某月某日!!

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雑記

今日は駅ビルのスーパーで買ってきた1000円のワインの底が割れて全部おじゃんになってとても悲しかった。

高校時代によく言った、「覆水盆に返らず」というフレーズを20数年ぶりに唱えたのであった。

 

きっと、高い酒はお前には勿体ないという神のおぼしめしなのだろう。

ああ、テーブルに注がれた、悲しい酒。 

 

ども、コバチヨでーす(絶叫)

 

■今読んでる本

近所のブックオフで、半年前にあった立花隆田中角栄研究(上)」がまだ本棚にあったので購入し、ぼちぼち読んでるんだけど、雑誌で掲載された論文と当時の取材背景だとか、取材当時の振り返りなど書いてるんだけど、まるでDVDのオーディオコメンタリーみたいで楽しい。

 

上巻は、田中角栄がどうやって巨額の金を作り、越山会の議員に大金をコンスタントにばらまけるのか?について言及がされていて、田中氏が在籍した会社間の株式の売買や、土地を転がして資産運用していた事を暴く内容となっている。

下巻はロッキード事件についての言及なんだそうだが、自分に理解できるのかちょっと心配。

 

あと、「田中角栄研究」の調査チームのメンバーが、大学を卒業をした後、定職に就かず、積極的にバイトしないフリーターだとか、大学を何年も留年している学生だとか、倒産間近の会社社長など、ペンで大物を倒す事になる論文を作るのに集まったメンツがなんだか映画とかテレビドラマで絵になりそうな感じなのもいいんだよね。作業自体は、地味な作業ばかりだったみたいだけどね。

 

まぁ、一番衝撃だったのは、田中角栄云々の事よりも、序文で著者が好きな女の子に千枚のラブレターを渡して結果フラれたという件なんだけどね。きっと、今のラジオ番組や、テレビのバラエティ番組やトーク番組でそんな事言ったらネットで「こわーい」という活字が並んだかもしれないが、おっさん位しか手を出さないような本だったから、あんまり話題にならなかったんだろうな。昔って、おおらかだったんだなぁ~。

こういうエピソードって、どこで書くのかOr話すのかで変わるものだと思ったよ。 

 

ちなみに「田中角栄研究」は現在、品切れ中みたいでアマゾンでは古本のみしか入手ができないんだね。下巻をどこで探したらいいんだろう?

 

天才

天才

 

 

それにしても2016年は、マスコミが石原慎太郎の「天才」をべた褒めし持ち上げて、豊洲の市場移転問題で思いっきり落とすいう壮大なコントを見せてくれようとは思いもよらなかったな。とどめのタライは誰が落とすのだろうか?