某月某日!!

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雑誌のこと

草臥れて。。。

 

ども、コバチヨです。

■今月のポパイ

magazineworld.jp

 

今月は、「確かにこれは、クラシックだ。」特集だ。

 

自分らしい服装について考えるのだけど、自分は何をやってもヘマばかりするような人間なので、ずっと身分はアルバイトのままであるし、吹けば飛ぶような自分のはかない人間関係の立ち位置もいつも”みそっかす”なので、基本的に”親が買ってきたホームセンターや大型スーパーで買っった服を適当に組み合わせた感じの服装をモットーに、ちゃんとしているようで、どこか抜けてるというのか、残念な感じを必ず出す事を心掛けている。

どうも、服装には自分の社会における立ち位置を示す機能があるんだろう、人によっては、己の役割なんぞお構いなく、怪人二十面相の如く日替わりで服装変えられる人もいるのかもしれないが、自分は不器用なので、どこか抜けているというのか、残念な感じの服装を何十年と続けているんだけど、ホッとするし、とても気に入っている。ごくたまーに、必要に迫られてドレスアップした事もあったけれど、自分にとって違和感でしかなかったな。

服装を変える事はできても、自分を変えるってなかなかできないから、人それぞれの小さな歴史って、日頃の服装によく出るもんなんだよ(脱線)

 

特集で良かったのは、ポパイ編集部も公式サイト書いていたけれど、「ニューヨーカーのクラシックスタイル30。」と「アンディ・スペード・プレゼンツ・クラシック・ハンドブック」の2つだ。

「ニューヨーカーのクラシックスタイル30。」のモデカイさんによるスナップ写真がことごとくいいんだ。一見、きちんとした服装に見えるんだけど、どこかで外してくるのがどいつもこいつもチャーミングなのがいい。お金がなくて外さざるを得ないのと、オシャレを知っていて外しを入れるのでは大きく違うものだからね。

それと、お爺さんのスナップがいい。年を取ってくると、ただいるだけで精いっぱいで腕をシャツの袖に通すのも嫌なんだろうなというお爺さんがいるんだけど、服を着ることを楽しんでいる感じがよく出ているのがいいんだ。

 

「アンディ・スペード・プレゼンツ・クラシック・ハンドブック」は、パジャマブランド・スリーピージョーンズのデザイナーであるアンディ・スぺードさんのファッションに対する考え方を紹介しているんだけど、ポパイを読んでいる人に参考になるんだかならないんだかわからないけれど、”たまにビニール袋をポケットチーフの代わりに使う”などの、そこらの人が到底追随できなさそうな、とびきりオシャレさんの写真は見ているだけでとても楽しいものなのだ。

 

他のページで良かったのは、38ページから47ページの「涼しくなってきたので、”クラシック”なものを着始めようか。」のヴィトンのレインコートが素晴らしいし形が美しい。他にも美しいシルエットのコートが載っているんだけど、オーラリーの玉虫色のトレンチもいいんだな。

78ページから89ページの「メンズ・ショップ・ポパイ」の中の”クラシック・アウトドア”。

lmockの帆布のザックが上品でよさげなのだ。

神戸の登山用品店、『神戸ザック』

登山ブーツも、老舗のゴローもあるけれど、コラボもの2点もいいなぁ。

 

まぁ、自分のなけなあしのお足で買えそうなのって、コクヨ測量野帳くらいなもんだけども。。。

ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー

(商品紹介動画のBGMのグラビアアイドルの写真集サイン会みたいな感じ好き)

 

連載は、コムアイさんの対談に村上淳さんが登場。

本と映画のはなし。には、(ブロンソンズ界隈だけで呼ばれてたと思うけど)”コミー”こと田中小実昌さんのお孫さん・田中開さんが登場。”レモンサワー専門店”という、レモンサワー中毒の自分のような人間からしたら、夢のような店を営んでいるというだけで凄い。

音楽のこと。では渋谷直角さんが登場。公園通りの青春にあこがれていた人だったら、”スティービー・ワンダーの再来”とか書いてあると大体買っちゃう。というのは中年あるあるになるのでしょうか?私もそれでよく騙されるクチです。とほほ。。。

 

来月号は「特集・映画とドーナツ。」

たまにヤマザキの油のにおいが強い徳用の袋入りドーナツを無性に食べたくなるんだ。

まぁ、出てこないだろうけどな。