某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

音楽のこと

既に溶けています。

 

ども、コバチヨです。

 

■夏に聴くならこんな曲

 

観測史上一番早く夏がやってきた。

 

そんなわけで夏に聞きたい曲を10曲挙げてみる。

最新の音楽の動向について熱心に追いかけてはいないので、好き勝手に選んでいるものの、なぜだか無国籍感が漂っている曲が何曲か入っている。

ヘッドフォンで聴くと楽しい曲もいくつか入っている。

 

過去にも同じような投稿をしていたのでよろしければ

 

kobatiyo.hatenablog.com

 

サカナクション/ショック!


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この曲の醸し出す昭和50年代のきっちりまとまった感じの歌謡曲の雰囲気が大好き。アフロビートと歌謡曲って合うんだなぁ~、知らなかった!

 

幾何学模様/dancing blue


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アムステルダムを拠点にしている日本のサイケデリックバンドの新作アルバムからの1曲。楽曲自体はアフリカ~中東周辺の民族音楽をモチーフに作られているんだろうけど、前半の何語で歌っているのかわからない歌が醸し出す気だるい昭和歌謡の雰囲気が良い。中盤以降の盛り上げ方もいい。ライブの方がしっくりくるかもしれない。

 

〇Campnella feat.鎮座Doopness(Prod.RAMZA)/RAGA


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真冬を題材にした歌詞なんだけど、RAMZAさんが手がけたトラックのひんやり感で選んでしまった。

 

〇蓮沼執太、U-zhaan/Go Around


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今年になって知った蓮沼執太さんとU-Zhaanさんのユニットの3枚目から。

タブラというとインドの古典音楽のイメージが強いけれど、電子音楽ともすこぶる相性がいい。

 

〇Mangal Singh、Turbotito、Ragz/Masti Bhara Sama Hai(Toubotito&Ragz rework)

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Too Slow To Discoのプレイリストに入っていた曲。

この曲が流れるや否や、すかさず”いいね!”を押してしまった曲。

インドのパンジャビ音楽がベースと思われるのだけど、レゲエ調AORのアレンジがとても都会派な感じがして新鮮。今年見つけた夏っぽい音楽で一番好きな曲。どんな場面がこの曲にしっくりくるのかさっぱりわからないのも大好きな理由だったりする。

 

〇Paul Cherry Feat.Sunset Rollercoster/No News No Blues

 


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シカゴのミュージシャン・Paul Cherryさんと台湾のバンド・Sunset Rollercosterが共演した曲。AORの楽曲で中盤以降のブラスアレンジがナイス!

 

〇Lou Perez、Fania All Stars/Afro Hustle


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アフリカぽさも漂わせつつ、ラテンのリズムの強さが勝っているディスコチューン。

セクシーな「アフロー ハッソー」の掛け声も入っているものの、主役はストリングスだったりする。ストリングスが主役だっていいと思うのだ。

 

〇Nubiyan Twist、Ria moran/Morning Light


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イギリスの10人組ジャズコレクティブなんだそうだ。

90年代中盤位のニューソウルクラシックぽさが懐かしい。

〇Hamid Al Shaeri/Dari Demu'ek

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中東周辺の音楽を紹介しているドイツの音楽レーベル・Habibi Funkからリリースされた楽曲。まさか、PVが存在しているとは!

カッコよく始まるものの、中東音楽のクセの強さに圧倒される。

それは日本の歌謡曲にもありがちなのに、異国の音楽のクセはなかなか慣れなくて新鮮だったりする。

 

King Tubby/Stalag Riddim


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レゲエを聴いている人ならとても有名なリディム

なんとなくシスター・ナンシーの「BAM BAM」を気に入ってしまい、何回もグルグルリピート聞きしていたら、この曲にたどり着いたのだった。

だいぶ昔にLPで持っていたのを最近思い出した!

夏の暑さにやられつつ作業をしないといけない時に無限に聴いていられる。長いシンキングタイムが必要になった時のBGMにももってこいだと思う。

とにかく無限にリピートしても全然違和感が無い。

 

とまぁ、自分が夏に聞きたい曲を挙げてみた。

温度も湿度も高い場所には合いそうなはず。

エアコンをキンキンに聞かせた部屋だとどうだろうなぁ~。

 

良い夏を!

