私にも光を!
ども、コバチヨです。
闇はもう飽きた。
■2019年7月1回目の近況
一年以上ぶりに風邪を引いてしまった。
風邪を引く原因はいろいろあるだろうけど、自分の場合は、外食してから「あ、風邪ひいたや」というパターンが時々あって、今回も外食した後で盛大に風邪を引いてしまった次第。飲食店に罪はなくて、自分の消化器官があんまり丈夫じゃなくて、旨いものを食べても、消化するのに草臥れて風邪ひくというパターンなのです。年を取ってから、時々そういう事があって、一人で外出するときはコンビニで水を買う以外全く食べない事なんかもザラだけど、先々週は、なぜか盛大に食べてしまったのが運の尽き。
先月は、久々に雑誌「POPEYE」の感想も書いたけど、ネットだとどうしても自分の趣味嗜好がゲス過ぎて、芸能情報だとか、政治家の揚げ足取りみたいな記事ばかりしか自分のネットブラウザには上がってこないから、”今”の面白いものの情報に飢えていて、久々に今の情報に触れられた感じがして、読んでいて楽しかった。こんなどうしようもなく愚かな自分だからこそ、やはり、紙のメディアを定期購読しないとダメなのかな。
あと、久々に音楽の本を買って読んでるんだけど、「YACHT ROCK」という00年代にアメリカでフワッと出てきた音楽ジャンルについて、当事者たちの談話をまとめた本を読んでいるところ。
AORが好きだった60歳前後の人が読んだらかなり楽しい本だと思うけど、Future FunkやVapor Waveといったネット発の音楽ムーブメントからヨットロックにたどり着いた人には、ディスクガイドの要素がほぼ0なので、正直物足りない本かもしれない。
ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち
- 作者: グレッグ・プラト,ケニー・ロギンス,ルパート・ホームズ,ジム・メッシーナ,クリストファー・クロス,ジョン・オーツ,ジョン・ホール,デイヴィッド・ペイチ,ドン・フェルダー,ボズ・スキャッグス,リック・ロバーツ,ロジャー・マッギン,ロビー・デュプリー,グレアム・ラッセル,デイヴ・メイソン,ウォルター・ベッカー,シュギー・オーティス,キャプテン&テニール,バーリー・ドラモンド,デューイ・バネル,ピーター・ベケット,高橋芳朗,長谷川町蔵,福田直木,奥田祐士
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2019/03/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
音楽は、アジムスのデモテイク集が良かったなー。
アジムスというと、どうしてもクロスオーヴァー11のオープニングで流れる「Fly over the horizon」の印象が強いから、キーボードのホセ・ロベルト・ベルトラミさんの演奏が肝なのかなと思われがちだけど、実はイアン・コンチさんのドラムが肝なんだなという事が改めてわかるアルバムになってます。詳しい人であれば、とうに知ってる事なんだろうけど、どうも忘れがちなので肝に銘じておかなくてはだ。
あと、マルコス・ヴァーリさんが新作を出したのだけど、ここ何年も1983年に出た「マルコス・ヴァーリ」が愛聴盤の自分としては、新作がまさかのブギーアルバムという事で驚いたものだ。
今時の音楽の流行りの要素も入れているけれど、1983年の「マルコス・ヴァーリ」の延長線にあるアルバムだと自分は思ってる。それにしても、Lincoln Olivettiさんが死んじゃったのが本当に惜しいし、残念なんだよな。あのホーンのアレンジ本当にカッコよかったからなー。このアルバムでもホーンアレンジを近づけてるとは思うんだけど、あのド派手さにはかなわないもんな。
それ以外だと、サカナクションの「忘れられないの」のPVが黄金期のフジテレビオマージュシリーズなのか知らないけれど「夜のヒットスタジオ」風で良かった。おまけにボーカルの山口さんの衣装、まんま杉山清貴とオメガトライブ時代の杉山清貴さんの衣装まんまですやん。スタイリストさんの本気を見てしまった気がする。
もうじき夏だけど、大丈夫なんだろうか、養生しなくちゃ。