久々に一人で都会に行ってきたんだけど、どうふらついたら正解だったのかわからないので、また一人で行こうと思う。
ども、コバチヨです。
■東京で太陽の照り付ける中を敢えて散歩する
大好きな漫画家の一人に谷岡ヤスジがいるのだが、具体的に覚えていなくて申し訳ないのだが、確か、3、4ページの小品だったと思う。
東京のいくつもの街をただ走り去ってゆく男の漫画があるんだけど、今日の自分のしたことは、ほとんどそれと変わらない。
東京駅で降りて、それから13キロ散歩してきたんだ。
ブックオフで買った2008年版の文庫型地図を片手に、八重洲口から歩き始めて、日本橋、神田、御茶ノ水、水道橋、飯田橋、神楽坂、早稲田、新宿となんとなく歩いてしまったんだ。
10年くらい前の自分がなんとなくフラフラ歩いていた街を、10年後の自分がフラフラしてみようと思い立ってしまったのと、あんまり暑さが気にならなかったののもあったから!
散歩したコースは、始まりから終わりまで、ずっとずっと働く人のための街並みであり、ちっとも暮らすための街並みじゃなかったのが驚きだった。もっと路地など踏み込めば、暮らすための街並みの風景が見られたのかもしれないけれども、人がひっきりなしに歩いていたし、道に迷うのも面倒なので踏み込もうなんて思わなかったんだ。
あと、歩いた街で見慣れた店が全然違う店に代わっていて結構びっくりした。
神保町にある仏教書の古書店・東陽堂書店の隣にある、名簿ばかり売ってる古書店があったけど、そこはラーメン屋になっていたもんな。
飯田橋駅の近くにあった武者小路実篤の描いた絵のブックカバーのお店もブックオフが居抜きで入っていたり、神楽坂も個人のお店よりもチェーン店のお店ができたりしていて印象が変わっていたしね。
神楽坂に日光・金谷ホテルのベーカリーのお店があったのは衝撃で、お店に入るや否や名物のチーズブレッドを買ってしまった。
早稲田の街は、初めて歩いたのだけど、次は早稲田から歩き始めようかなと思ってる。
結構、古本屋があったし、文庫も置いてあったから
それと、好き勝手散歩しているんだから、途中に寄り道してもよかったんだけど、部屋着の延長線上の服装で散歩してるから、あんまり寄り道できなかったな。
神保町の三省堂書店と御茶ノ水のディスクユニオンは行ったんだけど、純喫茶とか全然行けなかったな。行こうと思っていたお店にも寄ってみたけど、行列で諦めてしまったからお昼も食べそこなってしまったしね。(子供のころから昼食はないがしろにしてしまう所がある。直さないと)
三省堂では文庫を買い、カバーを巻いてもらったんだけど、カバーのデザインが変わっていて少しショックだったな。
ディスクユニオンでは、なんとなく気になっていたフランスのAORバンド・ウィークエンド・ミリオネアの3枚組を買うことができて良かった。
夕暮れ時に新宿にたどり着き、電車に乗って、くたくたの状態で帰宅したわけなのだが、コーラをすでに1リットル近く飲んでしまう位のどが渇いており動揺している。
散歩してるときは、のどの渇きはあんまり気にならなかったんだけどな。
きっと私、将来熱中症で救急車に搬送されるパターンの人なんだろうな。気を付けよう。
だけど、東京が散歩しやすい事が分かったので収穫としよう。