6月だ。
ども、コバチヨです。
■6月のここが嫌い
”6月”というと、「虫歯予防月間」という活字が浮かぶ。
私は虫歯の権化みたいな人間なので、公共施設の壁一面に子供が描いたポスターがズラーっと並ぶと憂鬱になる。
虫歯になると治療そのものが痛いし、懐も痛くなる。
食べることが自分の歯でできなくなるという事は動物としての死を意味するし、虫歯よりも深刻な歯周病になったら、心臓疾患や糖尿病などの合併症のリスクが高まるので、死に更に近づく。
ろくなことがないのは重々承知なのだが、化粧品の販売員よろしく、歯磨き・歯のケアを怠ると死ぬみたいなそういう脅しはしてもらいたくない。そして高額なケアグッズを売ろうなんてやめてほしいんだ。
世の中には歯磨きが苦にならない人間が大多数かもしれないが、歯磨きが大変な作業という人もいるんだから。
巷の歯医者さん、保健師さんは、日頃からの歯磨き・歯のケアを言うけれど、ごもっとだし、間違っていないんだけど、あんまりキツく言ってほしくない。
自分はどっちかというと、歯磨きは大変な作業で苦行の部類。
口が小さいので、歯磨きでまんべんなく磨くと、すぐえづくんだよね。
油断すると、洗面台に軽く吐くこともしょっちゅう。
そんなわけで、日々の歯磨きのスリリングさときたらない。
まぁ、大したことのない日常にもスパイスは必要なのもわかってるんだ、だけど日々の歯磨きで、吐くか吐かないか緊張しながら歯磨きしなくちゃいけない自分は辛い。
そんなこともあって、ちゃんと歯が磨けてないツケがきてすぐ虫歯になるんだけど。。。
そんなわけで、憂鬱な「虫歯予防月間」です。
虫歯で思い出すのは、子供のころ親戚のおばさんの家でアオダイショウ(蛇)の酒漬けを岩海苔の空き瓶に入れて持たせてくれたことだ。
子供の頃におばさんの台所にあるアオダイショウの入った酒瓶を見た時のトラウマもすごかったが、その汁を自分の歯に塗る羽目になるとは、あれもトラウマだったな。
正露丸を虫歯の部分に詰めるというのもあるけど、トラウマになりそうだ。
周りにもあの臭いが蔓延するだろうし、その状態で学校に通わされたら旧友から「正露丸」のニックネームをつけられかねないだろうし、”事件”として後年語り草になりかねないし、昔の人の考えは理解できないものだ。
そんなわけで、小さい子供さんは極力虫歯にはならないほうがいいよ、別の意味で虫歯になることが嫌になる可能性が高い。