ネットで欲しいものが買えるって素敵だな。
ども、コバチヨです。
■2020年6月2回目の近況
梅雨に突入してしまったけれど、なんとか暮らしている。
世の中では、新型コロナウィルスの脅威とうまく共存するための新しい生活様式の模索がされているわけだけど、梅雨が明けて猛烈な暑さが始まってからの生活が本当に思いやられる。むせるような暑さの中を、マスクをしながら歩き回るとか、敢えて倒れに行くようなものでしょう?うまく付き合えるかなぁ~。
今月は、半年以上ぶりに行った湘南蔦屋書店でスペクテイターの秋山道男さん特集とエリック・サウス総料理長の稲田俊輔さんが出したインドカレーレシピ本を買ったのだけど、どっちもとても楽しい本だったし、最高すぎた。ネット通販でもいいんだろうけど、つい書店に行ってしまうんだよな。困ったもんだ。
東京に行く時は、基本東京駅に止まる電車に乗るんだけど、なんでかって、東京駅の八重洲地下街にあるエリック・サウスにランチメニューを食べに行くためなのである。
東京駅周辺と銀座界隈はインド料理激戦区とは言われているものの、東京の地理に年々疎くありつつある田舎者ゆえ、エリック・サウス一辺倒になりがち。
外出自粛だ!(終わってしまったけど)東京アラートだ!と騒がれていたら、他県住みの自分なんか、当面エリック・サウスにいけそうにもないなと落ち込んでいたところに、この本が書店で売っていたらそりゃ買うでしょう?
ネット通販で香辛料を買いそろえて、スーパーで肉やらパクチーなど買い足して家で作ってみたら、美味しいインドカレーが作ることが出来て、ぼちぼち作っていこうと主に家族が息巻いているわけだ。まさか、自宅で簡単な手順で出来立ての美味しいビリヤニができるだなんて夢にも思わなかったよ。ビリヤニは炊飯器と電子レンジを使って作るんだけど、この本を買ってなかったら、とても難しそうな料理だと思って作ろうとしなかっただろうからね。
思えば、バーモントカレー甘口から遠くへきたもんだ。
スペクテイターの最新号は、スーパーエディター・秋山道男さんの特集だった。
若松プロでの撮影助手や俳優の仕事を経て、劇団のチラシなどのデザイン、テキヤを経て、スーパーで販売する10円雑誌の製作から、チェッカーズのクリエイティヴ・ディレクション、映画、店舗、ディスコなど多岐にわたるもののプロデュースを手掛けるという、紙のメディアがベースにある人なのに、高城剛さん以上にハイパー・メディア・クリエイターみたいな仕事ぶりをしていた人で、読んでいて、今の何倍も社会でお金が回っていた時代に仕事をしていた人のフットワークの軽さって異常すぎるなと思ったわけなのだ。また、秋山さんと一緒に仕事をしていた人たちがほとんど今でいう”とある界隈の重鎮”と呼ばれる人ばかりで、それらの人たちが駆け出しだった頃も垣間見られるのも楽しかった。
これから世の中が劇的に変わっていく中で、秋山さんのような、個性的なアイデアを武器にして、多岐にわたる人を巻き込んでいろんな仕事をこなせるフットワークのとても軽い人が重用されていくんだろうね。
秋山さんが手がけた高松伸さん設計のディスコ、どんな室内たのかなぁ?サイパーパンクぽさ全開だったのかなぁ~?高松さんの仕事でもノリにノっていた時期だったろうしとても気になるなぁ~。
雑誌に関しては、ブルータスのカレー特集のことを書いたんだった。
都民の人は、食べに行くなりテイクアウトで存分に楽しんでおくれ。
それ以外だと、音楽サブスクサービス・Spotifyを使った80年代のプレイリストを家族が作っていたのを聞かせてもらい、自分も作ってみようと作ってみたら、自分が思っている以上にハードロックが多めになってしまったのでびっくりした。
80年代に小学生だった自分なのに、ボン・ジョヴィやらヴァン・ヘイレンを何曲も入れるとは予想外すぎて楽しかった。まぁ、ワム!やカルチャー・クラブ、アーハなんかもぬかりなく入れて、早朝にテレビ放送されていたMTVと90年代前半のFM放送からの影響が強烈すぎたのだろうなぁ~。悔いることがあれば、パンクとニュー・ウェイブ周辺をあんまり聞いてこなかった事だよ。あのグチャグチャな界隈は面白い音を出していた人たちがいただろうから残念。きっと、日本編を作ったら演歌沢山入れるんだろうな。80年代の演歌って、ストリングス演奏がとってもカッコよかったから。サブスクには入っていないけど、国産ファンクの名曲北島三郎さんの「まつり」も80年代なんだよな。
あと最近よく聞いているのは、旧譜だけどジャズギター奏者・ジム・ホールの「SOMETHING SPECIAL」というアルバムで、ドラムレス編成で録音されたらしい。
youtubeで収録されている曲を聴いてから、何年も中古屋で探していたのだけれども、いつのまにかサブスクで聴く事ができるようになっていたみたい。長らく廃盤になっていたので見つけた時は嬉しかった。
ラリー・ゴールディングスさんのピアノとの掛け合いがバチバチという感じではなく、リラックスした雰囲気が漂っていて気楽にして聴ける。1曲目が大好き。
そろそろ夏だし、対策考えないとさー。また来月。