あまりの寒さにセーターを出してしまった。
ども、コバチヨです。
■スペクテイター40号 カレー・カルチャー
自分が住んでいる街は田舎の部類だと思うのだけど、個人経営のカレー屋はココ壱番屋と牛丼チェーン店にほとんど駆逐されてしまったようで(ココイチはそれでも結構閉店してるの見かける)、それ以外と言うと、ナン食べ放題を謳うアジアン料理という曖昧な看板を出す半端なインドカレー屋さんしか無かったりする。
かつてのパスタ屋さんだとか、韓国料理屋といったものに変わるものとして、出店が加速しているのかもしれないが、大概ナンでお腹が一杯になるから行かなくなってしまった。だって、ナンを食べ来たわけじゃないから。
おまけに、そんなカレー屋で働くのはネパール人というじゃないか、なんでダルバートを出してくれないんだろう?って、そういう話じゃないんだ。
今回のスペクテイターは、上に書いたようなでっかいナンが売りのカレー屋は出てこないし、出てくる人はみな日本人。どんな経緯で異国のカレーを作る道を歩むことになったのかについて、カレー屋を営む店主たちに話を聞いているんだけど、興味深いです。
ポパイのカレー特集にも登場した「ダバ☆クニタチ」の須田さんに、ポパイのインタビューよりも詳細に話を聞いているんだけど、インド人がシェフとして働く店では日本人は料理を作らせてもらえないという話が興味深かった。
個人的には、カレー屋まーくんのインタビューを紙の雑誌で読む事が出来たのが良かった。加山雄三さんのコラボアルバム関連のインタビューが面白かったんだけど、このインタビューもやっぱり面白かった。
ネットの記事だと、下の記事が本当に面白かった。
他にも、大阪のカレーイベント「カレー事情聴取」の漫画レポだとか、富山県の射水市にカレー屋さんが点在する通称”イズミスタン”を訪ねたレポ、カレー愛好家がおすすめするレトルトカレー10選など、楽しい1冊になっている。無印のレトルトカレーは気になるんだけど、文具を買うついでに買おうと思いつつ忘れがち。自分の家でブームなのはカリー屋カレーのキーマカレー。安いというのもあるけれど。