某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑記

膝を朝から強打してしまうとは

 

ども、コバチヨです。

 

■六月終わりの近況

まぁ、1年のほとんど憂鬱なんだけど、今年の六月も堪えたな。

あと1日なのに、絶対やらなきゃいけないことが2つあるけど、忘れないようにしなくてはいけないな。

というわけで、誰にも読まれやしないのに近況を書いてみる。

今月は「ポパイ」の京都特集の事は頑張って書いてみたものの、それ以降が全然無気力でダメだった。本当は「スペクテイター」の事も書きたかったのだけど、あの活字のボリュームを読んで感想を書くと思うとしんどいなと思って未だ買ってもいない状態。

ただ今回の「スペクテイター」で取り上げられた『JAM』のことは全く知らないのだけれども、『HEAVEN』に関しては気になっているので気力がわいたら買って読んで感想を書きたい。なぜならば、自分が浪人をしていた頃(1995年位か)に購読していた「ガロ」に『HEAVEN』に関わっていた人達が何らかの形で携わっていたからだ。印象的だったのは『HEAVEN』の装丁を手掛けたデザイナーの羽良多平吉さんの仕事ぶりで、大分後に見たんだけど、羽良多さんがパッチワークとキルトの雑誌の表紙デザインを手掛けていたのには驚いた記憶がある。

 

ちなみに羽良多さんの仕事で有名なのはきっと「ソリッド・ステイト・サバイバー」のレコードジャケットになるんだろうな。

 

Solid State Survivor

Solid State Survivor

 

音楽は、先月の”音楽のこと”で書いたギタリストのカシーフさん関連のCDなどを聴いてました。参考にしたのは音楽ライターの松永良平さんのはてなダイアリーでのカシーフさんのインタビューだったんだけど、いやぁ~、カシーフさんが参加しているアルバムがどいつもこいつも素晴らしかったです。

http://d.hatena.ne.jp/mrbq/20140721

 

あと明日リリースされるんだけど、「too slow to disco」の新作が出るのでうれしい。

収録曲はすでにアナウンスされており、free soulで取り上げられた曲とか、手持ちのCDと被るものもあるんだけど、何も考えずに聞き流せる素晴らしい編集盤なのでおすすめです。シティ・ポップものは好きだけど、もっと掘り下げたいと思う人にこの編集盤のライナーノーツがとても参考になっていいんですよ。

www.youtube.com

 

Too Slow to Disco Vol 3

Too Slow to Disco Vol 3

 

 アナログも出ます。

 

他は、気が滅入るばかりでも仕方がないとジョギングで箱根駅伝4区区間を走り小田原城で花菖蒲とあじさいを鑑賞しに行ったのが自分では収穫だった。あじさいの色鮮やかさに心が和んだので行ってみるもんだな。

7月1日から湘南地区は夏です。片瀬海岸と茅ヶ崎のサザンビーチで海開きなんだな。

自分は例年通りジョギングで通り過ぎるだけになりそうだけどね。

 

 

雑記

ゆうもあ村入村試験の問題集が欲しい。

 

ども、コバチヨです。

■復活するのか

headlines.yahoo.co.jp

アイワが復活するという。

中学時代にポータブルCDラジカセをお年玉を使って買ったのか、親に買ってもらったのか記憶があいまいなのだけれども、街道沿いの家電量販店で”一万円出してもおつりが出る位安い”というそれだけの理由で購入を決めた。たしか試聴さえもしてなかったんじゃなかったのではなかろうか?当時は流行りの音楽が鳴っていればそれだけで喜ぶことができた自分だから何でもよかったのだ。そんなわけで音質の言及が全くできない。

見た目も無難な代物であんまり印象が無いんだ。

だけど、週末は一人で雑誌と漫画と本と音楽を探すのに自転車に乗って駅前をうろうろしていた自分の終わることのない情けなくもカッコ悪い時代の最初期のかけがえのない相棒だったので物凄く懐かしいと思ってアイワの復活のニュースを取り上げてみた。 

 

どうも、ネットニュースに記されているAIWAの成り立ちと一回目の終焉の経緯を読むと、単純に時代の徒花なのかなぁ、なんて思ったりもするんだけど、どうかお願いだ、カセットボーイ型のMP3に録音できるポータブルカセットプレイヤーを発売してもらえないだろうか?カセットボーイ可愛い。80年代頭頃のデザイン好き。

