某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑誌のこと

そうめんの食べ方だけど、実はにゅうめん派です。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

「キャンプがしたい!」特集。

magazineworld.jp

地下鉄とJRを乗りつぎ、高層ビル群に吸い込まれるように入っていく都会人の日ごろの生活の反動なのか、それとも、好き勝手するには人里離れたところでないとできないような厳すぎる世の中だからなのか、どっちなのかわからないが、都市の喧騒だとか、モノにあふれた生活に疑問を持ち、山に入る人というのが沢山とは言わないが昔からいたし、BBQとか、キャンプがなんとなしに流行っているなというのはインドア派の自分でも実感している。

 

正直、空の一斗缶と薪木とちょっとした食材や飲料でも抱えて気軽に焚火ができる所ができればいいのになと思っているのだけど、焚火の煙は、狼煙以外は基本迷惑なものだから、気合を入れて遠くに出かけないといけないなと思っていた所だったのだ。そもそも、狼煙をあげるにしても、何のサインなのか狼煙文化があるのか無いのか定かではない日本じゃ、誰も解読できなさそうだけども。

 

今月号のポパイでは、今までのアウトドア特集と比べて、ザックリ過ぎるくらいキャンプの楽しさについて、写真や、様々な人の談話を交えて、キャンプは楽しいぞという事を実際のキャンプの雰囲気を教えてくれるいい特集だと思う。(ちなみに、2014年の「ポパイの遊歩大全」なんか、本家の「遊歩大全」みたいに道具の説明がやたらと多く、改めて読んだらびっくりした)

トピックはアルファベット順に並んでいるんだけど、食べ物の写真が豪快なのもあるのか、眺めるだけでおなかがすいてくるし、名言もあったんだ。

「初心者よ、よき居候キャンパーたれ。」だってさ。心得ておきます。

居候という言葉、しっくりくる。。。

 

特集の最初は、”A”NSWERからはじまるのだけど、6つのグループのキャンプの様子を紹介しているのだけど、一番最初に紹介されているNozawaGreenFieldでのキャンプの様子は、雑誌の撮影で使われてそうな、良さげな雰囲気の所だったし、カルフォルニア州にある海辺のキャンプ場Thornhill Broome Campgroundでくつろぐカップルの後ろにある年代物の緑色のフォードの車もいい感じで良かった。

Bでは、キャンプ初心者の心得を説いているのだけど、おすすめグッズも紹介されていてアンカーの太陽光発電機が気になるな。

 

 Cはクルマは無くてもキャンプに行ける!所という事で2か所のキャンプ場をおすすめしているのだけど、登山の入り口にもなっていて夏場はにぎわう上高地、行ってみたいんだよな。上高地帝国ホテルとか、お足があったら行ってみたいんだよ。

 

Fはいくつかのキャンプ道具を素人が実地テストする企画なんだけど、ノースフェースのGEODOME4って、エベレスト登山でも使われてるアレですよね。設営は大変かもしれないが、エベレスト登山の映像を見ると、このテントが映ってるのを毎回見るし、機能的には間違いないだろうな。それにしても、バックミンスター・フラーの意匠を汲んだ佇まい、シェルター感半端ないな。

 

Mでは、焼き肉店の店主に、4種類の固まり肉の旨い料理法と焼き方のコツを教えてもらっているのだけど、肉の写真が魅力的過ぎてこれだけでご飯を茶碗2杯はいけそうな気がする。

 

Qでは袋めんを使ったアレンジレシピとペヤングを使ったアレンジレシピを紹介しているんだけど、キャンプというと、ガスバーナーでお湯を沸かして作る袋めんやインスタントラーメンが猛烈においしく感じられるんだよな。塩気の加減が不思議と屋外では絶妙に旨く感じられてしまう。

 

とじ込み小冊子「CAMP BOOK」では、洒落たアウトドアでも使えそうな道具を紹介しているのだけど、さりげなく、チボリオーディオのポータブルスピーカーを紹介するとは。チボリオーディオと屋外のシチュエーションとあんまり想像つかないのだけど、屋外でも使えるスピーカーを作っていたのか!驚いた。(まだ販売はされていない模様)

あと、コロンビアとモンベルの古着を並べたページがあるのだけど、モンベルも昔は若者層に向けてデザインしていたのかとビビッてしまった。色合いなど、今では信じられないカラフルなものがあるじゃないか!

 

とまぁ、とりとめのない感想を書いてしまったのだけど、読んでいて益々焚火が恋しくなってしまった。

 

 

ザ・ダルマ・バムズ (講談社文芸文庫)

ザ・ダルマ・バムズ (講談社文芸文庫)

 

 

非日常でのワチャワチャした感じと、一人モードの時の寂しい感じのギャップにやられてしまうんだよな。不思議と。