雑記

気温30度越えに耐えられるかなぁ~?

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年6月2回目の近況

 

気が付くと、夏至を過ぎていた。

これから夏がやってくるのに、昨日(6月21日)よりも、日の長い日は年内にやって来ないのだ。

さよなら、2022年の夏至、待ってろよ2022年の冬至

 

今月の1回目の近況以降のことを書いていく。

読書はなんとか継続できており、直近で読み終わったのは以下の2冊。

 

〇安田次郎/日本の歴史7 走る悪党、蜂起する土民

〇金坂清則/イザベラ・バードと日本の旅

 

 

 

「日本の歴史7 走る悪党、蜂起する土民」は、鎌倉時代の終わりから応仁の乱までの歴史をまとめている本。歴史好きの人からすると”こんなのわかってる”という内容のオンパレードなのかもしれないが、万年歴史初心者の自分が読むとしんどい。読み進めるうちに当事者でも何でもないのに、当時の足利家になんかいたくないと思ったし、脱走したくなった。いつの時代も親戚づきあいメンドクサイ。また、この時代を1冊でまとめるとなると否応なく駆け足感があるね。同じような内容の本を何冊も読むしかないよな。大変だ。

 

イザベラ・バードと日本の旅」は、イギリスの女性旅行家であるイザベラ・バードさんの生涯と「日本奥地紀行」が記された状況を著作や記録をもとに詳細に描かれていて興味深かった。

 

買ってきた本となると、1989年に中学校に進学した自分は、長らく昭和64年版の帝国書院の「中学社会科地図」をことあるごとに引っ張り出して眺めていたのだけど、その後、ソビエト連邦解体もあったし、平成の市町村合併もあったのに、いつまで昭和の時代の地図をありがたく眺めているのかと急に恥ずかしくなり、新しい地図が欲しくなって書店で似たような地図を買ってきた。

さすがに年も取って「ルーペ付き」「大きな文字」といううたい文句にとても弱くなってしまい、ほぼ即決だった。「ルーペ付き」とか「大きな文字」といううたい文句がが中年の自分に物凄く刺さるキラーフレーズになるとは、これを笑える46歳がいたら手を挙げてみろ!笑えないし切実になるんだよ。

スマホで見るグーグルマップでもいいとは思うんだけど、物理的に検索したほうが記憶に残り易いから仕方ない。

 

音楽は、聴いたり聞かなかったりで最近流し聞きしていたのは、NTSラジオで6月6日に放送されたSHHHHH&KOM_I  /SOUTH INDIA DIARIESという番組。インドで録音した音と古典インド音楽が交互に流れるのだけの番組で少しだけ旅に行った気分になれた。

www.nts.live

 

ラジオはスペシャルウィークだったから色々聞いたけど、ダントツで6月15日放送の「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」が面白かった。ロバート秋山さんがゲスト出演していて、フジテレビで放送されてた「はねるのトビら」の話、インパルス板倉さんの話、秋山さんが愛してやまない相方・山本さんの物まね、「はねるのトビら」最終回で秋山さんが突如披露した体ものまねのエピソードなど盛りだくさん過ぎておなか一杯だった。あの梅宮辰夫さんの体物まねは偶然の産物だったのだな。

 

とまぁ、そんな感じでした。

元気があったら、もっと色々で来たのかもしれないが、今はこんな感じです。

 

雑記

半袖Tシャツを買ったのに、よく着ているのはいつもの長袖。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年6月1回目の近況

 

相変わらずぎこちなく暮らしている。

自分の心は半ば挫けているけれど、世界のどこかで自分の代わりに満面の笑顔を浮かべてガッツポーズをしている人もいるでしょう。

世界のどこかでガッツポーズしている人には祝福するよ。

祝福はスマイルと同じ0円だからね。

 

最近のいろいろを書いていく。

先月から今月にかけて読むペースがとても遅いなりに本を読むことが出来て嬉しい。

気持ちに余裕が無いと本の内容が全然頭に入らないから尚更なのだ。

 