 

音楽に関しては、周りはBOOWY解散して、メンバーだった布袋さんがいたコンプレックスなんかが同級生にもてはやされた時期だったけど、自分は全然ピンと来なかったな。いいとこの同級生からカセットにダビングしてもらった「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラックを繰り返し聞いたり、雑誌「レコパル」(年がバレバレだぜ)の懸賞で当たったニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのアルバム「STEP BY STEP」を聴いたり、当時の自分の音楽趣味のカオスさときたら無かった。

それにしても、この曲は一周回って最高かよ。

歌ってるのは変声期前の少年なんですけどね。

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PVはキース・ヘリングのパーカーの現役感にやられるな。

 

ラジオは、自分はJ-WAVEとNACK5を聴いていた。NACK5の電リク番組に電話したこともあった。AM放送を聴くようになるのは高校に入ってからで、受験勉強の友だったラジオ深夜便は未だに聞いている。高校時代以降、AMラジオという”沼”から全然這い上がれない。底なし沼なんだろうな。(脱線)

 

■こんばんきゅーん

www4.nhk.or.jp

先月は風邪をひいてダウンしていたんだけど、ダウンしていた時期にたまたま遭遇したラジオ番組の事を書く。

夜7時台の番組なのだ。テレビだと、ゴールデンタイムの時間帯だけど、AMラジオだと埋もれがちな時間。

番組は渋谷に不時着した宇宙船「ちきゅーん」の乗組員である、かもめんたるの二人が宇宙船のエネルギーとなる子供たちの声を集めるために子供たちと、言葉ゲームしたり、子供たちにお題のエピソードを聞いたり、大したニュースではないんだけど子供が真面目に話してくれているのがなんだかほほえましいんだよな。

地上波テレビのバラエティ番組のにぎやかさとは正反対の、素朴なやり取りが新鮮。

ひな壇芸人のように、場を盛り上げる事はないのもほほえましさの理由なのかも。

電話回線でやりとりしているのはわかってるんだけど、BGMも無い、会話のみを流すので宇宙の交信のようにも聞こえるのも気に入ってる。

夏休み期間中に、スタジオを離れて放送するみたい。

 

それにしても、番組名が「きこえタマゴ!」というけれど、番組を作っている人は昔テレビ朝日で放送されていた子供向けテレビ番組「パックンたまご」を見ていた人なんだろうか?シティボーイズ中村ゆうじがメイン出演者だったんだけど、今思うと、子供番組という皮を被ったコント番組のような気もする。藤波辰爾の代表曲「マッチョドラゴン」はこの番組の産物だったと思うんだけど、自分の思い込みなんだろうか?確か藤波辰爾はこの番組では、どこかの広場に現れて体操を教えてくれる体操のお兄さんみたいなことをしていた筈だ。

 

雑誌のこと

冷やし中華、始める予定。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

magazineworld.jp

 

京都という街は、魅力的な街だとは思うんだけど、自分の場合は修学旅行の見学スポットが充実しているという点ばかりに着目しているあまり、”京都でなんとなく過ごす”という点で魅力的なのかどうかなんて、あんまり考えてなかった。

自分のような、寺社仏閣を開門時間という”制限時間”を気にしながら時間がある限りうろうろ回るような人間には、ふらふら歩いて”街”を把握する楽しみなんか、京都だとか奈良のあたりには求めてないんだよね、残念ながら。

今月のポパイは積極的に京都の街に出かけて”なんとなく過ごす”事をおすすめしているような気がする。京都市内には数多く大学が散在しており、鴨川をはじめとする、青春の真似事をするにはうってつけのシチュエーションも充実しているので、ストイックに神社仏閣を回らない、ゆるい青春の真似事をしにいく旅を提案している。まぁ、そっちの方が土産物屋で買った模造刀を早速振り回すような血気盛んな修学旅行生の大群とも遭遇しなさそうだし。。。(チャンバラごっこのとばっちりなんかまっぴら御免だ!)

