某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

でん六のシーズン。

 

ども、コバチヨです。

 

■2021年1月1回目の近況

 

今年最初の雑記を書こうと思いながら、1月の半分が終わってしまった。

今年に入ってからも相変わらずラジオでもネットでもコロナコロナなわけなんだけど、どうすれば”コロナ”という言葉や文字から逃れられるのか、それをなけなしの頭で考えるんだけど、気が付くと”コロナ”という文字が目の前にあったり今年もコロナから逃れられないのかなと凹んで暮らしている。

2021年のお正月は案の定、家で迎えた。

元日の朝に、なんとなくセブンイレブンに行って自分の好物であるミルクフランスとやたらと分厚い日経と日刊スポーツを買ってきて読んだのだけど、日経の内容というと、自分には全く以て無縁そうなDXとSDG’sの話題がメインで、暗澹たる2020年を振り返るよりも振り切っていて良かったかな。ニッカンは年末の様々なスポーツの大型タイトルと嵐の活動休止前コンサートの記事がメインだった。オリンピック関連の提灯記事もあったけれど、森会長インタビュー記事が後日ネットで大炎上していたな。それと他に面白かったのは箱根駅伝の記事で瀬古さんが優勝とかシード権のとれる大学などを予想していたんだけど、清々しいくらい当たって無かったのが印象的だった。まぁ、今年はどこの大学も、コロナで従来通りの練習が難しい状況だったから仕方が無いのかもしれないけれども。

年末年始のラジオはあんまり聞いていないんだけど、年末にTBSラジオで単発で放送されたオズワルド、ニューヨークのラジオの安定感が抜群で面白かった。オズワルドは新年度以降ラジオ番組持てるといいんだけど、どうなんだろうな。

 

そういえば、久々に読破できた本があったんだ。

角幡唯介さんの「空白の5マイル」という本だ。

作者がチベット奥地にある未踏の地へ向かうという話なんだけど、ポーターの人と別れて作者が単独で歩いているときの描写を読んでいると不思議と作者が感じている緊張感が自分にも伝わってくるのか、ページをめくる手がこわばってしまって、それを気付いて驚いたものだ。作者が戻ってきているからこの本が記されているんだとは思うものの、読んでいる間は作者は無事に帰ってくるのかどうかハラハラドキドキしてしまったんだよな。

 

 

それ以外だと、家族が借りた映画を何本か見たのだけど、ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」が良かった。

映画の内容はホテルマンの男が常連客の遺産相続騒動に巻き込まれる話なんだけど、本題の遺産相続騒動そっちのけで、ホテルの建物だったり、登場人物の衣装などがとても素敵で追いかけるところが沢山ありすぎて気が付くと映画が終わってしまっているという位、時間がたつのがとても早い映画だった。今年上映されるという新作「フレンチ・ディスパッチ」も物凄い気になってるんだ。


THE FRENCH DISPATCH | Official Trailer

 

とにかくまぁ、なんだかいまいち本調子じゃないけれど、ぼちぼちやっていくつもり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年のめあて

実はお雑煮をまだ食べてないのだ。

 

ども、コバチヨです。

 

お雑煮を食べるという気持ちが折れてしまい、うどんに化けてしまうのだー。

 

■2021年のめあて

 

新しい年になってしまった。

 

去年、新型コロナウィルスが日本に上陸してから1年経過したものの、幸いなことにまだコロナでひどい目に遭うという事が無く暮らしている。

ただ、変異種の流入医療崩壊というWパンチで感染爆発もありうる状況なので、1日も長くコロナにかからないように手洗い消毒マスクをしていこうと思ってる。

確かに人によってコロナは大したことは無いのかもしれないけれど、人生において何回も風邪に敗北し、ひどい目に遭ってきている自分なので、できる事ならかかりたくないというのが正直な所なのだ。風邪も早く治るものはいいとして、長期戦になると1か月位ダメージを受けたまんま日常生活を送らざるをえなかったりして厄介なのを身をもって知ってるからだ。

おまけに、普通の風邪であればコンビニも、ドラッグストアも行けるからいいけど、コロナと診断されてしまうと、家にずっといなくちゃいけないというじゃないか。かかったらかかったで仕方がないけど、欲しい物は全てネットを介してでしか買えないというのは時間がとてもかかるし、欲しい物が届いても、タイムラグがあるために使いたいタイミングを逃すという事も多々あると思われるので、かからなない方法があるのであれば、極力かからない方法を日々行って、コロナにかからないようにしなくちゃいけないなと強く思うのだ。

 

そんなわけで、今年のめあてはこれです。

 

    コロナになるべくかからないようにする!

