某月某日!!

日常のこと。音楽、本、散歩のことなど

雑誌のこと

雑誌を読むスピードを上げたい!!

 

ども、コバチヨです。

 

■スペクテイターVol.38特集赤塚不二夫

 

スペクテイター〈38号〉 赤塚不二夫

スペクテイター〈38号〉 赤塚不二夫

 

時間が過ぎても古びない作品を残した人が、どのように数々の名作を制作していたのか?という事を生前赤塚さんと共に仕事をしていた人たちにインタビューをしてまとめているんだけど、最後にたどりつくのは、 赤塚不二夫という人が面白い作品を作るためにいかに人生を捧げて死んでいったかという事で、読んでいてなんともいえない気持ちになった。

とりわけ、生涯にわたってギャグマンガをずっと描き続ける人というのはそんなにいないし、人気作品を描いていても、途中で路線を変えたり、作品発表のペースを最小限に減らしたり、漫画を描く事自体から距離を置く人を何人も見てきているので、晩年は漫画の仕事があまり無かったというが、それでも第一線でギャグ漫画を書き続けた赤塚不二夫という漫画家はある意味化け物だったし、戦後の漫画史においても屈指の存在なのではないだろうか?

赤塚不二夫の漫画がどのように制作されていたのか?については、生前赤塚さんの担当編集者だった武居俊樹さんの本「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」でざっくりと知っていたけど、武居さん目線で記されていて、あくまでも断片的なものなのだろうと読んだ当時は思っていたのだけど、読んでおいて良かった。武居さんの本を読んで大体のイメージはできていたので、何人ものインタビューで語られる制作風景が容易にイメージしやすかったからだ。

あと、面白い漫画を描くために24時間捧げているような暮らしぶりについても、漫画の制作以外の時間も、大がかりないたずらを仕掛けたり、飲み屋でばか騒ぎしたり、本気で遊んで漫画に落とし込もうという気概のようなものが伝わってくる。アメリカに渡航してまでアメリカの漫画事情を知りたかったという人だから、余程の事だと思ったものだ。

漫画制作の事だけど、赤塚さん一人で制作しているものではなく、担当編集者を何人かでアイディアを出し合い、分業で漫画を描くんだけど、特集最初に掲載されている赤塚さんのファンだという漫画家・根本敬さんが上手い事まとめているんだよなー。赤塚さんと全然関わったわけでもないのにね。

赤塚不二夫生誕80周年プロジェクトで作られたアニメ「おそ松さん」も凄かったけど、この特集はある意味トドメだなと思いました。オススメするしかない!!

 

他に漫画3編、赤塚さんの経歴、作品リスト、ブックガイド、アカツカ大事典が収録されているんだけど、まだざっくりとしか読めてないんだよなぁ~。充実すぎる1冊デス

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)

 

 

10日に発売されたポパイも読んでるんだけど、追いつかない。

作家・羽田圭介さんがレーザー・ラモンRGさんにしか見えないんだよなー。「クイズ正解は一年後」の罪は深いよ~!

音楽のこと

ようこそ、立春

 

ども、コバチヨです。

 

■都会に行くとCD屋に入ってしまう病

 

昨日は、家族が横浜まで車に乗せてあげるというので、久々に横浜に出かけた。

地元に新星堂という老舗チェーン店があるにもかかわらず、CDよりも義務教育や吹奏楽部の学生さん向けの楽器販売に力を入れているという理由で、全然いかないというのに、横浜に行くとついついディスクユニオンに行ってしまうんだよな。

ジャズとロックの中古CDでも買おうかと入ったものの、気が付くとヒップホップコーナーでミックスCDの棚を見ていて、和物のミックスを2枚買ってきたのだった。

和物も、私が若かった頃は1960年代のGS歌謡だとかリズム歌謡などの発掘がすさまじく、ジャズの発掘に関してはレアグルーブの流行とリンクし、激しく発掘されていた時期なのではないだろうか?今では、ここ10年位じわじわと盛り上がっているブギー周辺とリンクしてディスコ歌謡だとかシティポップものが流行っているみたいで昨日買ってきた2枚もそんな内容でした。