そういう意味では『リラックス』2002年5月号の京都特集を踏襲しているんじゃないかなと勝手に思っている。どっちも特集の冒頭を飾るのが京都の庭園であるし、肩に力を入れて行くスポットはあんまり無くて、素のまんまで行けそうなスポットをたくさん紹介しているから。まぁ、素の自分モードで旅行するといっても、特集のイントロダクションでも書いているけれど、”旅行の際は、お邪魔しますの気持ちを忘れずに!ね。

 

というわけで、内容なんだけど最初は美味いコーヒーとドーナツを出してくれる店を3店をサクっと紹介し、その次は鴨川周辺にある美味いおやつや美味い飲み物の店を紹介している。

次に「ポパイの友人たちを訪ねてみた。」では2015年11月号の「ボクと後輩」に登場した喫茶店「直珈琲」の渡邊直人さん、2016年3月号の特集「仕事とは?」に登場した銭湯「サウナの梅湯」の湊三次郎さんと古道具店「itou」の伊藤槇吾さん3人の簡単な近況が載っている。

他に気になったのはやっぱり「八木莉可子、鴨川の飛び石でピョンピョンする。」だろうな。京都人の憩いの場・鴨川デルタの飛び石を八木さんがピョンピョンしてる。

個人的に鴨川デルタというと『ドキュメント72時間』で放送された「青春の鴨川デルタ」の回で、毎日鴨川デルタに居る時間の記録を取る大学生のエピソードがあまりにも青春らしくほほえましいと同時に、暇をどう使ってもいい自由な時期を過ごすその学生に嫉妬さえ覚えたんだけど、うわー思い出してしまったじゃないかー!!

まぁ、「リラックス」だとその辺りが、お笑いタレント・島崎俊郎さん(アダモちゃんと書けばわかるだろうか、それとも元ヒップアップのメンバーと書けばわかってもらえるだろうか)の鴨川デートの思い出コラムにあたるんだろうけど!(脱力)

 

それと、ホホホ座の山下賢二さんと松本信哉さんが話す「HOPEYE」という京都案内。京都というと、多くの人にはすぐにその良さがわからないかもしれないが、わかる人にはとても魅力的で面白い事がすぐわかる人が結構いると思うんだけど、さらっとまとめているいい対談なんだろうな。実際対談に出てきたお店や人を目の当たりにしてないから、何も言えねぇ~。

 

他は、魅力的な名品の店だとか、旨い店、いい具合の宿など、京都をふらふらと旅行するならしっくりくるお店が沢山紹介されていて、本屋で売られている「ことりっぷ~京都~」と同じ値段だったりするんだけど、断然こっちが情報量多いかなと思います。(雑だなー)寺社仏閣はほとんど載っていないけど、それはスマホに尋ねておくれ。

 

連載は、コムアイさんの対談のページにはメディアアーティスト・真鍋大度さんと話している。真鍋さんは自分のプロフィールをマインドマップにしてまとめているみたいだよ。自分も一時期マインドマップを使って本の内容などまとめていた時期があるんだけど、気を抜くとマインドマップを使って己の心の闇をほじくりかえしてしまい、マインドマップを書かなくなったという黒歴史があるんだけど、仕事だとか課題で使うのが一番なんだろうな。マインドマップのプライベートでの使用は危険さ。それにしても、今月号のコムアイさんの格好、私が子供の頃(1980年代中盤頃)にパチンコ屋にいるヤンキー・マダムみたいで、ファッションが一回りした現在、なんかカッコいいな。

 

 「ボクと後輩」には、ロックバンド(?)どついたるねんのフロントメンバー・山ちゃんが登場。4年前にビームスのサイトで、平野太呂さんが写真で、スタイリングが確か岡部文彦さんだったかな?どついたるねんのメンバーがハイキングに行くというフォトストーリーのサイトがあったんだけど、その時「何者?」と気になったのが、どついたるねんとの初めての遭遇だったのを思い出した。ビームスのモデル起用の時のエピソードについて話している。さらっと、夏に音源出すという予告も有り。

 

巻末の予告漫画「待ち伏せは来月まで待って・・・」笑った。どこかの学園祭でこういう店をやる学生がいそう。。。

 

来月号は特集「なんでこんなに、カレーが好きなんだろう。」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽のこと

しっかりしないと。

 

ども、コバチヨです。

 