去年、書店で購入して長らく積読になっていた小林真樹さんの「日本の中のインド亜大陸紀行」を読み終えた。

 

本の内容は、日本でインド食材を扱う店舗や飲食店を営むインド人および周辺国の人々に話を聞いたり、作者が参加した、それらの国々の人たちで構成されるコミュニティのイベントの話などが淡々と記されている。

日本に住む外国人の話というと、社会的な問題にクローズアップしがちだけど、あくまでも作者の興味は彼らが日々食べている食事だったり、店で提供している食事のことなので、食に関する話題が沢山出てきて、読んでいてお腹がすく始末。食事の写真もかなり多いから時々眺めたくなる。

本の表紙は茨城県下妻市にあるお店なのだけど、とても日本にあるお店だとは思えない店構えなのがいい。

 

それと、目下読んでいる本は安田次郎さんの「日本の歴史 7 走る悪党、蜂起する土民」という本で、鎌倉時代の終わりから室町時代までことが記された本を読んでいる。

 

日本人のわりに、日本史をあんまり知らないこともあって学び直しなるのかどうか怪しいけれど、図書館にあったこのシリーズを適当に借りて読んでいる。

朝廷と幕府の権力バランスの変化や権力闘争の話が中心ではあるものの、明との交流のことや倭寇のこと、当時の土地制度の変化など、話題が盛りだくさんな感じ。最後の応仁の乱を50ページでまとめているのだけど、ただでさえ理解力の乏しい自分にわかるのかどうか。自分なりにメモを取りながら読むつもり。

 

音楽は再び気持ちに余裕が無くてあんまり聴いていない。

たまたまSpotifyにおすすめされたジャズピアニスト・Joey Alexanderの新作アルバム「Origin」を流していたら、共演しているギタリスト・Girad Hekselmanの演奏がとても良かったのでお気に入り登録してしてしまった。

 

 

それと、ラジオやポッドキャストで面白かったのは「ウラモノ漫才ダイアリー」のモグライダーの回。

前編は、ネタを作っている芝さんの1人アイデア出しが延々続き、後編になってやっと、ともしげくんが登場する。モグライダーの漫才は、ともしげくんが慣れてきた漫才ネタはやらないらしく、あんまり練習もしない状態で事務所の作家さんにネタ見せをする所は驚いた。ともしげくんの新鮮なリアクションありきという芝さんの潔さ。

 

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また、先月からSpotify独占配信が始まった「聴漫才」が面白くて、初回の笑い飯の漫才がいつまでも続いてくれたらと思った位沢山笑わせてもらった。

日々登場する面々がとにかく豪華。

 

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それ以外というと、去年履きつぶしてしまったスポーツサンダルの代わりにTevaのサンダルを買ったのだ。散歩用に買ったのだけど、履くタイミングを逃しまくってしまい近いうちに履いて沢山歩きたいなとは思う。

 

最近はそんな感じなのだ。

 

梅雨に入ってしまったけれど、どうかなるべく心穏やかに。

雑記

心、平和に。

 

あんまりできてないけど。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年5月1回目の近況

 

なんとか暮らしている。

この頃、いつもよりも対人恐怖の傾向が強く出てしまい外を出歩く時とてもぎこちない感じになっていて困っている。対策法は、ネットに沢山あがっているものの、それ以前の身だしなみがどうしようもないので練習するしかない。人前の緊張感を少しでも減らしたいけれど、何をどうすれば減るのか?