 

この1点で行こうと思います。

 

 

 

 

2020年の音楽ベスト10(2)

定点観測を止めるな!

 

ども、コバチヨです。

 

■2020年の音楽ベスト10(後編)

 

というわけで、2020年に聴いて良かった楽曲の部です。

曲単位だと、ポップソング多めだったなー。

J-POPとは、あんまり聞かなかった気がする。

なんとなく、巷で流れる音楽に、歌えそうな歌が減ってきて、歌唱競技会でもやるのかという位に歌唱部分の高速化が進んでいるからなのかもしれない。

皆で歌える歌、若い人には古臭いものだと思われてるのかな?

 

KING GNU/Teenage Foever

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お正月明けにこの曲を沢山聴いた。

キングヌーらしくない曲だと思う。

 でも、そこがいい。

 

Lady Gaga Aliana Grande/Rain On Me

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Youtubeにおすすめされて渡辺直美さん&ゆいやんレトリィバァさんバージョンのPVで気に入って即座にお気に入り登録した曲。

渡辺直美さんの太腿に刺さるみたらし団子にKOだった。

天から降ってくるみたらし団子、夢のようなんだか、恐怖なんだか。 

 

〇The Weekend/Blanding Lights

 


The Weeknd - Blinding Lights (Official Music Video)

 

今年、Spotifyで最も再生回数が多かった曲なんだという。

これを昔のラジオ受信機で聞かされたら、2020年代のヒット曲と判断できるという自信は全然ない。

 

〇U.S Girls/4 American Dollers

 

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今は亡きTBSラジオ「オーディナリーミュージック」のカジヒデキさん選曲回で知った曲なんだけど、youtubeにアップされているスタジオライブも良かった。

「オーディナリーミュージック」の後継番組的立ち位置の「CITY CHILL CLUB」も好きなんだけど、アナログ愛好世代からサブスク聴き倒し世代にターゲットがバチっと変わった感じがしてそれはそれで楽しいんだけど、今後レコード愛好世代向けのラジオ番組を作ってくれるの、NHK-FMだけになりそうな気がしている。

 

Lennon Sterra feat. Chalie Puth/Summer Feelings

 


Summer Feelings - Lennon Stella feat. Charlie Puth (from Scoob! The Album) [Official Music Video]

 

ベイパー・ウェイブ風の曲で、夏によく聞いた曲。

 

〇Thunder cat/Dragonball Durag

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この曲のPVを見ると毎回、志村けんの「変なおじさん」のコントが浮かんでしまい、つくづく自分は昭和の人間だと思い知らされたものだ。

 

 

Your Song Is Good/Motion

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日本のインストバンドの曲で、繰り返し聴いた。

ライブバージョンも好き。 

 

〇HF International/She's Go Divine

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名古屋の音楽ユニットが最近出した曲。

カシーフさんの歌とギターがフューチャーされてて、無茶苦茶良かった。 

ド派手なフュージョン風のギターの曲もいいけれど、デパートで流れてきそうなおしゃれフュージョン風ギターの曲も最高。

 

 

〇Mom Ami-E/Diane Tell

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ヨットロック編集盤「TOO SLOW TO DISCO」の女性シンガー編2作目に収録されていた 曲で、これが一番好きだったな。

 

Inga/Infinity

 


INGA - Infinity

 

sam gendelが組んでいたバンドの曲。

sam gendelのアルバム「4444」の雰囲気がする曲なんだけど、秋に沢山聞いた。

 

 

 というわけで、来年もよろしくお願いしまーす。

 

 

 

2020年の音楽ベスト10(1)

定点観測を止めるな!止めんなー!

 

ども、コバチヨです。

 

■2020年の音楽ベスト10(前編)

 

毎年恒例の音楽ベスト10です。

今年は、アルバム+youtube動画やサウンドクラウド等のストリーミング配信されているミックス動画の部と楽曲の部の前後編の記事になります。

 

今年は、ラジオから流れるコロナ関連ニュースで消耗してしまい、熱心に音楽を聴く時間が少なかった年でした。音楽は聴くのだけど、昔好きだった音楽だとか、ぼんやり聞く事の出来る音楽を聴くことが多かったかな。世間の流行からは遠いチョイスだけど、いつものことだから気にしない。

 

そして、このコロナ禍で気づいたのは、家の中で音楽を聴いて楽しむことも好きだけど、屋外イベントなどで音楽に合わせて踊ったり、体を揺らすのも好きだったんだなということだ。

 

家の中でも音楽に合わせて踊ることはできるけれど、大きな音楽の渦の中で自分の好きなように踊るのと、ご近所さんに気を使って中途半端に小さな音で音楽を聴き、そして響かないように摺り足でステップを踏むのとでは大違いですからね。

 

あと、毎年選ぶテーマがあったりするのだけど、今年は無しです。

 

というわけで、レッツ!いってみよー!