 

〇DJ NOTOYA/1980 Ⅱ

ネットサイトの宣伝文によると、サウンドクラウドでアップされたmixが19万回も再生されたDJなんだそうだ。海外のパーティーにも度々呼ばれているらしい。

1980年代のディスコブーム(特に1980年代中盤あたりか?)にリリースされた楽曲でまとめられたmixで、どいつもこいつもカッコイイです。1980年代中盤というと、ストリングスやホーンが多用される楽曲がどんどん減っていった時期だったと思うのですが、そんな過渡期のカッコいい楽曲が続く内容となっております。

 

〇DJ 吉沢ダイナマイト.JP/super和物beat 6

久々の新作。今までの、あくの強い歌謡曲を要所要所に置いて笑いを取りに行くという内容ではなく、一気に聞かせる内容になってました。前半はブギーで後半はトロピカル調の楽曲で構成されているんだけど、中盤カッコよかったなー。意外なところを突いてきたという感じ。

 

本当は、LEGEND OF伝説さんのDA 90 MIXXX VOL.2も欲しかったんだけど、躊躇してしまったんだよなー。冒頭のあの人の2枚目を持ってくるあたりに強く引き付けられたのだけども。

 

タワレコも寄ったんだけど、サチモスの新作が大量に陳列されていて、サチモスついでにあれこれ売ろうと、違う日本のインディーズバンドのCDを複数展開していたが、いろいろ過剰で笑ってしまったな。試聴もいろいろしたのだけど、悩んでしまって買えなかった。

 

■気になる曲

 

音楽情報をどうやって集めたらいいんだろうと悩んでいるわけなのですが、バイトから家に帰ってからFMラジオを聴くことにした。ラジコだと、オンエアしている楽曲がほぼオンタイムでわかるようになってるんだね。この曲も、ラジオ番組でDJの人が紹介していたのだけど、フェンダー・ローズの感じといい、ボーカルのコーラスといい、なんという爽やかさなんだ?それにしても、動画の画像ね、新作のジャケット写真なんだそうだ。夜中に目が合ったら眠れないよー。

 

〇thunder cat/Show You the Way(feat. Michael Mcdonald&Kenny Loggins)

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www.ele-king.net

 

SNSで知った情報だと、大好きなユニット・タキシードがEPを出したという。

今年中に新作出ればいいなー、前作はたくさん聞いたから期待してるよー!

Tuxedo - Fux With The Tux

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音楽のこと

天気がいいぜー。

 

ども、コバチヨです。

 

■女の子をガン見してしまうPVのこと

 

音楽もいいんだけど、音楽そっちのけで女の子をガン見してしまうPVってあると思うし、アイドルPVってそういう意図が強いからドラマ性のあるPVが沢山作られているんだと思うんだけど、個人的にガン見してるPVを挙げてみた。

 

〇sweet robot against the machine/free

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中野裕之さんが映画作品を作り始めた時期のPVだったと思う。

麻生久美子さんが光る素材の衣装着てしまうんだっていう意外性にヤられる。

1990年代後半~2000年頭という時代が撮らせた1本だと思ってる。

 

〇ラブリーサマーちゃん/私の好きなもの

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去年、メジャーデビューしたラブリーサマーちゃんの曲。

ミスIDが出てるPVを1つ挙げようとおもっていて、大森靖子さんの「イミテーションガール」とどっちにしようと思ったんだけど、曲がキャッチーという事で個人的にこっち取ります。「イミテーションガール」にはミスIDの大看板である玉城ティナさんと蒼波純さんが出てるけど、あの二人はつくづく別格だよな。

女の子がただ食事してるだけのPVなのですが、ガン見してしまうのは、食べてる食事そのものが旨そうというのも大いにあります。

 

