今年、コスモスが咲いているのを見たことがない
ども、コバチヨです。
■ワーストアルバム・ナウ・オン・セール
【Amazon.co.jp限定】御乱心~オールタイム・ワースト~(特典:Amazonオリジナルポストカード付)
- アーティスト: さだまさし
- 出版社/メーカー: ユーキャン
- 発売日: 2016/09/14
- メディア: CD
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※これから書くことは、勝手な妄想全開です。ファンの人ごめんなさい
さだまさし(敬称略)に、新規のファンがこの30年近くの間にいるのだろうか?
さだまさしファンは、さだが在籍していたフォークグループ・グレープ時代からずっと追いかけてるのが古参で、連続テレビドラマ「北の国から」が放送されていた時(35年前位!!)からのファンが新参なんだろうから、それ以降のファンって、古参からしたらファンでも何でもないだろうが、この30年近くの間にどうしたらファンになることができるのか想像できない。
友達にコンサートに予習もなしに誘われて見ても、戸惑いそうな気がするのよね。
海外のバンドなんかだと、きっとP-FUNK軍団とか、フランク・ザッパが好きな人なんかと同じ感じなのかな?サン・ラとかさ。わかるやつだけで盛り上がればいい的な。
そして、さだまさしが他のアーティストだとか、音楽グループと対バンしたとか、野外フェス出たとか私はまるで知らない。
いろんなアーティストやバンドと対バンして、新規のファンを獲得しまくるさだまさし、野外フェスでベストアクトと呼ばれるさだまさし、学園祭で黄色い声に包まれるさだまさし、47都道府県ライブハウスツアーを敢行するさだまさし、タワレコでCDお渡し会するさだまさし、正直想像できない。
そのくせ、日本で一番ライブ盤を出しているのは、さだまさしだったりするのだ。
どんなに音楽雑誌やネットニュースで、”大人気のライブバンド”と書かれていても、さだまさしのライブ盤リリース枚数を上回ることなく解散する国内のバンドが100%という事実。さだまさし、恐るべし。。。
でも、ガンガン音楽にノッて会場を盛り上げるという感じではなくて、落語の独演会の構成みたいに、さだまさしの面白トークにドッと笑いが起こり、泣ける歌と笑える歌を縦横無尽に繰り出しては観客の感情を翻弄しといて、気が付くと面白トークをやるんだろうな。
それが可能なのは、ゆるぎない独自性のある真摯な歌を作っているからなのと、面白トークが達人レベルだからなんだろうけれどね。
そして、先週ワーストアルバムをリリースしたという。
ファンがマニア揃いだから出来るリリースなのであって、大御所の演歌歌手でもできないリリースを敢えてやる所が、さすがファンの心を何十年にも渡って掴んでるさだまさしならではだよな。こんなこと若いロックバンドがやったら、アマゾンのレビュー欄が普通に荒れるよ。
それにしても、CDジャケットに中村祐二を起用するあたり、さだまさしも内心、若い新規ファンが欲しいのかななんて勘ぐっているんだぜ。
■今頃、J DILLAを知る
今年はJ DILLAの没後10周年というメモリアルイヤーなんだな。
3月くらいに遺作になってしまった「dounuts」のデラックスエディションがリリースされたというし、リリース元のStones Throwがyoutubeで「dounuts」を全曲公開しているので、今年はPCを立ち上げると、結構な頻度で聞いているんだけど、30曲入りのアルバムなのに一枚で一曲という感覚で聞いている。
(もういい加減買わないとなとは思ってるけどさ。。。)
HIPHOPのアルバムというくくりにするには、正直もったいない気がする。
音楽が好きな人なら、この鬼気迫る作品の素晴らしさに気づいてくれる筈。
初めて聞いた時に圧倒されたもんなぁ~。
このアルバムを聴くと、なんとなくだけど60年代位のソウルミュージックが聞きたくなるのです。サンプリングされた楽曲の旨みを引き出すビートの力なのか何なのかわからないのだけれどもね。
ちなみに他にいいと思ったのはこれです。
とにかくまぁ、さだまさしの「雨やどり」最高。
それは言いたいんだよね