某月某日!!

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雑誌のこと

久々にこのタイトル。

 

ども、コバチヨです。

 

ミュージックマガジン2019年3月号

 

 本屋でなんとなく音楽雑誌を眺めていたら、「ミュージックマガジン」の第二特集がまさかの”創刊50周年特集AOR/ヨットロックベスト100”という事で、発作的に買って帰ってきて該当部分を読み終えたので、軽く書いてみる。(軽くしか書けないんだよなー。。。)

そんなわけなので、巻頭特集”サチモス”はスルーです。

正直、「ミュージックマガジン」でAORを取り上げるだなんて思いもよらなくて、無性に嬉しくなってしまった。

自分が熱心に読んでいた90年代の終わり頃は、中村とうようさんがまだまだ精力的に活躍していた時期であったし、創刊当時より全然軽いノリになっていたとはいえ、音楽を社会情勢とリンクさせて取り上げる特集や記事も結構な比重で組まれていたから、AORは社会情勢を反映させた音楽じゃないし、時代を彩っただけの音楽という軽い扱いをされていた事もあり、まさか創刊50周年特集として取り上げてくるだなんて思ってもいなかったんだよ。

ランキングだけど、新旧まんべんなく取り上げられていて個人的にそのバランスの良さに驚いてしまった。選者の人がゴリゴリのアメリカンロックを得意とする人から、AORものを得意とする人、今時の音楽を製作している若手までいるのも大きいのかもしれない。とりあえず、飲み屋でこの特集のランキングで喧嘩になることはないんじゃないかなーと思うし、AOR、ヨットロックの音楽についてもっと知りたいという人がいれば持っていて損はない特集のような気がする。

あと、個人的にとても良かったのは、去年の”日本のヒップホップアルバムベスト100特集”が反面教師になったのか、選者別に選んでもらった30枚を列挙している点です。ランキングを見てニヤニヤ、個別の30枚レコードリストを見てニヤニヤしてしまう。

 来月の創刊50周年記念特集は”50年の邦楽アルバム・ベスト100”という事なので、飲み屋でこの特集を肴にお酒を飲むのは止めといたほうがいいかもしれないな。間違いなく荒れるじゃないか。なんとなくだけど、はっぴいえんどの一枚目が1位なのかなと思うんだけども。あと、付録に創刊号が1冊丸ごと封入されるらしい。震える。