吉澤嘉代子feat/サンボマスター/ものがたりは今日はじまるの

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吉岡里帆さんが出ているPV。

制服&部屋着という無敵の映像にヤられる。

テレビを見ている時の吉岡さんの口から出てるそうめんな、あれ、卑怯だな。

ロックバンド・サンボマスターの外仕事ってあんまり知らないのだけれども、山口さんの師匠になるんだろうな、大瀧詠一さんのナイアガラサウンドを意識して作ったドリーミーな1曲を出してくるあたり、音楽大好きなのがあふれ出てるバンド・サンボマスターらしい。

 

〇never young beach/お別れの歌

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新手のイメージビデオなのかと思う位、ガン見するPV。

きっと、歌詞にある「二人だけの秘密は全部 日々に溶けたよ」の”日々”をまとめたというテイのPVだとしても、平成の青春映画の女王・小松奈々さんに制服を脱がせ、ラフな服装させやがって、おまけに俺の部屋着着せてみたという設定というのも悪質だ。衣装を担当したのが伊賀大介さんなんだけど、あー反則。そして、部屋の布団でじゃれてる彼氏役というか監督奥山由之さんなんだろうな、あー嫉妬。

それにしても、こんな歌詞を書く事のできる阿部勇馬君、滅茶苦茶イイ奴。お別れを切り出す時の焦燥感をシャウト気味に歌い表現しているんだろうけれど、上手いなぁ~、本当に優しい奴だなーと思う。

 

〇銀杏ボーイズ/ぽあだむ

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このPVで沢山の女の子たちが投げキッスする相手が、峯田(あえて敬称略)ただ一人の為なんだと思うと、ロックというのは本当に悪魔の音楽だなと思う。

それにしても、福田彩乃さんはこのPVの長澤まさみをガン見して物まねしてるとしか思えないよ。長澤さん本人には悪いが、笑ってしまう。なんだろうな、テレビに研ナオコさんが出てくると、清水アキラさんが鼻にセロテープ張って物まねする姿がオーヴァーラップする感じというのだろうか、そういう瞬間に物まね芸人の罪深さを思う。

個人的に、6:27の彼女にぐっときた。(なんでやねん)

 

 銀杏ボーイズを聴くと浮かぶんだよ。

BABY BABY

BABY BABY

 

 

雑誌のこと

オロナインを手に塗りたくる日々。

 

ども、コバチヨです。

 

■音楽雑誌を買った

 

正直、音楽雑誌を買ってきてもオワコンなものはオワコンなのはわかってるんだけど、自分のネット検索能力では面白い音楽にたどり着くのにえらい気力体力が必要だなとおもうようになったので、たとえ巻頭特集がレコード会社が大々的に売り出したいグループなどの提灯記事だろうと、ほんの数行でもいい、キラッと光る情報があればいいからという気持ちで10年ぶりくらいに音楽雑誌を購読することに決めた。

 

音楽雑誌遍歴はあんまりなくて、90年代前半はロッキングオンジャパンを購読していた。大きな判型から小さいサイズに変わった頃で、面白い2万字インタビューと電気グルーブの「メロン牧場死神は花嫁」さえ読めればよかったという、大して熱心でもない読者だったと思う。自分が年を取っても相変わらず、2万字インタビューのような、かけだしの若い人に短い人生を振り返ってもらうインタビュー記事を相変わらず様々な雑誌で読むのが大好きなんだけど、高校時代に2万字インタビューを読むのが、とても楽しみだったからなんだろうと思っている。「メロン牧場死神は花嫁」については、馬鹿笑いしすぎて死ぬので単行本は買わないことにしている。ただでさえ馬鹿笑いして周囲を困らせる位、馬鹿笑いするバカなのでやむを得ない。

高校時代後半になると、受験勉強に必要な本代がかかってしまったりして自然とロッキングオンジャパンの購読をやめてしまったのだけど、大学に落ちて浪人時代に入ると、なぜか「レコードコレクターズ」を唐突に購読し始めてしまうのだ。

理由は再発CDの方が安いし、厳選されて再発されてるのだろうからきっと失敗は少ないだろうという、なんとも堅実でもっともらしい理由とはいえ、昔の自分よ、所詮浪費は浪費なんだぜ。おまけに、当時はブラックミュージック関連の再発だとか発掘が沢山あったし、ブラックミュージック関連の特集も多かったから購読していたのだと思う。