 

◆アルバム+配信部門

 

〇家主/家主

 

去年の12月のリリースだったけど、みつけたのが今年だったので今年のベスト10に入れました。

90年代の終わり位に活動していた数多ある日本のインディーズバンドのCDに紛れ込ませても全く以て違和感の無いバンドサウンドであること、それでもって人懐こいグッドメロディとくるから、懐かしさも相まって今年の頭位に沢山繰り返して聞いたのを思い出す。本当だったら、今年ライブをたくさんやる予定だったろうし、フェスの依頼もあっただろうに、残念無念。「お湯の中にナイフ」にはとてもいい曲だった。

 


家主(YANUSHI) "家主のテーマ" Official Music Video

 

〇Sam Gendel/Satin Doll

 

自分が今年Spotifyで一番再生したアーティストはダントツでSam Gendelさんだったんだけど、今年は本当に沢山聴いた。

自分は熱心なジャズリスナーではないので、どのような状況なのか全然わからないが、世界のジャズ関係者はこぞって”未来のジャズ”の姿を模索しているんじゃないかという位、ジャズ界隈はここ何年か魑魅魍魎とした感じになっている気がするんだけど、個人的に”未来のジャズ”の姿をとらえた最初の人物として認定したいと思ってる。

今年出た「Satin Doll」はジャズスタンダードのカバー集だったとはいえ、向井秀徳のいう所の冷凍都市の暮らしのBGMにもってこいの、寂しくて、機械的な、それでも人が演奏しているという、まるで血の通っていないように見えて、実は血の通った音楽なんだという、非常に未来的な音楽な気がするのだ。

今後どんなアルバムを出すのかわからないけれど、コロナが収束したら来日してほしい人だよ。

 


Sam Gendel - Satin Doll (Official Video)

 

Ryutist/ファルセット

 

梅雨の時期に沢山聞いたアルバム。

Ryutist新潟県を拠点に活動しているアイドルグループ。

Ikkubalさんのペンによる名曲「無重力ファンタジア」(ikkubalさんの代表作と言われてしまうレベルの名曲だと思う)が収録されているだけで今年の音楽ベスト10間違いなしだったわけだけど、シンリズムさんの「センシティブサイン」、柴田聡子さんの「ナイスポーズ」、蓮沼周大フィルの「Alive」と、青春のきらめきのキラキラが過剰すぎて何も見えなくなる位、まぶしすぎたアルバムだった。

「ナイスポーズ」については柴田さんのセルフカバーが猛烈に聴きたい!

 


RYUTist - ALIVE【Official Video】

 

〇Wool&The Pants/Wool In The Pool

 

東京のアンダーグラウンドバンドの過去作から選曲された編集盤。

早朝4時位の、もうもうとしたタバコの煙に燻され、安酒で酩酊し、えらく草臥れた体にしみこんでくるクタクタに草臥れた人を優しく包んでくれる音楽なんだと思う。個人的にとても良かったアルバム。

昭和40年代のロックやフォークを彷彿させる暗い雰囲気を漂わせたニューウェイブをやるバンドなんけど、今どき燻った感じの音楽は避けられがちなのに、なぜ敢えてやるのかわからないが、今の日本のバンドの中でも唯一無二のような感じがしてとてもよかった。じゃからたの「でも・デモ・DEMO」の歌詞を彼らの作ったメロディーに乗せて歌う「Edo Akemi」のひどく燻った感じ、「Bottom Of TOKYO」の風通しのいい軽い感じ、どんよりとしつつ軽やかさがあってそこが好きになった理由なのかもしれない。

 

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〇The 1975/Notes On Aconditional Form

 

 バラエティに富んだアルバムで、聞いていて楽しかった。

ジャンルに固執せず、どんな曲も自分たちの色に染めてしまう所、下手するとダサイと言われる曲もすれすれでカッコよく仕上げてしまうセンスの良さ、文句なし。

楽曲もいいけれど、自分たちのアピールの仕方が本当に上手でこれで売れないほうがおかしいレベルだろうな。

 


