梅雨だ。
ども、コバチヨです。
■すべてCMのせいだー!
毎朝聞いているラジオ番組で吉幾三のカバーアルバム第三弾のCMが流れるのだけど、先の2枚ではCMを打っていなかったのに、三枚目でこんなにラジオCMを打つものなのかと思うわけなんですよ。
おまけにCMで流れるカバーだけど、吉幾三の新しい側面お見せします!という感じは全く無くて、吉幾三がいつもの調子で新曲やってる感じで、いつもの吉幾三というね、喜怒哀楽さえも感じられず、ただただ、吉幾三なんだというそんな感じだったんだ。
そんなわけで、アマゾンでアルバムの詳細なんかも見てみたんだけど、選曲も間違いない曲ばかりだし、ジャケットも「演歌もやるけど、ニューミュージックもやるよ」みたいな感じだし、他の2枚と大して変わらない感じだしで、なんだろう、このあざとい感じ。
こんな異色性なんか望んではいけないようなカバーアルバム3枚も作ってる吉幾三には正直、失望するけど、ファンでも何でもない毎朝CMだけ聞いてるだけの人間に、アマゾンのサイトで検索させてしまうんだから、なんだかんだいって、アルバムが魅力的なのに違いはない。
この無難な感じ、腹立つわー。
なんだかんだいって、CMの感想でここまで書かせるんだもん、大したもんだ。
ある意味、レコード会社の戦略は間違ってないと思う。。。
■ティン・パン・アレー周辺が聞きたくなる
梅雨の蒸し暑い時期を乗り越えるために聞く音楽=レゲエだとかダブだった20代は遠い昔、毎年いろんな音楽を聴いているのですが、今年はなぜか家にくすぶっているティン・パン・アレー周辺を聞いています。
特に、今時なシティポップのミックスの雛型みたいな選曲だと自分では勝手に思っている二見祐志・除川哲郎選曲の「caramel papa」をよく聴いている。
CARAMEL PAPA?PANAMソウル・イン・トーキョー
- アーティスト: オムニバス,前田憲男,太田幸雄,細野晴臣,鈴木茂,ティン・パン・アレー,松任谷正隆,大貫妙子,柄本明,ムーンライダーズ,ハミングバーズ
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 1996/06/26
- メディア: CD
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当時、再評価で再発されていた鈴木茂の「砂の女」、「100ワットの恋人」だとか、シティポップのミックスに必ず入る大貫妙子の「都会」、「くすりをたくさん」など、まとめて聞くことができるのでティン・パン・アレーを聞くのであればこのコンピレーション盤はおすすめしたい。
あと、蒸し暑くて途方に暮れているときに聴く細野晴臣さんの「トロピカルダンディ」なんかもいい。
- アーティスト: 細野晴臣,M.Gordon,矢野誠
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2000/12/16
- メディア: CD
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「熱帯夜」と「honey moon」がいい曲なんだ。
■ミツメのこと
ミツメの新作が出たのだけど、歌よりも、ギターだとかベースのフレーズがあまりにも良くて、作業をしている時など頭で再生されるのはミツメの楽曲全体じゃなくて、ギターとかベースの音が延々ループで再生されるし、喜びだとか楽しさといったイメージがふわふわと頭の中を埋め尽くすのがたまらない。
これからどんな方向に行くのかわからないけれど、今のところ日本で屈指の”いいバンド”だと思う。
それにしても画像が吉幾三のアルバムジャケットになるのが癪に触るなー。。。