 「ミュージックマガジン」は本の倉庫でバイトするようになってから「レコードコレクターズ」と一緒に購読するようになったのだけど、当時の「ミュージックマガジン」の独自性だったんだろう、音楽と時事批評を並列した感じが若い時分にはいまいち苦手だったのだけど、今になってやっと、なるほどなと思えるようになった

 

というわけで久々に「ミュージックマガジン」と「レコードコレクターズ」を買ってきたんだけど、中身が10年位前と変わらなくてまるで母校に久々に行ってきたみたいな気持ちになった。今なお続いている連載陣のコラムだとか、レコードダイアリーの広告など見ると、「むむ、昔の恩師がまだいるー。」という気持ちになるというのか。。。

 

ミュージックマガジン」は全員神奈川出身のバンド・サチモスの特集と2017年はこれを聴け!特集だった。

サチモスは新作アルバムがリリースされるタイミングでの特集で、メンバーへのインタビューとサチモスの今までの経歴、ディスコグラフィーが掲載されている。インタビューについては、本人たちが散々話している事を話してるだけなのかもしれないけれど。

2017年はこれを聴け!特集は15人のライターに今年聴くべき音楽について書いてもらったという特集。ここ数年、わかりやすい音楽ばかり聞いていたのが祟ってしまい、海外からリリースされてる音楽についてはほぼわからない状態だったので松永良平さんのコラム「さらに変容してゆく日本のポップ」だけしかわからなかった。個人的に名古屋のバンド・GUIROが気になった。

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疾走する変拍子にクラクラしてしまうじゃないか。

 

他の記事で気になったのは、Childish Gambinoのアルバム「awaken my love」。

ファンクアルバムなんだそうだ。ジョージ・クリントン絶賛らしい。

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 ディスクレビューで三味線弾き語りの上野茂都さんがまだ活動していることを知った。

youtubeに上がってる「ハロウィン夜曲」、じわじわくる。

弾き語りのさみしい感じとユーモアと邦楽独特の節が混ざると歌いたくなるんだ、なんとなく。

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連載だと、オリコンランキングを元に、シングルCDをレビューするコラムを今は安田謙一さんが担当しているんだな。この連載を担当する人って毎回ディス上等けんか腰のあくの強い人だったりするから非常に驚いた。その下の段のスペースも相変わらず野沢あぐむさんの演歌のコラムで、人気の演歌歌手・山内惠介さんのシングル「流転の波止場」を紹介していたんだけど、シングルがジャケット写真+カップリング曲違いで4バージョンあり、カップリング曲がいいので複数買いされられたという話が書いてあって、演歌界においてもアイドル商法の波が押し寄せていてビビった。山内さん王子っぽいもんなぁ~。

 

「レコードコレクターズ」はキング・クリムゾン80年代3部作特集と毎年恒例リイシューアルバムベスト10/5&私の収穫。 

連載はというと、私が読んでいた頃から続く連載ばかりで、自分が手に持ってるこの号は1998年2月号なのかと動揺した。

リイシューアルバムの読者が選ぶベスト10の1位は安定のビートルズだった。

ビートルズじゃないと困るというのか。。。

来月号は「ブリティッシュハードロックの誕生」特集だって、お、お手柔らかに!!

 

 

雑誌のこと

結構、書き進めたのにやり直しだなんて

 

ども、コバチヨです。

 

■今月のポパイ

「部屋とシティボーイ。」特集

というわけで、毎年恒例になっている部屋特集と、スナップ特集が1冊になっております。なんという荒業なんだ!!

