夏い。
ども、コバチヨです。
■ハガキ博徒への道
人生そのものが博打なのは承知しているし、40年近く生きているけど、勝った日なんか1日も無いというのも自覚している。
その時は自分が勝ったと思っていたのだけれど、今になるとか誰かに「これあげる」と貰った”勝ち”だったんだなと気づかされてばかりで、自分ひとりで得た”勝ち”なんて全くなかったんだと己の博打センスの無さに呆れ、そして布団にくるまりたくなる位自分を責めてしまうのである。
そんなわけで、人生でここまで負けが込んでいるのに、あからさまに博打を打つなんて若い頃の自分であればどうしようもないなと思った事をなんとなく始めてしまった。
ハガキを使った博打をやろうと先月から地味に始めたのであった。
ハガキを使った博打=懸賞だ。
ちなみにハガキを送ってみたのは、ヤマザキ夏のパンフェスティバル。
賞品はヤマザキグループの1万円相当のお菓子製品で、1週間に1万人に当たる!といううたい文句だったので、これなら自分にもあたるチャンスがあるかもなと思っていたんだけど、全国津々浦々にヤマザキパンの無いコンビニなどないし、地方の市街地から遠く離れた小さな集落唯一の物資調達可能な個人商店、後期高齢者なのであろう元祖・看板娘が切り盛りしている店にさえも置いてあるヤマザキパンなのだ。
仕事に行く途中、最後の応募はがきをポストに投函した後に気づいてしまったのだ。
懸賞キャンペーンは全国規模だし、スーパー・コンビニなどで客がなんとなく買っているパンのメーカーはヤマザキパンという事が多く、自分もなんとなくパンを買っていたら懸賞に必要なポイントが予想以上にたまって応募してるんだから、同じような思考の人間が全国規模にいるわけなんだし、相当多いんじゃないかという事を!
おまけに、家族が多ければ多いほど、菓子パンを買う量も多く、沢山応募ポイントも貰えるから有利なのに対し、自分はどう頑張っても自分ひとりの分を買っているだけなのだから、大家族の人に全然かなうわけがない。そのくせ私は食べ盛りではないから、菓子パンなんて1日1個しか食べたいと思わないからな。
これじゃ、当たる確率なんてたかが知れてる、0に近い0.1じゃないか。。。
ああ、また負けさ。。。こんな懸賞の事なんてさっさと忘れよう。。。
次は何の懸賞に応募しよう、新米のハガキ博徒はスーパーの懸賞ハガキが置いてあるコーナーへと向かう。