The 1975 - If You’re Too Shy (Let Me Know)

 

〇Fabiano Do nasciment /prelude

 

ブラジルのギタリストのアルバム。

アンサンブルの緻密さと心地よさにやられた。

ライブが観たいな。この人のライブを観た人、素直にうらやましいです。

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〇藤井風/Help Ever Hurt Ever
 

デビュー盤が出るまで全く知らなかったシンガーソングライターの1作目。

「何なんw」をはじめ、歌うと無茶苦茶気持ちのいい楽曲ばかりで、コロナが無かったらもっと売れていたかもしれない。フェスなんかに出ても、すごい盛り上がるんじゃないかなぁ~と思う。どのサビも歌いたくなるし気づくと覚えてしまう。

楽曲がドラマチックであるにもかかわらず、藤井さんの弾き語り演奏を前面に押し出して、過剰なアレンジを加えたくなるところを極力シンプルにして控えめにしたプロデューサーさんの采配も良かった。

 


藤井 風(Fujii Kaze) - "もうええわ"(Mo-Eh-Wa) Official Video

 

〇John Carrol Kirby/My Garden

 

アメリカはLAの鍵盤奏者のアルバム。

レコード収集家の中で、80年代から90年代にかけて制作されたニューエイジアンビエントと呼ばれるジャンルの音楽が話題になっているようで、実際spotifyにもプレイリストがいくつかあるのだけど、そのなかから気になって夏によく聞いた。

 90年代に無印良品の店内で流れていた音楽みたいに主張してこないけれど、愛嬌のあるメロディーとお行儀のよさがハマってしまい聞いていたんだよな。きっと当時流れていたBGMにこのアルバムから何曲か混ぜても違和感はなさそうではある。

 

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〇Free Nationals/Free Nationals

 

アンダーソン・パークのバックバンドの一枚目。

70年代のブラックミュージックや90年代終わり位のニューソウルリバイバル周辺の音楽が好きであれば、好きにならずにはいられないアルバムだと思う。今どきの音というにはやや古い音なんだけど、昔のR&Bの名盤のごとく聴き続けられそうな魅力がある。全体的にメロウな曲が多く、インスト・バージョンも最高。

個人的に「Eternal Light」が大好きで繰り返し聞いた時期があった

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〇Listening man/Lions milk(soundcloudアカウント)

soundcloud.com

 

ラジオ局で放送した内容をそのままをサウンドクラウドにアップしているようなんだけど、なんとなく流しておくのにあんまり邪魔にならないし、イージーリスニング的に聞かせる楽曲のチョイスが良くて今年沢山聞いたな。選曲の無茶苦茶さもほれぼれしてしまう。

 

というわけで、後編なわけだけど、年内にアップしたいな。

がんばりまーす(しゅうぺいポーズを取りながら)

2020年の食事のこと

食べることは、いきること。

 

ども、コバチヨです。

 

■2020年の食事のこと

 

新型コロナウィルスがあろうが無かろうが、食生活が大して変わらないという人の方が圧倒的に多いのかもしれないし、自分もそっち側なんだろうし、来年も今年のような食生活を継続するんだろうけど、とりあえず書いてみる。

 

2020年の食生活で辛かったのは、例年10回あるかないかの程度だけれども、今年の2月中旬以降全く持って飲みに行けなかったことだ。

といっても、お足が無いからきれいなお姉さんのいる店にも行けやしないし、かといって自分と同じ年なのに、50人分くらいの人生経験のあるママさん(そういう人は意外に沢山いるものだ)のお店にも行けないから、どう頑張っても大学生だとか安月給のサラリーマン向けの揚げ物しかメニューに無いような店とサイゼリアにしか行けないのだけれども。

たとえ、企業のセントラルキッチンで調理されたものだったとしても、自分と家族以外の人が作ってくれた食事を食べられるというだけで気分が上がるものだし、現在交流のある人が皆無の自分だから、自宅ではない場所で、自分以外の人から食事を提供される機会を持つには外食するしかないので、外食がいかに自分にとって楽しみとして、かけがえのない事であったのか、今年は本当に思い知らされた。

また、テイクアウトだけど、献立が決められないなと諦めてしまったときはスーパーの総菜コーナーに駆け込んでいたから、全然利用しなかったな。無性にホットモットの特のりタル弁当が食べたくなった時は買いに行ったけど、それも年に3回あるかないかだからなぁ~。それ以外だと半年に2回位しか行かないマクドナルド位。