 

最近の出来事というと、家族と連休の最中、東北自動車道を延々走り雨の猪苗代湖にドライブしてきたことだ。

内陸部ということもあり、雨に煙る猪苗代湖は夕暮れ時と相まってあんまり見えなくて

なんだか寂しかったし、時間がたつにつれ雨風が強まり、気温が下がってそれも寂しさに拍車をかけた。翌朝になると雨も上がり、雪解けが進まない周囲の山々がくっきりと見えたし、葉桜だったものの桜も沢山見たから満足だった。中でも喜多方市の日中線しだれ桜並木は素敵だった。

夏はこれから来るのだ。

 

https://www.city.kitakata.fukushima.jp/uploaded/attachment/4910.pdf

(日中線しだれ桜並木マップのPDFファイル)

 

帰りに道の駅に寄って馬刺し(モモと肩とパーツ別に売っていて驚いたもんだ)を買ったり、埼玉県久喜市にある日帰り温泉施設・百観音温泉で温泉に浸かったりした。

日帰り温泉施設の敷地に神社があるところは珍しかった。

100kannon.com

 

観光とまではいかないドライブ道中だったのだけど、連れて行ってくれた家族には人前でとてもぎこちない動作をしてしまう自分が一緒で申し訳ないと思うのだけど感謝している。情けないことだけど、人前で好き勝手が上手くできないから仕方がない。

 

それ以外だと、自分が時代に置いてけぼりになってしまっているなと思うことが多くて、特に文芸誌の表紙を飾る作家や出版社のwebサイトに並ぶ作家のラインナップがガラッと変わっているのと思いっきり若返っているのとですっかり浦島太郎状態だ。

昔から芸能人の文筆活動はあったし、学者さんの書き手もどんどん変わっていくものだけど、自分はどうも90年代から止まってしまっていたことに最近やっと気づくことが出来た。中でも、「晶文社スクラップブック」のラインナップの令和感よ。私は平成でさえなくまだ昭和で時間が止まっているのだと改めて思い知らされたわけだ。

 

s-scrap.com

 

時代の波に飲まれて楽しいと思う時期はとっくに終わっているので自分に丁度いい今を地道にみつけていくしかない。いつまでも「月刊文藝春秋」の表紙ばかりチェックしていたらマズイぞ!あんまり自分を追い詰めるつもりはないけどさ。

 

それ以外だと、テレ東が熱い。

テレ東のポッドキャストコンテンツ「ウラモノ漫才ダイアリー」が地味に面白い。

 

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芸人さんに音声レコーダーを持たせて新ネタができるまでを聞くポッドキャスト

ラジオとは違う味わいがあって、おそらく芸人志望の人には参考になるかもしれないけれど、アップされている芸人のファンもこういうポッドキャストを待ち望んでいたのではないだろうか?編集の仕方がテレビ的なのも新鮮。真空ジェシカ、お願いしたいな。

 

音楽の方はというと、蓮沼執太さんとU-zaanさんの共作アルバム「Good News」が良かった。エレクトロニクスとインドの打楽器・タブラのいい具合のバランス感が心地よかった。タブラが演奏される音楽というと、各々の楽器を弾く際の余韻を楽しむものが多いと思うのだけど、タブラの音の余韻を敢えて削ぐ曲も結構あったりしてタブラの可能性を試しているのかな。面白いアルバムだった。

 

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最近はそんな感じです。

音楽のこと

眠り続けたいけど眠れない。

 

ども、コバチヨです。

 

■最近聴いた音楽のこと

 

冬の間、全然音楽が聴けなくて前に聴いた気分が少し明るくなる音楽ばかり聴いてやりすごしていたのだけど、幾分か音楽を聴くことができるようになったので新しい音楽や若い頃にスルーしていた音楽をボチボチ聴いているところ。

 

新しいもので繰り返し聴いているのはイギリスのバンド・Mamas Gunの新作「Cure the Jones」というアルバム。

 

Cure The Jones

Cure The Jones

Amazon

前作から続く、60年代~70年代位のソウルミュージックを彷彿させる楽曲で構成されるアルバムで、緩く聞かせてくれる。前作との違いは、前作は昔の音楽に聞こえるようなアレンジを加えていたけれど、アレンジをシンプルにし、今聞いても違和感のない丁度いいアレンジがほんのり加味されたこと。昔60年代~70年代のソウルミュージックを聴いていた人ならば、この曲はあの曲ぽいなとか頭に浮かぶと思うけれど、それは今までのママズ・ガンのアルバムに通ずることだったりするからな。

今の状況では厳しいかもしれないけれど、来日するならライブを観に行きたいものだ。

このアルバムの凄さをハマ・オカモトさんがMikkiのインタビュー*1で話していて、興味深かった。

 

