某月某日!!

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音楽のこと

珍しく行動に移すの早かった。

 

ども、コバチヨです。

 

■続・映画館で音楽を聞きたかった

 

kobatiyo.hatenablog.com

 

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先日書いた記事の続き。

なんとなしに見た動画がきっかけで、あれよあれよとクイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見たくなり、コンビニに前売りチケットを買いに行ったという所まで書いたのだけど、今日実際に観に行ってきた。

予想通り、音楽を楽しむ映画だったし、映画館で、クイーンの、ドラマチックでヘヴィーな音楽を気兼ねなく楽しめたのは本当に良かったし、久々にロックのライブに行ったような気分になれた。

クイーンの楽曲は、ミュージカル映画の楽曲のように、華があるし、どんどん盛り上がってゆく楽曲があるから2時間30分があっとういうまに駆け抜けたような映画だったのだけど、最後のライブエイドの再現は本当に圧巻で、フレディ・マーキュリー役は顔や体格がそんなに似ていないものの、動作がフレディ・マーキュリーそのまんまで笑うしかなかった。他のメンバーは顔も体格も本当に似ていたし(特にブライアン・メイ役はそっくり!!)、ライブエイドのフレディの前と背後にいるカメラの人も元の映像と同じような立ち回りをしていたので、ステージの上の様子は振り付けのように、各人がどう動くか、上から細かい指示があったのかもしれない。

それにしても、フレディ・マーキュリーのライブアクトの源流となった、エルヴィス・プレスリーって、ある時代までのロックスターにとって偉大な存在なんだなとこの映画で強く思ったりもしたもんだ。

(この本の”エルヴィスとディーン”の項にエルヴィス・プレスリーのライブアクトを見た当時の人達の熱狂ぶりがよく記されている) 

 

また、音楽を楽しむ映画の割に、フレディーが隠したがっていた出自(ペルシア系インド人)の事、最終的に公になったLGBTだったという、今よく議論されている社会問題の要素がそれとなく描かれてもいたのだけど、重くなりすぎずに描いていたのは見事で、それらの要素が、フレディとフレディの家族とのつながり、フレディとクイーンのメンバーとのつながりが強いものだという事を上手く示すために活かされていたのも良かったんだ。まぁ、クイーンが好きで詳しい人にはエイズを発病したとメンバーに伝える時系列がおかしいだの、美談すぎるだのと突っ込まれそうでもあるけれども、あんまり重いとテンポが悪くなるし、自分はあれで良かったと思う派。

 

とにかく、音楽聞くための映画を映画館で観たことが今まで無かったもので、また面白そうなものがあったら行ってみたいと思ったし、映画館のライブビューイングも良さそうだなと、そう思ったのだった。

 

そういえば、猫が出てくる場面だけど、ベッドやソファでゴロゴロする場面は可愛すぎてもっと映してほしかったと、もどかしくなったな。アイドルのPVで推しメンがちょっとしか出ないのを見てもどかしくなるような、そんな気分にさせられたよ。

 

とまぁ、そんな感じです。