 

magazineworld.jp

ファッションフォトのページで気になったのは、「ありきたりな定番服を、明日、どう着るか考えてみる」のTWOに載っているタイソン君が着ている紺のタートルネックのスウェット。公式サイトを見たら発色も良く、肌触りがよさそう。あとモンベルの靴下は高いけど、季節を問わず、いざというときに活躍する凄いやつでお世話になっています。冬の旅行でも大活躍だった。ただし、ハイキング用だしリーズナブルなウィックロンしか買わないけど。

kume.jp

webshop.montbell.jp

あと、P83~90「はじめての椅子、何を買おうか?」でモデルが着ているつぎはぎローゲージニットカーディガンの存在感が気になった。あんなカーディガンに太刀打ちできるの、火野正平さん位しか思いつかない。

あと、日本的な藍色の服はボリューム感を出さないと上手く着こなせないよね。一時期藍色のカバーオールをなんとか着こなせないかと思っていたけど、肩幅が無いし、沢山着こむのが嫌いなので全然似合わなかったのを思い出したよ。

 

p127の「今日もステューシー」の淡いピンクのスウェットがなんとなく、80年代感がして気になった。

 

対談のコーナーのホストはcero・高城さんの後を水曜日のカンパネラ・コムアイさんが担当することになったのか。

3月に日本武道館というけれど、プロジェクションマッピングとか凝った舞台演出などあんまり望まれないというのに、たった一人でどうするつもりだろう?それにしても、たった一人でよく昇りつめたもんだ。しかも、武道館まで。(脱線)

初回の対談の相手はお友達だという、きゃりーぱみゅぱみゅさん。

ソロ・アーティスト同士ながらも、いざという時にどっしり構えるきゃりーさんと、いざという時に集中する時間の必要なコムアイさんの対比が意外で面白かった。歌番組のソロ・ア-ティストの居心地の悪さみたいなのも少し話していたな。まぁ、AKBと乃木坂と三代目に囲まれたらな。。。いたたまれない。。。

 

本と読書のコーナーは、編集者の若菜晃子さん。私が一人でハイキングに行くようになったきっかけになる本を書いた人だったりする。インタビューになるとなんでこんなに毎回深いい話してくれるんだろう?この談話も深いいな。

坂口恭平さんの「ポパイ大学」は、坂口さんが常備薬にしているという”諸毒消丸”という薬を代々家族で作り続けている熊本・吉田松花堂の8代目の吉田季代(としよ)さんに吉田松花堂の歴史を聞いている。

p176~177「To Do List」の本は結構重ーいのばかり紹介してる。シティボーイはガチの読書家揃いなのかなー?

 

来月号の特集は「二十歳のとき、何をしていたか?」というけれど、頭によぎるはこういう本だ。ポパイの読み物特集は面白いので楽しみにしているよー。

 

青春漂流 (講談社文庫)

青春漂流 (講談社文庫)

 

 

 

二十歳のころ〈1〉1937‐1958―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)

二十歳のころ〈1〉1937‐1958―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)

 

 

 

二十歳のころ〈2〉1960‐2001―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)
 

 

 

というわけで、特集の事をこれから書くよ。

先ずは、部屋特集から。

自分の好きな建物の佇まいだとか、しっくりくる間取りを自分のものにできる人じゃないと、かないっこないような実例が紹介されています。

それと、仕事場が家の中にあるというのも今回の部屋特集の特徴だし、家全体の間取りイラストがあるのもとても嬉しい。

個人的にいいなと思ったのは、ポートランドのCaleb Walterさんのお家。図書館だった建物を住居にしているのだそうだ。

仕切りがあまりない家を、家具だとか、ラグ、ファブリックなどで区分けするセンスの良さ、所々に配置される小物だとかファブリックから伝わってくる家主のチャーミングさが良かった。

 

ブックインブックの「チープ・シック・インテリア」は8つのトピックが紹介されている。p69の「テーブルと椅子はどうしたらいいんだろう?」だけど、テーブルはいいとして、椅子選びが本当に悩ましい。同じもので統一するか、バラバラにするか、本当に悩ましいものだなと思う。