■夏は浮ついた音楽が似合う

バブル時代からバブルが弾けた時期を大人になる前に経験してしまうと、70年代中盤~80年代前半に流行ったAORだとかキラキラしたシティ・ポップなんかを聴くのにとても気が引けてしまい、若い時分は、専らザラついた音のロックとか燻ぶった音のジャズなど「カッコいいな」なんてうそぶいて聴いていたわけなんだけど、年を取るごとに聞く年代もどんどん現代に近づいてきて今現在、80年代前半の音楽を抵抗なく聴けるようになった。子供の時分に、何でチューブが夏の歌しか出さないのかわからなかったんだけど、他の季節の海辺の浮ついた出来事なんか歌われても世間がピンと来ないからなんだって事を最近やっとわかった。

最近の陽気のせいなのか、梅雨も控えているし、まだまだ夏じゃないけれども、夏の浮ついた音楽が聴きたくなってしまい、ボチボチ角松敏生さんのCDを聴いている。伝説のインスト集「She is a Lady」が今年、新録して5月にリリースしたというので聞いてみたいもんだな。「Sea is a Lady」は1980年代のテレビっ子だった人だと『プロ野球ニュース』だとか『プロ野球珍プレー好プレー大賞』のBGMで使われていたので知っている人もいると思うけどなー。好プレー集の時にみのもんたがナレーションしてる後ろで流れてたよな。(脱線)

フュージョンだとか、シティポップ、AOR的なものが日本で流行った80年代は子供だった事もあり、当時は鈍感な子供でそれらを単なるBGMとしてでしかとらえていなかったんだけど、年を取って改めて聴いてみると、実は恐ろしいクオリティーで参ってしまう。特に角松敏生さんの楽曲関連はホーンのド派手さがたまらない。

SEA IS A LADY 2017(初回生産限定盤)

SEA IS A LADY 2017(初回生産限定盤)

 

 気になるなぁ、もう。

 

■やたらと目立つ脇役

シティ・ポップブームが続いているわけですが、ここ数年気になるなーと思いつつ手を出していなかった人がいて、ギタリストのカシーフさんがそれにあたる。

先月出た「ミュージックマガジン」でカシーフさんのインタビューが載っていたのもあって、そういえばカシーフさんがギター演奏している曲を持っていないなと思い、i-tunes storeでボチボチ集めている所。

個人的に衝撃だったのは5,6年前にたまたまyoutubeで見たドリアンさんの「summer rich」でのギターソロで、楽曲自体が80年代のシティポップを狙い定めていた所があるんだけど、そこに一十三十一さんのボーカルが入ってからの、とどめのギターという感じで最初に見たときの感想は「チューブじゃないのに、今時こんなギターを弾く若手がいるのか?」と思ったのと同時に、完全に主役を食ってるギター演奏に惹かれてしまったのを思い出す。まぁ、その後も脇役なのに、颯爽と現れては主役級のインパクトを残してフェードアウトするギター演奏で以て聴き手を「え?」とさせてきている人なので今後も颯爽と現れては聞き手を驚かせて欲しいもんだ。

最近だと、tofubeatsさんの新作でも客演していたよね。

www.youtube.com

5月に出た新作アルバムは現行の流行も押さえつつ、シティポップとスムースジャズを行ったり来たりした楽曲で大人の雰囲気が漂っていて最高。佐藤博さんの「awaking」のように夏が来るたびに聴かれるアルバムになるんじゃないかなー。

 

BLUESONGS

BLUESONGS

 

 

 

雑誌のこと

給料日前だというのに、ドン・キホーテの情熱価格の激安ぶりに、おやつを爆買いしてしまった。あと3日、どうすんの?

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のミュージックマガジン

 

今月号の特集は「日本のヒップ・ホップ・アルバム・ベスト100」だった。

もうね、この特集にかかわる人がツイッターで「あくまでも参考であって、これが確かなランキングではない」という旨のつぶやきをしていたけど、ざっくりとヒップホップのいいアルバム30枚選んできてねという指示で、31人の選者の人がアルバム30枚を選んできたのであれば、こういう何を基準としているのかわからないランキングにもなるだろうし、選者の人もモヤモヤしたんじゃないだろうか?ヒップホップを聴く人であればみんな知ってる全国流通しているアルバムもあるけれど、Punpeeの「Movie on the sunday」みたいな限定販売のみでそれっきり売っていないアルバムも入っていたしさ。そりゃ、『レコードコレクターズ』みたいにビートルズ縛りだとか、年代とジャンル縛りでランキングすれば、そんなに文句も出ないだろうけれど、80年代から10年代にかけてとなると、傾向だとかラップの傾向だとか、トラック製作も年々進化するし、最初期は日本の社会を風刺する傾向のラップも、00年代前後からは自身の人生を振り返るドキュメント性の強いラップをする人も出てきたし、トラック重視で聴くか、リリック重視で聴くかでも選ぶアルバムというのは分かれてしまうだろうし。