マイ邦楽ブームは続いていて、羊文学のアルバム「our hope」が良かった。

 

メロディーの力と歌の力とバンドサウンドのシンプルな演奏のバランス感がすこぶるよく、アレンジの過剰さがないのも潔くてカッコいい。メロディーの力が強いとアレンジを過剰にして台無しになりがちだけど、削ぎ落している感じがたまらなく男前。

インディーロックの醍醐味を保ちつつ、ポップさ出していこうと試行錯誤しているみたいだけど、どうなってしまうのか。ボーカルの塩塚さんは素敵なメロディーの書ける人だから、うまい事ヒット曲が出るといいけどなぁ~。

 

他はというと、あんまりヒップホップは聴かないのだけどDEKISHIさんのアルバム「CULT」の楽曲を荒井優作さんがリミックスした「CULT2.0」がカッコよかった。

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全曲リミックスの予定らしいのだけど、現状2曲のみ。

 

とまぁ、最近はそんな感じです。

 

雑記

連日のめまぐるしい寒暖差に、こたつ布団をいつ外すか悩んでいます。

 

ども、コバチヨです。

 

■2022年4月2回目の近況

 

4月もぼちぼち終わりそうだ。

先週にやっとコロナワクチンの3回目接種を終えたものの、接種箇所を殴られたんじゃないかと思う位の青あざが出来て驚いたものだ。今まで生きていて注射で青あざが出来たことなんか無いから尚更だ。モデルナめ、出来る事なら二度と打ちたくない。

 

ネットサーフィンなんかしても頭の中に何も残らないし、頭の中に何も残らないないならいっそのこと1つの題材について詳しく記されている本でも読もうとしているんだけど、読むのが遅いし、途中で気絶したかのように眠ってしまうので途方に暮れる。

複数の本を並行して読んでいるんだけど、その中でも読んでいて楽しいなと思ったのはホンマタカシさんの「たのしい写真~よい子のための写真教室」だ。

 

 

タイトルだけを見ると、子供向けのカメラ入門書のようにも見えるけど、実際は趣味はカメラと公言しているような大人向けなんだと思う。実際にカメラ撮影をしていないとわからない事も交えて説明しているから。

カメラ撮影門外漢の自分でも楽しかったのは、前半部分の写真史のまとめで、写真というと、昔ながらのカメラを構えて被写体を撮るスタイルを想像しがちだけど、現代の写真の多様化は著しく、インターネットの画像検索から選んだ画像を複写・加工して、元の画像の著作権を無効化し、作品として発表する人もいるというし、写真を撮らない写真家も出できているんだな。

文章自体はわかりやすく記されているので、カメラ撮影ははしないけれど、写真鑑賞の手引きが欲しいなという人もトライしてもいいのかもしれない。図版も沢山あるし、図版を眺めるだけでも楽しいのだ。

 

それと、昨日買ってきて半分くらいまでしか読んでいないけれど倉下忠憲さんの「すべてはノートからはじまる あなたの人生を開く記録術」もわかりやすかった。

 

大分年を取って、佇んでいるだけでさっきまでのことをボロっと忘れることがザラになってきたので長年つけていた読書記録ノートに加え、日記やら複数のノートを作って日々いろいろ書いている。友達や常日頃頻繁に接する人が多ければそれだけリマインダーも増えるだろうが、基本1人でいるので自力でなんとか思い出さないといけないから仕方がない。

この本では、行動記録、思考ログ等、様々な用途のノートの書き方が書いてあるからありがたい。どうしても記録術の本って、仕事の流れをまとめたり、問題解決するための記録術になりがちだからさ。

 

ラジオについては、ザ・マミィが文化放送で番組を始めたのが良かった。プロ野球中継のオフ期間に放送されていた「カラフルオセロ」でやっていたコーナー「MOROHA」は面白かったから続けてくれたらいいのにと思っていたからだ。

www.joqr.co.jp

 

新番組関連だと、「フワちゃんのオールナイトニッポン0」が面白い。4月13日放送回でクリーピーナッツを強引に呼んでリップスライムの”楽園ベイベー”を3人で歌い出すの無茶苦茶笑った。中盤以降R指定さんしか歌ってなかったけど!