去年、テーブルと同じ椅子2脚を購入して使っているけれど、椅子は本当に悩ましい。最初は購入した椅子に座っていたのだが、自分はいつの間にか家に前からあるスツールにばかり座っている。椅子というのは身体に合う合わないというのもあり非常に悩ましいものなのだ。

p70~71の「器は買いやすく、いつでも買い足せるもので」のページに乗っているカトラリーや器はどいつもこいつも男らしく、存在感のあるものなのがいい。

個人的にいいなと思ったのは以下の通り、

3坂本創作の6寸深皿。まるで白い布に包まれたかのような白の刷毛使いがモダン

5直火にかけられるステレンス急須。そういう急須があるのだなぁ。

17クリサグラス。家にあるけど、頑丈だし、佇まいが謙虚なのも〇。

zozo.jp

20レノコムのペティナイフ。これからの柑橘系食べまくりシーズンにこいつを使いたくなります。

www.zakkaworks.com

 

P79の「ないなら作ってしまえ」だけど、ティッシュの空き箱で作る薬入れ、隙間収納として作ろうかな。100円ショップのビニールバッグをソファにする発想は浮かばないなー。でも写真見てみるとアリかもしれないね。

 

次にスナップ特集。

流行りのオーバーサイズですが、オーバーサイズのコートを着こなせる人にあこがれるんだ。トレーナーもあこがれる。

オーバーサイズのトレーナーなんて正直曲者アイテムだもんな。自分が来たら完全にお下がりモードになるし。

 

参考にしたいなーというのはp94~94「ジュリアン・クリンスウィックスの1週間。」。ズボンの太さ、丈が絶妙でいい。タックインも絶妙。

「可愛い女の子がする男の子っぽいスタイリング」、たしかにこんな感じ。

 

ということで、力尽きたよ、アディオス!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年のめあて

3連休さ。

 

ども、コバチヨです。

 

というわけで、今年のめあてです。

 

■外に不機嫌を見せる回数を今より減らす

 

子供のころから不機嫌がトレードマークのような人間なので、今更直しようがないけれど、なるべく減らせたらと思う。

なんで不機嫌なのかというと、自分で自分を肯定できないからなのかなと思う。

40年近く自分で自分を肯定することができなかったし、夢中になれる事に集中するしかないけれど、自己嫌悪からくる不機嫌な状態でいる時間を今よりも減らしたい。

人生において、自分はどこへ行っても嫌われ者だったけど、私が不機嫌だったから、人に不機嫌が伝わって、それが嫌悪感につながっていると、ようやく気付けるようになった。なにせ、不機嫌は人に感染するし、中には自分の不機嫌が伝わって嫌悪感へと悪化させてしまう人がいるんだから。

 

■雑談のできる人を探し回る、雑談がたくさん交わされる場に向かう

 

不機嫌を抱えて生きているような問題の人間であるし、人と話すのがとても苦手という事もあって、常時、雑談のできる人がいる状態は到底かないっこないだろう。

自分は雑談ができないし、自分から話を振るとか苦手だからだ。おまけに己の根本にあるのがユーモアではなくアイロニーの度合いが強い。正直人と話すのが怖い。

ただ、ハイキングとなると、皆非日常の世界にいるからなのか、結構フレンドリーだったりして、知らない人でも積極的に雑談をする人というのがいたりする。まぁ、年配の人が多いのだけれども。

自分もハイキングコースの分岐がわからず、困ってしまった時は、道行く人に誰彼構わず聞いてしまうし(命かかってますから)、日常では自然と出ない笑顔が自然と出てしまうのだからハイキングというのは不思議もんだ。ランニングハイというわけじゃないが、リズミカルに体を動かすというだけで、気持ちはハイになるものなのだろう。

そんなわけで、今年は、なるべくハイキングしようと思う。あと、なるべく街に出て雑談の交わされる場に出向いて、自分は雑談ができなくとも、誰かと雑談した気分になれるような時間を過ごせたらと思う。

 

■本を読む

 