まぁ、批判はあるかもしれないけど、あくまでも飲み屋で話すときのネタとしてはいいネタだと思う。場合によっては、喧嘩になってしまうかもしれないけれど。

正直、この特集で一番笑ったのが、メジャーデビューのプロモーション攻勢中のクリーピーナッツと新作アルバムを出すDOTAMAさんの今回のランキングに対する感想だった。この二組にカッコいい事を言わせない『ミュージックマガジン』、わかってる。

クリーピー・ナッツだって、ゆるふわギャングの3人みたいにカッコいい事言いたかったと思うんだ、きっと。

とはいえ、この対談の為に今月号買ったようなものだったし、DJ松永さんの発言にはゲラゲラ笑いました。R指定さんの話すMC漢さんの最初の印象も笑ったし、本当に最高だった!!

 

他のページで良かったのは、角松敏生さんのインタビュー。角松敏生の楽曲が神がかっていた時期のアルバムをまさかの再録音という時点で胸がときめくじゃないか!!まぁ、エスペシアのファンだった人には違った意味で興味深いインタビューだったと思うけど!!

 

それと、これを書かないわけにはいかない。毎月オリコンチャートを参考にヒット曲をレビューする「これがヒットか?」だけど、今月号からオリコンチャートからビルボードチャートに変わったそうだ。オリコンチャートだもん、おまけ付CDが猛威をふるっているようじゃ参考にならないし、時代の流れかな。

 

来月号の特集は「コーネリアス

雑誌のこと

気力体力が悉く空っぽ。

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

magazineworld.jp

 

「車が欲しい!」特集。

第二特集は、「ホットドッグが食べたい!」。

 

大手車メーカーのタイアップ記事はあったものの、2012年のリニューアル号以降の車特集は初なのではないだろうか?おまけに、売れてる雑誌が車特集をやるとなると、車メーカーの最新モデルの紹介がお約束だと思うのだけど、皆無で、悉く中古車ばかり紹介されているという特殊な車特集だなーというのが正直な感想。

 

中古車といっても、ポパイの車特集は80年~00年代モデルの車推し!

80年代~00年代の車は、趣味の車としては本当に趣のあるいい車が多かった気がするよ?当時の車よりも乗り心地だとか、運転のしやすさは今の車の方が圧倒的にいいのに、未だに80年代に発売された車のイベントなんかは結構あったりするもんね。

ただ、出かけなくても楽しめる娯楽が出回っていたり、人と会わなくてもネットでつながる事ができる現在では、趣味の車とか、他の娯楽に比べると割高な感じがしてなかなか手が出せない気がしてしまうんだよね。おまけに、お母さん目線の、お母さんの使い勝手重視の車が多いのもあるしさ。今時の車のCMは完全にお母さんのハートを掴もうと必死のCMが多いでしょ?男のロマンそっちのけで、お母さんの笑顔ゲットしたもん勝ちの世の中になってしまったじゃないかって。

そういう人に、車に対して少ーし前向きに捉えられる特集なんじゃないかと思う。

紹介されている車の値段も、中古車価格という事もあって比較的現実的。まぁ、オプション料金だとかメンテナンス代金とかはわからないけど。ちなみに、最安値は0円!(もらいものだってさ)

 

個人的には、昔の石ノ森章太郎の特撮ドラマに出てくるロボットのような、メカメカしい見てくれなのに、愛嬌のある80年代位のフォルクスワーゲンのワゴンが良かった。

 

特集の冒頭を飾る、平野太呂さんの写真は私家族版写真集「Los Angeles Car Club」からのアウトテイク。絵に描いたような、アメリカの車のある風景過ぎてカッコよかった。全体的に太陽光が強そうな白っぽいトーンも相まってね。 