 

そんな感じです。

早く腕の青あざ消えないかな~。

 

 

 

 

 

ラジオのこと

横浜ロマンスケッチに飢えている。

 

ども、コバチヨです。

 

■最近聴いたラジオのこと(2022年4月)

 

番組パーソナリティの空気階段の二人が新型コロナウィルスの陽性となったため、急遽、岡野陽一さんと鬼越トマホークが代打を務めた「空気階段の踊り場」(2022年4月11日放送回)の感想を書いてみる。

 

この回の冒頭部分は、空気階段・水川かたまりさんのお母さんこと”もえちゃん”の空気階段休演のお詫びから始まり、”もえちゃん”と岡野陽一さんのクロストークへ続き、もえちゃんから水川かたまりさんに関する衝撃の発言があったので空気階段の二人が復帰した後の放送でどうなることやらだ。

 

岡野陽一さんと鬼越トマホークという、頻繁に動画などで見たりラジオで話を聞くのは胃もたれするが、たまに動画に登場するとか、ラジオでゲスト出演するという予告があるとなぜかテンションが上がってしまうお笑い芸人ベスト3のうちの2組がラジオをやってくれると知り、声をあげて喜んでしまった。

 

岡野さんのとびきり明るいトーンの進行も大好きだけど、鬼越トマホーク・坂井さんの話す空気階段・鈴木もぐらの知らざれざる側面(ボクシング好き、若手芸人の中で一番将棋の強い、記憶力がある等)や代打出演者選びの話題の流れで出てきたレインボー・池田さんの印象(神木隆之介さんが演じるタイプの完全犯罪をしそうな殺人犯!)も奮っていていたし、TBS「水曜日のダウンタウン」の『ほんこんの本名フルで答えられる若手芸人誰もいない説』 での坂井さんのほんこんさんへの発言に関する話題が放送時間のほとんどだったのだけど、芸人としての全盛期が20年以上昔にあった先輩芸人に対し、同期ないし後輩のような感じで辛辣に批判(イジリ)していたのはどうかと思ったけど、それを必死で止めに入る岡野さんのアタフタぶりが容易に想像できて笑いが止まらなかった。

確かに、芸人や芸能人が政治に関する意見ををSNSで発信する時代ではあるけれど、テレビやラジオなどで、政治学や経済学、社会問題についてあまり学んでいない人がニュース番組の司会の人に意見を何回も求められるのを見聞きしているから需要はあるんだろう。ただ、視聴者やリスナーからすると「私の思う〇〇問題への意見」の粋を出ないから必要性を感じないのも実際のところ。だから坂井さんのほんこんさんへの批判もなんとなくわかるけど、やりすぎたかな。

ほんこんさんの話題の後に坂井さんが空気階段の単独ライブに行った話をしていたんだけど、ネットで沢山言及される空気階段(特にもぐらさん)評を熱心にまくしたてていてそこも微笑ましかった。

この回の鬼越トマホーク・坂井さんの話を聞いて、TBSラジオを終日聞いているような人間なら共感してもらえるかもしれないが、毒蝮三太夫さん、六平(むかさ)直政さんと並ぶ、話し出したら誰も止められない厄介なんだけど面白オジサン三羽烏の1人にまつりあげられてしまいそうだったな。坂井さんにはいつか、ナイツ、かまいたちの二人でも太刀打ちできなかった毒蝮三太夫と直接対決してもらいたいな。ただの口の悪いお爺さんとおじさんの口げんかになって誰も手をつけられなくなるかもしれないが、それでもいい。

 

岡野さん、いつか「パンサー向井の#ふらっと」の代打で出てほしいな。進行が上手いし、自虐自己紹介をする割に、岡野さんがいるだけで番組を明るい雰囲気に変えてしまうのは凄い。クズ芸人と言われているのに、やさぐれ感以上に陽気さが圧倒的に上回っていて絶妙なバランスだからなのかな。

 

とまぁ、感想でした。面白かった!