それ以外は自炊だったんだけど、飲食店がどんどん潰れているのだろう、スーパーでいつもは売り場に並べられないような食材が陳列されているのに遭遇する機会もたまにあって、少し前だけど、普段売っているものと比べて3倍位大きいかつおのたたきが同じ値段で売られていて驚いたものだ。

あと、今年は6月から7月位にあった梅雨の期間に野菜が一時高騰したけれど、それ以外の時期は比較的供給が安定していたこともあり、安価で野菜を買うことが出来てそれはとてもラッキーだったのではないか?これが異常気象などが原因で食材の高騰がずっと止まらないとなると、献立もある食材に偏り貧相になって食事を作る側も食べる側もストレスになっていっただろう。

野菜も、一年を通して買うことのできる肉や野菜、魚を使った料理でもいいのだろうけど、時折、旬の野菜や果物があるだけで気分は全然違うものだから。

それ以外だと、GOTOトラベルやGOTOイートを利用しての飲食については、新型コロナ感染対策をしておりますという張り紙はしているものの、自分が住んでいる地域だと、狭い空間に人をぎっちぎち詰め込んでるスタイルの飲食店が普通にあるので、空いていないと気持ち的に楽しく食事ができないだろうなと思い、全然利用できなかったな。

 

自分の場合はそんな感じでした。

来年は飲みに行きたい!けど、再来年まで厳しそうだなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑記

乾麺のそばをいい感じにゆでられず、ぐずぐずにしてしまうの何とかしたい。

 

ども、コバチヨです。

 

■2020年12月1回目の近況

 

新型コロナ感染拡大のニュースが連日連投されていて、この世の終わりみたいな気持ちにさせられてしまうのだけど、本当の地獄はこれからなので、血眼になって一瞬だけでも馬鹿笑いできるものを探していかなくちゃいけないなと危機感が募る。

 

すっかりニュースの波にやられてしまい、楽しいことを探すこともあんまりできなかった。

 

なけなしの集中力で読んだのは松本大洋さんの「Sunny」という漫画の1,2巻だったんだけど、松本大洋さんの半自伝的な漫画とはいえ、若い頃に大好きだった冬野さほさんの漫画の要素がちらちら感じられて、なんだか懐かしくなってしまった。

冬野さほさんが漫画家として活動していた時期は90年代から00年代の初め位だったただろうか、現在はどうかわからないけれど、松本大洋さんのアシスタントをしているそうなので、他の作品でもなんとなく冬野さんのタッチと思われる部分はあるかもしれないが、たまたま自分が読んだ「Sunny」では、冬野さんの漫画特有の、子供の目から見た独特な世界の見え方、広がり方が時々漫画のコマに小さく描かれていたり、子供たちのの寂しそうな仕草だったり、子供たちのとる大人には不可解な行動の描写など、端的なコマながらも読み手にビリビリ伝わってきたから。

 松本大洋さんにしても、冬野さほさんにしても、子供を描かせると抜群に上手い描写をする人たちだと若い頃から思っていたけれど、ある意味夢の競作のように自分には思えたのだ。

 

Sunny(6) (IKKI COMIX)

 

それ以外だと、映画特集のブルータスとポパイを読んだんだ。

 

 

kobatiyo.hatenablog.com

 


活字離れがすさまじい勢いで進行中の自分には楽しい苦行だった。

ポパイの365日映画カレンダーは誰かチャレンジしている人いるのかな?

ちなみに最近見た映画は、ポパイ2017年11月号「映画とドーナツ」特集で取り上げられていたミュージカル映画「ヘアスプレー」だった。

主人公トレイシーの恋とテレビ番組での奮闘を描く映画だったんだけど、トレイシーのお父さんとお母さんも素敵で、最初から最後まで夢中で見てしまった。物語のテーマ自体は、黒人差別問題なんだけど、演者の歌とダンスが素晴らしく、深刻な感じを全然感じさせないのが良かったのかな。今年日本で渡辺直美さん主演でミュージカルを行う予定だったのが中止になったけど、コロナが明けたらやってほしいな。渡辺直美さんもポジティヴ・オーラが半端ないからね。

 

今月は、毎年やってる音楽ベスト10をやるんだったな。

あっというまに、12月は巡ってくるのさ。

 

雑誌のこと

さむいですやーねー。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイとブルータス11/15号

生涯で一番好きな映画は何ですか?という問いに相変わらず答えることが出来ない。

 

