玄関のドアという、大きな壁。
ども、コバチヨです。
■今月のレコードコレクターズ
レコード・コレクターズ2018年6月号:株式会社ミュージック・マガジン
タワレコでCDでも買おうかなとうろうろしていたんだけど、書籍コーナーで目に付いたので手に取り、すぐさまレジ直行。
(肝心のCEROの新作を買いそびれてしまったことに、帰ってから気づいて後の祭りだったのだけど、どうもボヤボヤしてるので忘れやすい)
今月の特集はダニー・コーチマー来日にかこつけた1970年代アメリカのセッションギタリスト特集だったのだ。
なんで今、セッションマンの特集をと言われるのかもしれないけれど、AORや、昔のシティポップなんかを聴くと、アメリカのセッションマンが、日本人アーティストのバックバンドで演奏しているアルバムなんかちらほらあるものの、TOTOやリトル・フィート、STUFF、クルセイダースあたりはわかるけど、それ以外はあんまりわからないまんま中年になってしまったので、勉強しようと買ってきたのだ。
巻頭で大きく取り上げられている、ダニー・コーチマーは、キャロル・キングやジェイムス・テイラーの70年代前半位にリリースされた重要作に参加しているギタリストで、フリーソウルシリーズを聴いていた人だったら、彼が率いていた”ジョー・ママ”というバンド名で思い出してくれる人もいるだろう。
冒頭の佐橋佳幸さんと萩原健太さんの対談も興味深くて、ヴァン・マッコイの「ハッスル」のギターが、コーネル・デュプリーとエリック・ゲイルというのを初めて知ったし、エイモス・ギャレット起用するミュージシャンたちが、敢えてエイモス・ギャレット色に染まりたいから起用するというエピソードも面白かった。
特集で紹介されているギタリストの名前がポンポン出て、エピソードも沢山出来て楽しい。詳しい人の知見を聴く機会って、雑誌か、イベントになってしまうけど、ちょくちょく雑誌買うとか、イベント通うとかしないとわからない事ってあるからなぁ。
どうも、自分の中でセッションマンの演奏というと、CTIレーベルのアルバムばかり聞いていることもあって、シンガーソングライターものとか、あんまりわからないので、ぼちぼち聞いてみようかな。
セッション・ギタリスト名鑑では、94人を紹介しているんだけど、JERRYさんの描いたギタリストたちの特徴が良く出ているイラストがナイスだった。取り上げられてるギタリストの中で一番好きなのは、なんだかんだいって、ラリー・カールトンになっちゃうんだよなー。代表作の「room335」は、やっぱり最高。疾走しながらも、華のある演奏となると、やっぱりラリー・カールトンになっちゃうんだよなー。
それにしても、ceroのCD、注文して買おうかな。困ったな。。。
■音楽で世界を彷徨えるアプリ
去年のポパイの付録に付いていたオリーブで知ったアプリなんだけど、最近はスポティファイよりも、こっちの方がお気に入りだったりする。
神奈川県ではない、遠いどこかに行きたくなることは、毎日だったりするんだけど、このアプリでBGMだけは、”ここではない、どこか、おまけに遠い昔”へと誘ってくれるというアプリなのだ。
1910年代から現代まで10年刻みで選択し、世界地図のお好みの国をタッチさえすれば、ここではない、どこかの、昔とか今の音楽をラジオ風に流してくれるのだ。
現実逃避ツールにいかがでしょうか?
最近は、どうもアフリカの国々をタッチしては音楽を聴いている日々です。