毎年、めあてにしている事だ。

去年はしんどい読書をしたから、今年は気楽な読書がしたい。

気負って難しくてしんどい本なんか読まないで、池上彰さんの滅茶苦茶わかりやすい本とかお笑い芸人のエッセイとか好き勝手読みたい。

池上さんの本に関しては、現在「そうだったのか!アメリカ」を読んでいるんだけど、去年夏に読んだデヴィッド・ハルバースタム「ザ・フィフティーズ」で宗教の事だとか、人種差別の事だとか、自分が読んでいて気になったことをずばっと丁寧で明快に教えてくれる本で、池上さんたくさん本が出ても、テレビで特番をしょっちゅうやってもある程度の数字が期待できる理由がわかりました。読んでみないと実際にわからない事ってあるよね。

お笑い芸人のエッセイについては、もともとタレント本が好きな人間なのに、ここ10年我慢していたのだけれどもバシバシ読もうと思う。かつての日本文壇史の登場人物も破天荒だったけど、今はお笑い芸人だろうと、そんな気がするので。

 

 

 

 

遠くに出かけた③

またもや、旅の記録の続きです。

 

ども、コバチヨです。

 

1月1日

5時30分頃起床。

去年に引き続き、偶然にも羽鳥アナウンサーの出ている新春特番の富士山上空からの初日の出生中継の様子を気にしながら帰る支度をする。毎朝、富士山を見ながら通勤しているというのに、1日富士山を見ないとダメになる病が羽鳥さんの新春特番へとチャンネルと合わせてしまうんだろうな。そう思うことにする。

それと、去年も思ったけれど、スタジオにいる出演者が、カメラ越しの初日の出をスマートフォンのカメラ機能を使って写真を撮ってるけど、それでもありがたいものなのだろうか?本当に。

7時頃に家族が宿泊者サービスとしてもらっていた朝の飲み物サービスチケットを持ってコーヒーを貰ってきて飲んで支度をしつつ、くつろぐ。

8時に宿をチェックアウトして家に帰るべく再び車の中だ。行きはずっとCBCラジオを聴いていたのだけど、聞きたかった、つボイノリオさんの新春特番は電波が入らなくて聞けなかったのが悔やまれる。車を走らせて、大津のインターチェンジに入る前にガソリンスタンドで給油し、それから本格的なドライブ道中になる。休憩合わせて8時間位かかった。

最初に止まったサービスエリアは東名阪高速道路にある三重県・御在所だった9時過ぎ位だったか?伊勢神宮への初詣に向かう観光バスが結構あった模様。振り袖姿の女性集団だとか、スーツでびしっと決めた男性集団だとか、これぞ初詣スタイル!といわんばかりのドレスアップ姿を見かけると、伊勢神宮はまだまだドレスアップして初詣する場所なんだなと思ったわけです。10時過ぎ、次に止まったのは、伊勢湾岸自動車道にある愛知県・刈谷ハイウェイ・オアシスなる施設が併設される刈谷パーキングエリアだった。朝食のきしめんを食べた。天気が良かったのと、スマホアプリで渋滞情報を見てもそんなに渋滞箇所がなかったという事もあって、新東名から東名高速に切り替えて海沿いを帰ろうという事になる。新東名から浜松いなさジャンクションから東名高速道路方面に向かい、三日月ジャンクションで東名高速道路に切り替える。この間、ほとんど車は知ってなかったな。

11時30分頃に浜名湖サービスエリアで休憩する。公園があって、ベンチで日向ぼっこする。東海道線浜名湖を超えることはあったけど、浜名湖畔でぼんやりしたのは初めてだったな。それ以降はひたすら静岡県シリーズで、個人的に良かったのは13時台に休憩した日本平パーキングエリアからの富士山の眺めはまるで絵画でも見てるかのような眺めでとても嬉しかったな。

沼津からは一般道で帰ったんだけど、いつもは大して混んでいない三島市にあるスカイウォークが人でごった返しているのを見て、三島神社の人気って本物なんだと夏場にしか三島神社に行かない自分には意外な発見だった。明かに三島神社帰りの人だったもの。というわけで16時に帰宅したんだけど、慣れない旅がたたってしまったのか3が日は草臥れて寝正月だったんだ。

 

というわけで、今年もぼちぼち書いていくつもりだ。

(おわり)