたどり着けない事がほとんどだったりするんだけど、この曲が一番好きなんだよな。2017年にまさかこんなAORクラシックスが作られるとは思いもよらなかった。ラジオでこの曲が流れた時に「これは事件だ」と思ったくらいだったのを思い出す。ふわふわした音が印象的なアルバムだけれども、ベースの超絶っぷり、最高。

 

ノーナ・リーヴス/Mission

 ノーナ・リーヴスに関しては、90年代から名前だけは知っていたんだけど、今年になって思い出したかのように過去のアルバムなど聴いてみたら、ドはまりしてしまい、今年は良く聴いていたバンドだった。

ボーカルとプログラミングを担当している西寺郷太さんは、多数のアーティストに楽曲提供もしており、売れっ子作家さんとして知ってる若い人も多いのかもしれないけれど、ノーナ・リーヴス売れてほしいなぁ~。

ビルボード時代の楽曲は名曲ぞろいだったし、今後の活躍期待するしかないもの。

 

〇KASHIF/BLUE SONGS

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シティ・ポップ界隈で引っ張りだこのギタリスト・カシーフさんの1枚目。

インパクト大のギターソロを残し、風のように去ってゆく数々の仕事ぶりにクラクラさせられてきたわけだけど、この1枚目では、まさかの大人なアルバムを出してきて、初めて聴いたときは驚いたんだけど、今年の夏、繰り返し繰り返し聞いたな。

 

〇ゆるふわギャング/Dippin' Shake

www.youtube.com

2016年に突如現れた二人だったわけだけど、自分が知ったのは今年のアルバムが出るタイミングの時期だったので挙げる。このPVを見つけた頃の自分はは元気が無くて、しんどかったんだけど、PVのダルい中にも、不思議と明るくなれる要素があって当時何回も見ていたな、sopheeちゃんの笑顔最高。

 

CHAI/ほれちゃった

www.youtube.com

youtube(今年は家族か、こいつかという位におすすめを散々聞かされました)におすすめされたもので一番だったのがCHAIだった。

久々に、世界に通用する、日本人らしさ全開のギャルバンが登場したので嬉しい。それに実力派というのもいいんだ。

クールジャパン構想がぶち上げられて久しいが、世界で受ける日本人女の子グループ=アイドルという状況を打ち壊してくれそうなのでどんどん大活躍してほしいもんだ。

 

〇ミツメ/エスパー

www.youtube.com

今日、リリースされたシングルの表題曲。

PV見た時の衝撃が今年一番だったので。

 

サニーデイ・サービス/popcorn ballads

www.youtube.com

ストリーミング配信されていたにもかかわらず、スマートフォンを持っていないし、いつかリリースするだろうと思ってずっと待っていた派なんだけど、CDがもうじきリリースされるので嬉しい。トドメになるんだろう、このPVも素敵でした。ベテランバンドの部類なのに、新しい手法をどんどん取り入れる柔軟性だとか、若い人とコラボする等、曽我部氏がここまでしてくるとは思ってなかったよ。

 

ケツメイシ/ケツの嵐~夏BEST~

ケツの嵐~夏BEST~

ケツの嵐~夏BEST~

 

 ギター演奏が良くて、しょっちゅう聞いていたアルバム。

このアルバムで、奥田健治さん、田中義人さんを知った。

奥田さんは、嵐をはじめとしてジャニーズ関連の楽曲でギター演奏をしているようだけど、嵐はデビュー曲しかわからないもんなー。今日本で一番売れてる男性アイドルグループだと言われてるのにさー。

田中さんは、ケツメイシで一番大好きな曲「海」のギターを担当している人。去年から手の治療で活動休止していたみたいなんだけど、活動を再開しているそうで嬉しい。ライブ行ってみたいなー。田中さんがツアーに参加してるアーティストが結構大物ぞろいなのでチケット買えるかわからないけれど。。。

 

角松敏生/SEA IS A LADY 2017

SEA IS A LADY 2017(初回生産限定盤)

SEA IS A LADY 2017(初回生産限定盤)

 

今まで挙げてきた中で思いっきり浮くけれど、挙げるしかないからなぁ~。

30年前にリリースされたインスト・アルバムの セルフ・リメイク・アルバムだったんだけど、これは本当に良かった。

オリジナルのキラキラした感じだとか、全体のバランスがよく考えられたアレンジなど、80年代のテレビっ子だった自分だったからなのかもしれないが、これぞ80年代のフュージョンだ!!というアルバムだと自分は思い込んでいるんだけど、この名盤をセルフカバーする勇気もすごいが、バンド感、ライブ感を大事にした仕上がりにしてオリジナルと差別化しているんだろうけど、それが良かった。

 

というわけで、また来年!!

 

(2017年12月23日加筆した)