某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

乾麺のそばをいい感じにゆでられず、ぐずぐずにしてしまうの何とかしたい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2020年12月1回目の近況

 

新型コロナ感染拡大のニュースが連日連投されていて、この世の終わりみたいな気持ちにさせられてしまうのだけど、本当の地獄はこれからなので、血眼になって一瞬だけでも馬鹿笑いできるものを探していかなくちゃいけないなと危機感が募る。

 

すっかりニュースの波にやられてしまい、楽しいことを探すこともあんまりできなかった。

 

なけなしの集中力で読んだのは松本大洋さんの「Sunny」という漫画の1,2巻だったんだけど、松本大洋さんの半自伝的な漫画とはいえ、若い頃に大好きだった冬野さほさんの漫画の要素がちらちら感じられて、なんだか懐かしくなってしまった。

冬野さほさんが漫画家として活動していた時期は90年代から00年代の初め位だったただろうか、現在はどうかわからないけれど、松本大洋さんのアシスタントをしているそうなので、他の作品でもなんとなく冬野さんのタッチと思われる部分はあるかもしれないが、たまたま自分が読んだ「Sunny」では、冬野さんの漫画特有の、子供の目から見た独特な世界の見え方、広がり方が時々漫画のコマに小さく描かれていたり、子供たちのの寂しそうな仕草だったり、子供たちのとる大人には不可解な行動の描写など、端的なコマながらも読み手にビリビリ伝わってきたから。

 松本大洋さんにしても、冬野さほさんにしても、子供を描かせると抜群に上手い描写をする人たちだと若い頃から思っていたけれど、ある意味夢の競作のように自分には思えたのだ。

 

Sunny(6) (IKKI COMIX)

 

それ以外だと、映画特集のブルータスとポパイを読んだんだ。

 

 

kobatiyo.hatenablog.com

 


活字離れがすさまじい勢いで進行中の自分には楽しい苦行だった。

ポパイの365日映画カレンダーは誰かチャレンジしている人いるのかな?

ちなみに最近見た映画は、ポパイ2017年11月号「映画とドーナツ」特集で取り上げられていたミュージカル映画「ヘアスプレー」だった。

主人公トレイシーの恋とテレビ番組での奮闘を描く映画だったんだけど、トレイシーのお父さんとお母さんも素敵で、最初から最後まで夢中で見てしまった。物語のテーマ自体は、黒人差別問題なんだけど、演者の歌とダンスが素晴らしく、深刻な感じを全然感じさせないのが良かったのかな。今年日本で渡辺直美さん主演でミュージカルを行う予定だったのが中止になったけど、コロナが明けたらやってほしいな。渡辺直美さんもポジティヴ・オーラが半端ないからね。

 

今月は、毎年やってる音楽ベスト10をやるんだったな。

あっというまに、12月は巡ってくるのさ。