眠い、なのに思いのたけ眠ることが出来なくなってしまった。
ども、コバチヨです。
■2020年4月1回目の近況
季節の移ろいを、散歩の途中ででくわす花々によって教えられる。
桜の花が散ったなと思っていたら、つつじの花が咲いていて、近所の藤棚に藤の花が咲き始めていて、いい季節だというのに安易にブラブラできないのが憂鬱に拍車をかけやがる。
元来、インドアの極みのような子供ではあったのだけど、インドアすぎて憂鬱のどん底からはいあがるために太陽の光めがけて、ヘロヘロになりながら雑な支度をして、どうしようもなくテンションの低い状態で散歩をしているうちにじわじわと太陽の光に包まれて、多幸感に包まれる瞬間を今ではとても愛おしく思う。
外出自粛要請が出ている状況の中、散歩といっても人通りの少ないところとなると、かなり限られて散歩に行く気持ちも失せに失せている状態の自分なんだけど、こういう時に浮かぶのは、ロイ・エアーズの「everybody loves the sunshine」という曲のタイトルだったりする。
この曲は、夏を待ち遠しく思う気持ちだとか、これからやってくる出会いへの期待といった、軽い曲なのかもしれないけれど、2020年の4月には、切実なものに大化けすることになるとは、思いもよらなかった。全然思いもよらなかったんだよ。
Kan Sano - Everybody Loves The Sunshine
カバーを挙げてしまったのだけど、インドアの自分にはこっちの低体温な感じが気分なので。
今月は、無気力状態で手持ちの本を粛々と読み進めること以外、満足にできなくて音楽も聞くには聞くのだけど、無気力に押し流されてしまい、布団にくるまる時間が多かったな。ラジオも聞くのだけど、ラジオ番組本編よりも新型コロナウィルス関連の情報に多くの時間をさかれるようになっているので、楽しみながらラジオを聴く事ができなくなってしまって途方に暮れている。ラジオの出演者の皆さんの、明るい放送を送ろうという気概はひしひしと感じられるのにもかかわらずだ。
また、緊急事態宣言発令により、家族の出社時間が変更になったこともあり、我が家の消灯時間が20時という日もザラになり、携帯ラジオでNHK-FM「ベストオブクラシック」を聴くようになってしまった。ほぼ毎日夜の19時代から21時20分くらいまでの間、世界のオーケストラや管弦楽グループのライブ音源を放送してくれるクラシック専門番組なんだけど、自分が中学1年の時も放送されているから長寿番組で間違いないとは思う。(30年以上昔!)
修羅の国・神奈川県に緊急事態宣言が解除される日は、まだまだ先だし、来年になっても仕方がないと持っているのだけど、自分がその日まで生きているのか今から本当に心配。なにはともあれ、今を生きよう。それでは