 

第二特集「ホットドッグが食べたい!」は、写真だけでお腹いっぱい。

小コラムを集めた”hot dog press”のオチはまさかの雑誌ホットドッグプレスの事。

雑誌「ホットドッグプレス」は、何回か復活の狼煙を上げようとして路線がイマイチ固まらず復活の狼煙を上げる度にフェードアウトしていたけど、ネットコンテンツとして続いていたんだな。

アウディとのタイアップ記事だけど、御殿場は肉の天国だよね。御殿場駅前は閑散としているけれど、実は御殿場周辺は肉屋が充実している魅力的な所だよね。歩きで買い行くには距離的に難しいけれど、車だと具合がいいんだよね。

 

連載は、コムアイさんの対談は漫画家・諸星大二郎さんが登場、3月の水曜日のカンパネラ武道館公演は諸星さんの作品に影響を受けた演出があったらしい。

ブロンソンに聞けでは、去年ブロンソンズの仲間入りを果たして以来全く音沙汰のなかった峯田和伸さんが再び登場。近いうちに峯田ブロンソンがお悩みに答えてくれるらしい。本当かなー?

 

来月号は「お邪魔します、京都。」特集。

おめんのうどん食べたいぜー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑記

大型連休は風邪で台無し

 

ども、コバチヨです。

 

■読んだ本

 

収納の問題から、読む本は文庫と決めていたんだけど自分で掟を破ってしまった。

まぁ、音楽に関する本で文庫化なんか、売れっ子ミュージシャンのエッセイ集だとか、売れっ子だったミュージシャンのノンフィクションというのが相場なので仕方がない。音楽の考察にまつわる本がそもそも売れた事があったのかも怪しいし、内容は音楽の考察なのかもしれないが、タレント本の括りとして扱われているのではないかと自分は勘繰ってしまう。

今回読んだのは「ラップは何を映しているのか」という本で、お題はざっくり決まっているものの、ラップにまつわるとりとめのないおしゃべりを1冊の本にまとめた本だ。

ラップがわからなくてもいいんだけど、テレビでのフリースタイルバトルだとか、アイドルグループの楽曲にラップパートが組み込まれていたり、人気ロックバンドも当たり前のようにラップしていたり、気づくと結構日常の中にラップが浸透してきている現状を考えると読んでおいてもいいかなという動機で読んでみた。

ラップというと、黒人コミュニティから生まれた歌唱法ということや、アメリカの人種差別問題を問うラップの曲にヒット曲が出た事もあって、政治的な音楽なんじゃないのか?と、重い音楽なのかなと思っていたのだけど、重さの原因が言及されていて、少しすっきりした。

また、日本語ラップが盛り上がってきているけれど、今後大々的に流行るのか?という点に対して厳しめだったのには笑ったし、日本のビートメイカーの教養がありすぎて、意識が高いせいか、自然な表現を出せないという件に大きくうなづいてしまったり、ヒップホップあるあるみたいな事もちらほら書いてあるのが楽しい。

あと、ラップは世界規模の音楽だから世界各国で自由に受容されたらいいという事も当たり前なんだけど、実際に言及されてすっきりした。世界中には宗教問題が深刻な国もあるだろうし、階級問題が深刻な国もあるだろうし、貧富の差が深刻な国もあるだろうし、伝統的な決まりと最新技術の狭間で戸惑っている国もあるだろうし、各国の当事者たちが抱える問題は様々なのに、アメリカでラップされるような事を無理に踏襲しなくてもいいんだって。

なんだか、サラっと流してしまったけれど、ラップを聴く事が好きという人におすすめします。1970年代~現在に至るまでのラップの事をざっくり知っている人なら素直に楽しい1冊だと思います。ラップあんまり知らないという人でも巻末の注釈が親切丁寧なのと、この本の良い所でもあるのだけど、章ごとにプレイリストがのっていて実際にyoutubeやsportifyなどでプレイリストの楽曲を聴きながら読むことができるようになっていてわかりやすい構成になっている。

昔は、ディスクガイドの文章だけでCDショップに買いに行って失敗するのも醍醐味の一つだったけど、youtubeだとかサウンドクラウドなどのストリーミングサイトが出来て、あんまり失敗はないもんな、いい時代になったもんだ。