某月某日!!

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イーグルスというと、「ホテル・カルフォルニア」よりも「テイク・イット・イージー」の方が好きだ。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

magazineworld.jp

 

ハンバーガーと一緒に・・・・・・」特集だ。

 

以前は、ハンバーガーに強い思い入れがあるかというと、あんまり無くて、どっちかというと、ポテトを黙々と食べ、時折コーラで流し込む事が好きだった。

今ほど、食事にお金をかけられるわけじゃなかったし、炭水化物にばかり執着していたから、肉に強い思い入れがあんまり無かったからなんだろうけど、肉が旨いと思えるようになった今だからこそ、チェーン店じゃないハンバーガー屋に食べに行ってもいいのかなとは思うようになってきたタイミングでこの特集が出るとは、なんというグッドタイミングなのだ。

 

今回の特集は、東京都内のハンバーガーのガイド本としても使えるし、ハワイ・函館・九州へのハンバーガーを巡る旅なんかも面白く、ハンバーガーだけでここまでやるのかと驚いた特集だったな。とどめのハンバーガー師匠のページも、まさかハンバーガー師匠のネタに目玉焼き子を探すというサイドストーリーがあっただなんて思いも知らなかったし、教えてくれて感謝。年に2,3回しか大好きなハンバーガー師匠の姿を拝むことはないのだけど(その頻度だからこそ、ハンバーガー師匠のネタが面白く感じられるのだろう)、かなりの情報を得られてお腹いっぱい。

 

「パン屋のバーガーにグッとくる。」だけど、パン屋さんのハンバーガーって、総菜パンコーナーにあるうちの一品目でしか無いんだけど美味しい。パン屋で売られている冷めたハンバーガーの醍醐味って、バンズと挟まってるものが醸し出す甘味のハーモニーなんじゃないかと思ってるんだけど、そういう意味においてパン屋で出されるコロッケバーガーやメンチカツバーガーってやっぱり至高なんじゃないかと思う。コロッケも、メンチも、しみじみと甘味の広がる感じが美味しさを感じるポイントだと思うしさ。

 

「あの子とスライダー。」では、久々の中条あやみさんの登場だ。アメリカンダイナーで出されるハンバーガーのイメージから、ハンバーガーは、基本大きいものだと思っていたのだけど、スライダーと呼ばれる小さなハンバーガーというのがあるんだな。かわいい女の子に旨いものを旨いと笑顔でいてもらえる喜びを分けてもらえた写真は誰の写真でも尊い。自分は基本無表情なので、旨いものに出くわした時、笑顔になるように気を付けなくちゃなぁ~。

 

「ローカル・チェーン・バーガー・イン・ハコダテ」では、函館を拠点とする北海道にはなくてはならないハンバーガーチェーン・ラッキーピエロへの旅の記録&ラッキーピエロの会長の談話が載っている。公式サイトも見たのだけれど、ハンバーガーも旨そうだが、店内も楽しそうで、とても気になるな。村上龍も絶賛という、中華風チキンバーガー、いつか食べに行きたいものだ。

 

「自販機バーガートリップin群馬。」では、ゲームセンターやボーリング場、ドライブインなどに置いてあった、ハンバーガーの自販機を巡る旅だ。ハンバーガーの自販機がある所には不良が多いわ(自分の子供の頃は「スクールウォーズ」などの大映ドラマが流行っていた時代だし、怖さが半端なかった)、なかなか自分一人の足ではたどりつけない場所にあったため、大勢で出かける際に食べられたのだけど、北関東の真冬は終日手がかじかむ寒さなので、自販機であったかい食べ物が売られているというそれだけで、魅力的だったのを思い出す。まさか、自販機ハンバーガーまでもが群馬県の由来だなんて思いもよらなかったよ。

それにしても、うどんにしろ、パスタにしろ、鶏飯弁当にしろ、焼きまんじゅうにしろ、自販機ハンバーガーにしろ、群馬というのはやっぱり炭水化物王国なんだなと思い知られるわけだ。益々群馬県が魅力的になっていくな。。。

 

「ハワイ・サイミン・アンド・バーガー。」は、サイミンと呼ばれる汁そばとハンバーガーのセットを食べ歩く記事なんだけど、取材をした3者の簡単な感想もいいね。飛行機怖いけど、ハワイが魅力的になってしまった。ハワイは日本の移民文化が漂う所だとは思っていたのだけど、いやー、自分の中で益々不思議な所になっていくよ。

 

「スモール・バーガー・トーク」では、ハンバーガーにまつわるコラムがいくつかあるんだけど、ハンバーガーショップで頼む飲み物問題について書いてあった。日本でも甘じょっぱい味というのが好まれるものの、煮物だとか、みたらしだんごのように、一個で完結しているものばかりなのに対し、アメリカの人というのは2つの食べ物を組み合わせて作る甘じょっぱさが好きみたいで、ハンバーガーとポテトにシェイクだなんて自分の中では受け入れられないんだけど、アメリカの人は甘じょっぱさを楽しむために頼むものらしい。

マクドナルドの事も書いてあるんだけど、ハッピーセットのグッズは魅力的だし、末永い付き合いになるかもしれない子供のお客さんへのおもてなしが半端ないよな。マクドナルド創業当初から顧客ターゲットは子供だったのを本で読んで驚いたのだけど、相変わらず一貫しているんだよな。年を取ってくると、世界各地で売られているご当地マックが気になる所だけれどもね。

 

ハンバーガー特集の間にあったコメディ映画のページだけど、今のアラフォーと呼ばれる世代なら熱く語ることのできるものの一つ、ジャッキー・チェンの映画を一回も見た事が無いことに気づいてしまった。映画を見る機会はあったものの、どうもジャッキーチェンの映画を見るチャンスを逃してしまったんだよな。「男だらけのラブコメ同好会」は映画をたくさん見てる人じゃないと気付かないポイントが結構あって、ラブコメを見る機会があったら、また読ませてもらうつもり。

 

連載というと、対談の連載のゲストは作家の江國香織さんなんだけど、江國さんの小さいころの話をしている。それにしても満島家、朝5時起床だったんだ、恐ろしい。

坂口恭平さんの連載は、坂口さんの祖母と一緒に、祖母が若き日に聴いたレコードを流した時の話を書いている。いい話だねー。

 

なんか、駆け足になってしまったけれど、来月号は秋のファッション大特集なんだそうだ。何が出てくるというんだろ?