某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

音楽のこと

今月は頑張って聞いているつもり。

 

ども、コバチヨです。

 

■初期の台風クラブ

初期の台風クラブ

初期の台風クラブ

 

 たまたま「処暑」のPVをyoutubeで見たのが運の尽き、一週間くらいyoutubeにアップされてる動画を繰り返し見ていたんだけど、三連休の初日、知り合いと外出した帰りに電車の乗換駅で知り合いと別れ、雨降る中、CDショップで買い求めてから何回も何回もこのアルバムを聴いている。

ネットショップというテもあるだろうに、知り合いと途中で別れてまで駅から少し離れたところにあるCDショップに駆け込んでCD買って帰るんだから、「処暑」のPVの力、おそるべし。。。

アルバムだけど、1曲目の遅すぎた投げやりなビートパンク感のある「台風銀座」から最後の「まつりのあと」まで一気に聴くことができ、もう一回聴こう、もう一回聴こうと中毒みたくなるアルバムだったりする。

浪人時代に何回も何回も繰り返し聞いた「大瀧詠一ファーストアルバム」の4曲目「びんぼう」から7曲目の「あつさのせい」までの疾走するやけくそ感とダメな感じを彷彿させるんだけど、今時、クーラーの無い、終日扇風機の回る部屋に住んでるんだろう主人公の、ダメそうな日常を少し古い日本語を効果的に入れてくる歌詞で聴かせてしまうあたり、今後の活躍を気にするしかないじゃないか。

”西日”なんて言葉、余程暇を持て余していないと出てこないし、そういう所がどうしようもなかった自分の20代とオーバーラップして懐かしく思って何回も聞いてしまうのかもしれないのだけれども。

世の中ではLPとCDしか出回っていないけれど、CDについては昔のURCレコードのLPジャケットを彷彿させるザラついた感じの写真が印刷されたA4サイズの歌詞カードが入っており、ここは平成29年じゃない、昭和92年なんだと思ってしまう仕様になっているのも好きなんだ。

 

(2017年9月21日加筆した)