今までの自分にとっての映画は、休日の時間つぶし目的であったりとか、家族に連れられて観に行くもので、強い意志を持って映画館に行くことがそんなに無かったからだ。

ただ、人生も折り返し地点を過ぎてしまったし、自分の見たい映画をもっともっと見に行かないとなとは思っている。

自分の人生もいつまでなのかわからないけれど、気づくとあっという間に終わるだろうし、それ以前に、自分が生きられなかった誰かの物語を見る時間もとても限られているのだから。

 

magazineworld.jp

 

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映画特集のポパイとブルータスを買ってきたので書いてみる。

 

両方に、黒沢清さん、池田エライザさんと今年話題の映画監督が登場しているし、誰かと語り合おうにも何がどんな原理で起こってるのかを誰かに上手く説明しづらいシーン満載の先月話題になっていたクリストファー・ノーラン監督の新作「TENET」の話題が上がってきてしまうのはやむを得ないし、雑誌製作時期のこともあってなのか「鬼滅の刃」の”鬼”の字も出てこないわけだけど、両方とも映画のイヤーブック的なまとめ方をしているので、 今年の映画で面白かった映画って無いのかなーという人には買って損のないものになっていると思う。

ポパイの方に関しては何の映画を見ていいのかゼンッゼンわからないという人のための映画カレンダーまで用意されているのだからすさまじい映画愛を感じてしまう。ちなみにポパイの映画特集の常連である俳優の東出昌大さんは今回登場していない。

 

ブルータスの映画特集で面白かったのは、映画プロデューサー・奥山和由さんの談話で、神代辰巳さん、藤田敏八さん、五社英雄さんのエピソードを読んで、令和の時代じゃお目にかかれなそうな、刹那に生きている様を露わにし、生き様として堂々としている感じに驚いた。3人が活躍していた時代は約40年位前だと思うんだけど、もっと大昔に生きてる人たちの話だと思ったよ。生きている間に戦争を通過し、生きるか死ぬかが常にチラついていないとできないふるまいだから。

 

 

黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄

黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄

  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: 単行本
 

 聞き手が、春日太一さんなのか!

 

ポパイの映画特集で面白かったのは、この特集のメインコンテンツといっても過言ではない「スティーブン・スピルバーグを見ればもっと映画を語れるようになる。」というページだ。図解もわかりやすく、スピルバーグの人脈をサッカーのポジションで見せるとは!黒沢清さんが語るスピルバーグフィルモグラフィーも詳しくてスピルバーグ作品を見てみようかという気持ちにさせる。(黒沢さんの「スパイの妻」じゃないのかよ!)

それといろいろ映画ベスト10も面白く、VHSでしか見られない映画ベスト10は手ごわすぎた。中でも「美味しんぼ」が映画化されているとは思いもよらず、しかも山岡士郎佐藤浩市海原雄山三国連太郎(1996年の作品ながら今見ると元気ハツラツなお爺さんだったのか!当時からヨボヨボしてる気がしていたけれど)という本当の親子共演だったんだなー。

 

特集以外のページで良かったのは、ブルータスだと広告記事だけど「MY FAVORITE THIGS」のページ。さらば青春の光の森田さんと森田さんたちの事務所・THE 森東にいる”会長”という名前の猫の写真が良かった。YOUTUBEチャンネルでおなじみのTHE森東の事務所での撮影だと思うんだけど、空気感がまるで違う。写真家ってやっぱりすごいな。

別冊付録の「泣ける山手線。」のエッセイも良かった。岡本仁さんの上野駅の話、上野駅中央改札を出て振り返ると上に猪熊弦一郎さんの壁画がある事を自分も岡本さんのエッセイを読むまで全然知らなかった!いつになるかわからないけれど、上野に行く時に見てみようと思う。

 

ポパイの特集以外のページで良かったのは、「シティボーイズの憂鬱」。

自分も「TENET」を見たけれど、映画の始まりから最初まで何がどうなっているのか自分の言葉で説明するのが難しい映画だったこともあって、見た後に感想を書こうとしてみたものの、「わからないけど、面白かった」という事しか書けなかったので、映画を見た後に見た数々のYOUTUBEの感想・解説動画に、己の知識量の足りなさにがくぜんとしたし、自分にはクリストファー・ノーラン作品はまだ早かったのではないかと思い悩む日があった位だったから。

 

 

というわけで、

次のブルータスの特集は「物語る、日用品」

そして、次のポパイの特集は「ガールフレンド」