連日、古いロックバンドの事ばかり書いているから、確実に65歳以上のお爺さんだと思われても受け入れるしかない。
ども、コバチヨです。
■サブスクリプション時代のボックスセットとの付き合い方について
ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)(スーパー・デラックス・エディション)(限定盤)(6SHM-CD+Blu-ray)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: CD
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11月9日にビートルズの「ホワイトアルバム(スーパーデラックスエディション)」がリリースされたのだけど、サブスクリプションサービス(私はスポティファイしか確認できていない)でもディスク1~6まで聴くことができるのだ。
でも、ビートルズの熱心なファンなら、オリジナルの2枚目以降(ディスク3~4)のエピソードを音楽雑誌や本などで知っている事なのかもしれないが、ビートルズ初心者には、ディスク3のイーシャデモなんて何の事だろうと戸惑うだろうし、ディスク4~6のセッション音源というけれど、それも熱心なファン以外マニアックすぎて退くんだろうなという、日本全国に散らばる現役バリバリのビートルズファン500万人(推測です)から空から飛び蹴りされても仕方のないような事を書いているわけだけど、どう、このアルバムと付き合ったら楽しめるのか、今途方に暮れている。
きっと感受性の器が空きに空いている若い人であれば、この6枚分の音楽を聴いて純粋に楽しめるのかもしれないのだけれども、同じ曲のバージョン違いを情報もなく聴いて楽しむのは結構しんどいし、楽曲バージョンの違いについてどんな違いがあるのか知りたいと思う人もいるだろうし、サブスクリプションサービスにおいて、〇〇円追加で支払えばライナーノーツをダウンロードして読める権利なんかも欲しいなと思う。ライナーを書いている人の著作権の絡みもあるだろうし、難しいのだろうけれども。
従来のCDに付属するライナーノーツって大した分量じゃないから必要ないという声もあるのかもしれないが、とあるグループについてよく知りたいという時の情報源の一つとして欲しいリスナーもいると思うし、ボックスをアップしてるなら、ライナーノーツって、いろんな情報が記されているし、やっぱり欲しいよ。ロックだと情報が出回ってることもあるにはあるけど、ジャズなんかだとライナーノーツの解説がカギとなって新たな音楽の出会いもあるわけで、非常に厳しいんだって。
きっと、バシっとCDボックス買えば解決なのかもしれないけれど、ボックスは収集アイテムとしては所有欲を満たしてはくれるものの、収納面でえらくかさばるのでサブスクリプション、もしくはダウンロードで楽しむ場合、今のところ分厚い自伝や評伝、特集された雑誌を買って読むしか選択肢が無いのがモヤモヤするんだよなー。せめて、ダウンロード位は楽曲クレジットや演奏メンバー位、別ファイルで見られるようにしてほしいもんだよ。
今月の雑誌放浪先はこれになりそう。。。